「田臥」と言って何人の方がわかるのかなぁ。最近は CM にも出てるから結構メジャーなのかな?
そう、日本人初の NBA 入りを目指しているポイントガード。「SLAM DUNK」の「山王」のモデルとなった能代工業出身の選手ですね。
私は彼が高校三年生のときのウィンター・カップ(高校バスケットの全国大会)、全試合観戦していました。
当時の田臥人気は凄かったですね。彼の出る試合は体育館がほぼ満席になる。いや、立ち見もむちゃくちゃ集まっていたので「ほぼ」じゃないな。とにかく凄い人気でした。
当時の能代は「出れば勝ち」。その点も多く人気を集めたんでしょう。プレイとしても見所満載で、たとえばバスケ部の部員ですら知らない人もいる「5秒ルール」を実際の試合で見ることができた。
5秒ルールってのは、ボールを持って何もしないで5秒経過するとバイオレーションになってしまうというルール。ドリブルするなりパスするなりすれば5秒ルールにはひっかからない。でも能代のあまりのディフェンスのすごさに、パスもドリブルもできなくていたずらに5秒が過ぎてしまうなんてのがあったんだよね。あれは正直鳥肌が立ったなぁ。
ただ、当時の能代は「スピード」が売りで、まあそれはそれで凄いんだけど、「単純なスピードアップ」になってしまっていたのがちょっと不満でした。バスケットってのはものすごくシステマティックなスポーツですから、単にプレイをスピードアップしてもつまんないんですよね。もっと「システム」を楽しませてくれないと。
その田臥。高校を卒業してすぐに NBA を目指すと言って留学か何かしたんだけど、気づいたら JBL のチーム(トヨタだったかな?)に入ってた。
JBL って見たことある人はわかると思うけど、たいがい「緩い」んですよね。「プロ化だ〜」とか騒いでいた時期だったけど、選手もしょっちゅうあまりに明らかな手抜きやってたりするし、バスケットを単純なショーみたいに思ってプレイしてる人がいたり。
田臥もそんな中で埋もれていくのかと思ってた。
でも田臥。1年で JBL チームから出て行っちゃいましたね。まあ日本でバスケなんかやってても金にならないという理由もあったのかもしれないけれど、私としては「緩さ」に耐えかねたんだと思いたい。
鶏か卵かしらないけれど、「プロ化」云々言う前に、観客が「緩さ」を意識するような試合をしないで欲しいんだよね>JBL。
今日のうちのサイドバーを見ると、「田臥は2得点、2アシスト NBAプレシーズンマッチ」と書いてある。
サッカーと違って得点は1試合に100点近く入る競技なので「2得点2アシスト」ってのはぜんぜん評価基準にならない数字。でも出場時間は 10 分。10 分の中でそれだけ働いたのなら「おや、なぜあいつもうちょっと出なかったのかな?」と印象に残った可能性もある。
「SLAM DUNK」ってね。本当かウソかはしらないけれど、一応「日本のバスケットの人気工場のために」という名目で書かれたんだよね。
まあ確かに中学・高校でのバスケット人気は上がった。でも社会人バスケットって「え、そんなのやってるの?」って人が相変わらずほとんどだし、結局 SLAM DUNK は、ロドマンやジョーダンの活躍する NBA 人気を高めることになったんだよね。
田臥も。せっかく一度 JBL を経験してそこを出て行ったんだから、ホンマモンのバスケットプレイヤーになって欲しい。そして(すごく遠い道のりだけど)JBL にその「緩さ」を自覚させて欲しい。そうすれば私たちはすぐ近くの代々木体育館に行くだけですごく面白いバスケットが見られるようになるかもしれないんだから。
# 女子のバスケット(WJBL)はかなり面白いんだけどね。
そんな理由で応援されるのは遺憾かもしれないけれど、私は田臥を応援しています(^^)。
投稿者 前田博明 : 2004年10月29日 17:00 | トラックバック遅ればせながらチョットコメント。
私も応援してます。あの巨大なバスケットメンバーの中で小柄な彼が走り去っていく姿、小気味よいパスを是非見たいものです。よく大柄な人より小柄な人の方がすばしっこくて小回りが利く、、といわれますが、バスケットに関していえば、大柄で、早くて すばしっこいひとがNBAプロになっています。(特殊センターはのぞく)そしてゴールが上の方にあるんだからちびっ子にとっては不利な条件がそろいすぎ。そんな中 、田臥勇太173のちからが発揮できる姿がを期待します。
最近ちょっと人気薄になりつつあるNBA.その話題つくりの採用(日本人選手の活躍ぶりとマネー人気のお手本を見ての)という伏線があったとしても、跳ね返す
力を見せてほしい。だってあのバークレーがいたチームのPGなんだから。
(急にうるうるしてる)応援してますとも
久しぶりにコメントありがたふ!
田臥、残りましたね。いやあ、すごいことだよ。やまゆさんが言うように、「小さいからすばしこい」ってのは NBA にはぜんぜん当てはまらなくて、田臥は本当に「凄いバスケットマン」なんだよね。
これできっと最近低調気味(確かに)のNBA放送もまた活気を取り戻して、そして日本のバスケットに着目(注目、とは言わない)する人も増えるでしょう。
日本のバスケットはぜひとも良い刺激を受けてほしいものだと思います。
Posted by: まえだ : 2004年11月03日 01:29開幕楽しみですね。
NBAバスケットでいえば田臥は身長的例外(不利)の選手。フェニックスサンズは他にも例外をとっています。そう、有名なバークレー。彼の例外は体重。やはり大学時代から注目の選手であったのですがその注目度は「ピザを何枚食べられるか?とかいう実演に始まり、「あんなデブはは走れるはずは無い」といわれてたそうです。顔も態度もヒールなのに本当はまじめな正直な田舎者でありましたとか。
そういえばマイケルジョーダンも「ちびでやせっぽち」でしたよね。。。
いやあ、ともあれたのしみ!