2004年10月19日

『三段合格の手筋 150 題』 日本棋院

三段合格の手筋 150 題』 囲碁文庫 日本棋院

いや〜、これ、『ひと目の手筋』をやり終えた直後なんかにやったらびっくりするだろうな(笑)。

結構難しいんです、この本。しかも第一章の「序、中盤に生じる手筋」が難しい。これを見たら怖くて三段なんかとは碁が打てなくなるでしょう。たとえば、

三段合格の手筋
【 序・中盤の手筋 】

この問題が二問目。いや、こういう形式の手筋問題に慣れていればさほど違和感はないでしょう。でも『ひと目の手筋』をやったばかりの人がみたらびっくりしますよ、これ。何をどうすればいいのか全くとっかかりがない(苦笑)。

問題のヒントは以下。

置き碁でたまに生じる形です。

黒1のボウシは右辺側を重視する攻め方。対する白2、4のツケノビはウソ手です。

しかしそれをとがめる手段を知らないと、白が堂々の進出になるので、きっちり白をいじめ困らせましょう。

【2分で初段】

どうですか? いったい何をやれば良いのかわかりますか(笑)? 回答は白4の二路下。その回答を知って「ああ、なるほど」と思える方は本書を読む資格があります(^^)。


この本、上に挙げた問題が2問目ということからもおわかりいただけるように、結構難しい問題が多いんですね。

でも実は。本書で一番難しいのは実は第一章。第二章は「石取りと攻め合いの手筋」、第三章「ヨセに関する手筋」なんですが、第一章と違ってやることが明白なので、問題もとっつきやすい。

たとえば。

三段合格の手筋
【 石取りと攻め合いの手筋 】

これは【2分で二段】だけど、これなら二段なくてもノーヒント、ノータイム。第一章の問題とはずいぶん難易度に差があるんです。

本書、第一章は結構難しいと思うんですが、「へ〜」という気付きには使えます。第二章以降は普通の問題集として使えます。

一応「有段者〜」のカテゴリにて推薦させて頂きます(^^)。

投稿者 前田博明 : 2004年10月19日 16:00 | トラックバック
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