実は私、職業ライターでもあるんですよね。
私の場合、ライターという職業の面白さを「生み出す」ところではなく「他の分野と協調できる」ところに感じています。
昨日久しぶりに電話をかけてきた照明デザイナ。「あのね。私、もうすぐ開始する展示会の紹介文みたいなのを書かなくちゃいけないんだけど、ちょっと見てくれる?」。「えと、どのくらいまでに見ておけばいいですか?」と尋ねると「4時20分に出さなくちゃいけないの」と言う彼女の言葉に時計を見ると既に4時(笑)。
「あはは。では見てみますから送ってください」と送ってもらって、まずはとりあえず体裁を整えて送り返す。
折り返しの電話。「あのね、私ここでは○○ということを表現したかったんだけど…」。あ、ならばここをこう直しましょう。「それであなた、この単語意味わからずに私の文章からだけ作ってるでしょう?」。笑。そう、何でも専門世界には意味のわかんない単語があるもんだ(^^;。
「うん。そうなんだけど、どういう意味?」。
そんなこんなで電話であーだこーだ話しながら文章を再構成。彼女がふと漏らした言葉で「あ、そういうことならここの表現を直した方がいいです!」とか。
なんかね。ライターってのはこういうのが楽しい。「こういうの」ってのは、簡単に言ってしまうと、異業種の人と刺激しあえるところ。
私は彼女のおかげで世の中に「照明デザイン」という仕事があることを知って、それからそれなりに興味を持ってる。でもプロとは程遠いわけだから、まあ言ってみればわかんないことだらけ。そんな彼女が「ああ、あいつライターだったわね」ということで信頼してくれて文章を作らせる。彼女のコンセプトを聞いてそれを文章にまとめると、今度は彼女が「なかなかいいじゃない」なんて言ってくれる(^^)。
「仕事」なんだけど、ライターの仕事ってのはたいてい勉強になることが多くて、なんだか「一方的に得した」感じがするよね(爆)。
そういう面白い職業のライター。一時は「専業ライター」になろうかとも思ったんだけど、自分に他の「専門分野」があった方が面白いんだよね。それに私が専門としている IT 系というのも、ちょっとライターに似たところがある。
うまく言えないんだけど、IT 屋もライターも。「こちらの提供するものが主ではなく、あくまでも客側の業務が主」ってところかな。
いや〜、ばたばたしましたけれども、とても楽しい時間を過ごさせていただきました>照明デザイナ。
でも、できることなら、誠に僭越なお願いかもしれませんが。もうちょっとだけ時間に余裕がある状態で依頼を受けたいですね(笑)。今後ともよろしくお願いします(^^)。
投稿者 前田博明 : 2004年10月05日 10:30 | トラックバック