昨日は馬鹿みたいに青空文庫の寺田寅彦で盛り上がってしまいました(^^;。盛り上がりまくって、他の人にも読め読めと勧めたんだけど、やっぱり言われるのが「テキストエディタなどで本を読むのは辛い」ってこと。
だからさ〜。言ってんじゃんか。電子本リーダがあるんだって(昨日の記事参照。縦書きはもちろん、ルビをきちんと表示することのできるリーダがたくさんあるんだからテキストエディタなんかで読む必要はないんだよね。
ちなみに私の愛用する azur で寺田寅彦の『科学者とあたま』を表示すると以下の感じ。
あ、キャプチャする場所を失敗してルビがどんな具合に表示されるかわかんないな(^^;。まぁ、ルビは「本」のように、ルビを振る対象文字の右横に表示されます。
で、私がとても便利だと思ってるのが「栞」機能なんですよね(電子ブックリーダなら azur に限らず栞機能は付いてることが多い)。上の図は「栞」メニューを開いているところ。見てわかるように、使い方によっちゃあ読了済みの本のリストみたいな使い方ができる(まあそのためには「栞」に階層メニューを実装して欲しいけど)。
さらに便利なことに、azur は、オンラインで公開されている電子ブックを、オンラインのまま表示することができる。つまり URL を指定することで、そのまんま画面に文章を表示できるんですよね。だからいちいちデータをダウンロードする必要はない。で、栞に登録してある本には瞬時に移動することができるし。
論文なんかを書いた経験のある人はとってもよくわかるけど、「この部分を後で引用しよう」と思う場合、従来の書籍データだとむちゃくちゃ大変だったんですよね。
まず引用したい箇所に付箋なんかを貼り付けて場所がわかるようにする。そして本を閉じている際に、その付箋が「何のための付箋なのか」がわかるように、付箋の端っこに「漱石の俳句についての見解」なんて見出しを付けておく。そしてさらに実際に論文を書く際には、必要な箇所を探し出して、それを自分の論文に一言一句間違えないように移し替えなくちゃいけなかった。膨大な本を参照するときなんかは、参考文献の「どれか」に必要とするデータがあることはわかっていても、その文献がいったい「どれなのか」がわかんなくなったりもする。
もし参考文献も電子ブックで完結するのであれば(まあそんなことは考えられないけれど)、引用なんかに関する作業がむちゃくちゃ楽になる。さらにオンラインで公開されているのであれば、論文執筆者の引用部分の原点に即座にあたることができる。
いや、実は。こういうことはもう何年も前からできるようになってる。そういう環境が整ってるから、逆にオンラインテキストがどんどん普及してる。でも、なんか相変わらず「テキストエディタで見るのは疲れる」なんて人があんまり多いのでネットおたく(?)な私はがっかり。
これだけのことができるのなら、場合によっては「本でないことのデメリット」を補って余りあると思いませんか。
あはは。なんか熱くなっちゃってるけど>自分。
私の世代、ちょうど「個人用ワープロ」なんかが「入手可能」になってきた世代。初めてワープロ専用機なんてものを買ったときから、文書を電子的に管理することにすごく興味を持ったりした。たとえそのワープロが8文字×3行表示とかのワープロだったとしてもね(笑)。
だから、そういう分野ですごく便利なものがあるのに「ルビすら表示できないのにさ」なんて理不尽なことを言われると、つい熱くなっちゃうんだよね(^^;。
だ〜。私、馬鹿なんですよね。よく知ってる。やり始めると止まらない(笑)。今日も「寺田寅彦の誕生日〜」なんてはしゃいでいて、それがまだ続いてる(苦笑)。
で、次に読んだのは『科学者とあたま』という文章。読んでみて思い出したんだけど、この文章、中学のときの模試に出てきた文章だ。当時もどこかで原文にあたったはずなんだけど、忘れてた。
頭のいい人は、言わば富士のすそ野まで来て、そこから頂上をながめただけで、それで富士の全体をのみ込んで東京へ引き返すという心配がある。富士はやはり登ってみなければわからない。
という文章が印象的だったんだよね。文章全体では「科学者ってのはあたまが良くないとダメだけど、良すぎて『きっとこの研究はなんの役にも立たない』なんて見通しがたってしまうようじゃだめ」なんて感じの文章。
「いや、でもさ。その『ダメだ』という見通しが誤っているのなら、その科学者のあたまはさほど良くないんじゃないの?」なんて思いつつ読んだら文末にちゃんとオチがついてる。
この老科学者の世迷い言を読んで不快に感ずる人はきっとうらやむべきすぐれた頭のいい学者であろう。またこれを読んで会心の笑(え)みをもらす人は、またきっとうらやむべく頭の悪い立派な科学者であろう。これを読んで何事をも考えない人はおそらく科学の世界に縁のない科学教育者か科学商人の類であろうと思われる。
模試に出された文章は部分だけだったんだけど、「なんかあの文章気に入らないな」と思いつつ、オリジナルに当たってみたときは「げ。やられた」と思いましたね(^^;。以来「寺田寅彦ってなかなかやるぞ」(馬鹿(笑))なんて。
今読み返してみて。なんか「囲碁」にも通じる文章でしたよ。私は「理論派」を標榜してるけど、だからゆえに「あり得ないと思われる可能性のある手」に対する恐怖感がすごく強かった。ウワテに無理な打ち込みをして、それを悪夢として三ヶ月間見続けた。そういう態度は、本文章の中で寺田寅彦が「頭が良すぎる」と揶揄しているタイプなんでしょうね(^^;。いや、今はそういうところから抜け出せたつもりでいるけどね。
寺田寅彦お誕生日記念ということで(?)、もう1つ、青空文庫の寺田寅彦を読んでみた。『わが中学時代の勉強法』。「中学」と行っても昔の学制下の話。入試や落第があったり飛び級があったりで、今の中学とは違う(私は昔の学制がぜんぜんわかりません…)。
この文章は、何か特別な随想とかを書いているんではなく、本当に「中学時代の勉強法」を書いたもの。寺田寅彦の「時代」を知るのに参考になるかな。
自分の思い出と重ねて面白かったのは「従って自分の用いた教科書は誠にきたない、鉛筆の抜き書き、図解の絵などでいっぱいによごれている」という部分。
私も中学時代(私は新制の中学。否、念のために書いておくんだけど(^^;)は(結構学校にはちゃんと行ってたので)、授業の内容なんかを教科書に書き込むことが多かった。必要な部分をノートに写しだして、ってのは効率的じゃないように感じてたからかな。あと、教科書がずんずん汚れていくのは、なんとなく「勉強してるぞっ」という気になって嬉しかったなんてこともある(^^;。
ただ。何度も書いてるように、私の通っていた中学校は、地元の塾からも問題視される(うちの中学校の生徒お断りの塾が多かった)学校。先生もとにかくレベルの低い人が多くて、それが「問題児が多い」という事実と相俟って、とにかく画一的な指導に終始してた。
そして、その中学校の中でははみ出しものだった私。教師たちは私の「教科書に書き込む」というスタイルがなんか気に入らなかったらしい。まあ「前田が気に入らない」ということから、私のやることが気に入らなかっただけなんでしょうけどね。
で、教師たちは「ノート提出」の義務を課して、教師が授業中に板書していたことがノートに書かれていないと通知票の評点から減点するなんてことをやり始めた。しょうがないので私は教科書に書き込んだ内容を、整理してノートに書き込むなんてことをしてた(今にして思えばなかなか従順じゃないか、俺(笑))。すると今度は教師たち。教科書の提出義務を課して「落書き」(教科書に書き込まれたものはすべて落書き)として、やはり減点するなんてことを始めた。
いやあ、それにしても立派な教師たちだったな>あの中学校。
生徒に間違いを指摘されて激昂し、以来生徒を目の敵にする英語教師。「金八」の真似事をして、自分の「金八」ぶりを評価しない生徒を排除しようとする数学教師。生徒を挑発して生徒が口答えするとビンタくらわして、生徒が殴り返すと警察を呼ぶと騒ぎまくる理科教師。生徒に課題をやらせながら教室のストーブの側で編み物をして、ストーブに近づきすぎて髪を焦がし、さらに「先生くせーよ」なんてことを言った生徒を教室から追い出した美術教師。「地元」じゃない高校を受験しようとすると「俺は内申書を書かない」と言い放った担任とか。
まあそんな教師たちがいてくれたおかげで、「こんな奴らに教わるなんてできっこない」と自主独立の精神が育まれたんだな(苦笑)。高校も似たような感じの高校だった。おかげで学校はギリギリでさぼりながらも、三年間駿台に通い続ける気力が湧いた(笑)。
たまに「中高が楽しかった」という人がいるとすごく羨ましい。私は「貴重な体験」はしたけれど、中高で「教育」は受けてないと思ってます。あの立派な教師たちは、まだご立派な教師を続けているのかな…
と、いうわけで、寺田寅彦の『俳諧の本質的概論』を読みました。いや〜、これ、むちゃくちゃ面白い。初出は 1932 年の「俳句講座」とのことだけど、今読んでも普通に読めますね。
私は俳句とは妙な縁があって、大学入試のときの英語の問題が俳句だった(苦笑)。なんか長文問題に、単語を羅列したモノが載っていて「これは米国人の書いた俳句です」と。わけわかんないハイクで、「えめぇ、日本語もできねえくせに余計なことすんじゃねえよっ!」なんて、入試中にも関わらず怒ってたなぁ(笑)。
その後私は、文学部の授業なんかに潜ったりしてたんですが、ある現代詩の先生の課題で「俳句と写真芸術の類似性について」なんてレポートを書いたことがありました。ぐだぐだと下らない心象を書き綴るのではなく、ばっさりとある瞬間を切り取って読者に提示する様子が「写真」に似ているでしょう?
この寺田寅彦の『俳諧の本質的概論』においても、俳句と他芸術とのアナロジーがいろいろ書かれてる。たとえば映画との類似性を「俳諧がカッティングの芸術であり、モンタージュの芸術である」なんて風に表現してる。
寺田寅彦は岩波文庫から『寺田寅彦随筆集』なんてのが出てて、岩波文庫をほとんど網羅してる(はずの(苦笑))私はいろいろと読んでるはずなんだけど、本文は記憶になかったな。
ホント、面白い文章でした。
うちのサイドバーによると(^^;、今日は寺田寅彦の誕生日。
寺田寅彦と言えば理学博士にして漱石の弟子。数々のエッセイも面白いモノが多く、まるで日本のファインマンみたいな人。
「あ、そう言えば青空文庫にもあるはずだよな」と見てみれば、当然ありました。なんかいろんな人のブログを見てると、最近青空文庫を知って「ルビとかが読みにくい」とか「横書きはちょっと」なんて言ってる人がいるけど、使ってる環境に応じたリーダがあるはず。たとえばウィンドウズ環境なら、「ダウンロード > Windows > ユーティリティ > テキストファイル用 > テキスト表示」なんかにも置いてある。私は結局青空文庫のトップでも紹介されている azur を購入しちゃいましたけどね。
で、青空文庫に掲載されてる寺田寅彦の文書も良いんだけど、寺田寅彦初心者の方(?)にお勧めは『帝都物語』(荒俣宏)がすっごくお勧め。「帝都物語」っていうと、映画の方を思い出して「あのノリはちょっと…」と思う人も多いと思うんだけど(私も映画はあまり好きじゃない)、小説の方は名作ですよ〜。荒俣宏と言えば、ちょっと「それは趣味の世界に入り込みすぎでは…」なんて「オ」な世界も持つ人だけど、この『帝都物語』は純粋に面白い。ちょっと長くて、最初は世界に入り込むのが難しいかもしれないけど、読み出すともう止まらない。出てくる登場人物(寺田寅彦も出てくるんです)について資料なんかあさり始めると、一気に数百冊の「読みたい本リスト」ができあがっちゃう(笑)。
但し。『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』(松本哉)って本だけは間違っても買わない方がいい(苦笑)。なんか著者が勝手に入り込んで「寺田寅彦っていーよねっ!」と言い続けてるだけの本な感じ。
これから迎える年末年始。『帝都物語』と「寺田寅彦」をテーマにすると、きっと「なんで年末年始は下らないテレビしかねーんだよ」なんてことを言う暇もなく、充実した時間を過ごすことができますよ(^^)。
「誰?」とか思ったけど、丁度いま退屈していたので返信をしちゃいました!
(間違いメールなんか滅多に来るもんじゃないし)
う〜ん、誰に送るつもりだったのかな?頑張ってね〜
彼氏と別れたばかりってのが当たってたから、少しドキッとしちゃいましたが(汗)
ちなみに私は23歳だけど、よかったら何歳なのか教えて下さいね〜!
きたきた(笑)。いろんな人のところに来てると言う日本語スパム(^^;。なんか私は日本語スパムに縁遠くって、くるのはバイアグラやらノゾキさいとの英語版ばかり。「ふ〜ん、日本語のってのも面白そうじゃん?」と、ちょっとだけ他人が羨ましかったんだよね(爆)。
それにしてもこれ、会社の info アカウントに届いてたぞ(^^;。送るにしても考えないとね>スパマー氏。
いえね。今日は秩父宮で筑波大学と帝京大学の試合。ここ数年この両者のゲームを見てないんですけど、どちらも十年のスパンで徐々に力を付けてきたチーム。年間 100 試合の生観戦をしている頃は、この両者のゲームというのは楽しみにしてました。
「う〜ん、明日は筑波対帝京だぞ。秩父宮だし見に行こうかな?」と思った私。で、関東ラグビーフットボール協会のウェブを確認すると、試合は12時から。ラグビーはたいてい 14:00 キックオフ。二試合あるときだけ、片方が12時くらいからの開始になる。
「おお、2試合あるのか。じゃあ余計においしいかもしれない。見に行こう!」と盛り上がったところでもうひとつのカードを確認すると関東学院−法政。が〜ん。この両チーム、一応「リーグ戦グループ」の方で優勝を争ってる。ってことは秩父宮は大混雑になりそう。私は「サポーター」的群衆が大の苦手…
ってなわけで生観戦を断念。「取り敢えずテレビ観戦でもするか。二試合目しか放送しないけど」。
で、今。私はテレビ観戦中なわけなんですが… まず、秩父宮がとても空いてる(^^;。行けば良かった〜。加えて。テレビ中継してる試合のレベルが低すぎる(^^;。
どちらも日本代表の選手などがいるので、個々のレベルは高いはずなんだけど、チームとしての意思疎通がなく、ディフェンスできない&組織によるアタックがない。こういうラグビー、最も嫌悪するラグビーなんですよねえ。
「あ〜あ、見に行って1試合目だけ見て帰れば良かったのかな」。そう思いつつ1試合目の結果を確認すると… 46対0で帝京の勝ちだったそうで(^^;。どちらかと言えば筑波モチな私は行かなくてよかったのか(笑)。
大学ラグビーは。もうすぐ各グループにわかれての試合が終わり、全国大学選手権に突入します。ぱらぱらと見る限り、早稲田と「ラグビー」を戦えるチームはなさそうな感じですね。。。今年の早稲田の強さは非常に面白く感じるものの、他にも同じレベルの「ラグビー」ができる大学があった方がいろいろと面白いんですが。
「ラグビー大好き」を公言している私ですが、今年の選手権を見に行くことはなさそうだな、なんか。ちょっと残念な思いを強くしたラグビー観戦でした。
BUBI さんとこの記事に、「クリスマスひとりで見るのに適した映画は?」というお題が出てた。まるで @nifty の「トラックバック野郎」みたいだな(^^;。食い付きやすいお題が出てくる(^^;。
みゅ〜。「クリスマス」という縛りだけなら「アメリ」とかもいいよね〜。でもクリスマスにひとりで「アメリ」だと切なくなっちゃうか(^^;。あ、そうだ! アメリとちょっと同じ臭いのする映画「猫が行方不明」はどう? これ、結構楽しくなりますよ〜(^^)。
Amazon のレビューによれば、
パリ、バスティーユ界隈に暮らすメイクアップアーティストのクロエ(ギャランス・クラヴェル)は、愛猫グリグリを近所に住む猫好きのマダム・ルネに預け、3 年ぶりにバカンスを取る。ひとりぼっちの休暇を終えて帰ると、グリグリが行方不明に!なりふりかまわずグリグリを探すクロエに、ご近所の猫好きな老人たちやちょっととぼけた移民青年が手を貸して、大捜索が始まった。
愛猫を探すうちに、さまざまな年齢、職業、人種の人々が片寄せあうご近所ネットワークにかかわっていくクロエ。これまではただすれ違うだけだったお隣さんが、生きた人間としてかかわっていくうちに、頑ななクロエの心が柔らかくなっていく。気持ちが変わると、見えてくる風景が変わってくる。そんな心の動きを生き生きとしたパリの空気をと重ね合わせて活写していく。味のあるキャラのマダム・ルネは、実際に監督のガールフレンドの猫を行方不明にさせ張本人で、このことが本作の元になったとか。1996年、ベルリン国際映画祭国際批評家協会賞受賞作。
そうそう、そんな作品だった。名前もカワイイでしょ、グリグリ。私なんかは「クロエ」の名前に往年の強かったジャイアンツを思い出してしまうわけですが(爆)。
あるいはもっと「オバカ」なのが良いとすると、森田芳光の「バカヤロー」なんか凄くお勧めなんだけど、残念ながら DVD、ないみたいですよね〜。森田の良い作品(「の・ようなもの」等)はなんか DVD ないですよねえ。ちょっと問題シーンが多すぎるからなのかな。いや、私の探し方が悪いだけかもしれないけど…。
「もちょっとクリスマスらしく華やかなのないの?」ってことなら、「コーラスライン」なんてどうよ! 話題のミュージカルのリメイクなんだけど、大昔見てかなり面白かったよ。
ブロードウェイで6136回という上演記録を残した、傑作ミュージカルの映画化。新作ミュージカルのバックダンサーを選ぶオーディションで、予備審査で残った17人のダンサーが、演出家を前に自分自身を吐露していく。
というような作品。同じようなストーリー(?)なら「オール・ザット・ジャズ」なんかは言うまでもない名作なんだけど、ちょっと「クリスマス」には重いかもしれない(^^;。
「もうちょっとさ〜。ほのぼのしたやつ、ないの?」なんて話なら「異人たちとの夏」もなかなかお勧め。片岡鶴太郎や風間杜夫が良い味出してるんですよ。
そうそうっ! 「異人たちとの夏」で思い出したんだけど(なんで(^^;?)、日本の誇る天才・忌野清志郎が出演してる「チキン・ハート」もいいよね。私、自分以外のことを滅多に天才と言いませんけど(爆)、忌野清志郎は天才だよなあ(ちょっと先日の選挙番組出演はイヤだったけど)。
と、こんなん出てまいりました(^^)。いかがだったでしょうか。皆さんのお薦め「クリスマスにひとりで見る映画」はなんでしょうか(^^)。
昨日は、囲碁雑考 RETURNS やこちらでもお世話になっているへぼたろさんと1日を一緒に過ごしました(爆)。
「私たち、同じくらいに馬鹿だなぁ」と盛り上がったのが午前中のお茶の時間。へぼたろさんが「これ、凄いんですよ」と、ものすげービッグウェイブなサーフィン動画を見せてくれた。
「おおおおっ。これ、ナイアガラ瀑布みたいだね!」と言って即座に思った。「そうだ、コバピに『ナイアガラバクフ』を知ってるかと聞いてみようよ!」。「コバピはきっと『そんな幕府がなかったことくらい、いくら私でも知ってます!』とか言うよ、きっと」なんて話題で大盛り上がり。いや〜、二人の時間でも、二人とも考えてるのはコバピのことなんだなぁ(爆々)。
で、ハッピー・マンデー教室に行って、さっそくコバピに聞いてみましたよ。「なぁ、コバピ、ナイアガラバクフって知ってるかい?」。
コバピの表情が良かったなあ。瞬間、写真に残しておきたかった。コバピはいつも私たちにいぢめられてるので、最初から表情が怯えてる。
「この二人、また私をネタにしようとしてるのね! いったい私は今度は何をして笑われるのかしら(;_;)」。
そんな表情を浮かべつつもコバピは考える。「え、なに? バクフ? バクフってのはあれよね。『徳川幕府』とかそんなやつよね。つまりは日本のものだわっ。ってことは『ナイアガラ幕府』なんてのがあったわけがない。この二人のことだから、どういう方向からネタにしようとしてんのかよくわからないけれど、とにかく『ナイアガラ幕府』なんてものがないことは間違いないわっ!」。
コバピは怯えつつも、やや自信ありそうな表情で答えた。「そんなバクフ知りません」。回答を受けていんけんな私と、コバピいぢりにも慣れてきたへぼたろさん大爆笑。
いやぁ、愛されてるね>コバピ。それだけ人に愛されてる人も珍しいよ。またぼくたちを愉しませておくれね(^^;。
青空文庫にこの16日に登録された『トロッコ』を読みました。これ、模試にも出てきたことがあるし、かなりメジャーな作品ですよね。
今回読み終えて印象に残ったのは、暗くなってきた中を主人公の良平が急ぎ家に戻るシーン。このシーンに描かれている「暗くなる」ことの「恐怖」。良平は「「命さえ助かれば―」なんてことを思うほど恐怖に駆られてるわけだけど、この「恐怖」って今やほとんど通じないのかな。
たとえば私の小学生時代は大分県の杵築市という田舎でした。小学校に行くのも山の中の獣道みたいな道を通って行ってたものなあ(^^;。で、昔のことだし、田舎でもあることだし、暗くなると町が本当に暗い。
親に黙って自転車で遠出をして、そして帰りがうっかり「闇の中」なんてことになると、本当に怖くて怖くてしょうがなかった。「ああ、俺はなんて馬鹿なことをしてしまったんだ」と思う気持ちが、「彼は若い二人の土工に、取って附けたような御時宜(おじぎ)をすると、どんどん線路伝いに走り出した」なんて気持ちに重なるんだよな。
先日、ビートたけしの「座頭市」を見ているときにも思ったんだけど、私の時代ないし地域には「恐怖としての闇」みたいなのがあったんですよね。私の実家は奄美大島にあるわけですが、彼の地では比較的最近まで「実用の道具」として提灯が使われていたし(提灯がないと夜道は歩けない)。
残念ながら青空文庫には収録されてないみたいだけど、谷崎の『陰影礼賛』なんかにも思いを馳せてしまう作品でした。
ちょっと結びの1行が気に入らない作品なんですけどね。なんか中学生の模試あたりに出題されそうな文ですよね(^^;。
が〜ん。なんで誰も言ってくれないんだろう(^^;。
本ページの右下〜の方に掲載している青空文庫の新着情報。テスト版のままにしていて、正しく青空文庫の図書カードにリンクされていませんでした。おまけにキャッシュを使わない設定にもなってたから、このページが表示されるたびに青空文庫のサイトにアクセスにいっちゃってた。どもすみませんでした>青空文庫。
今はもう大丈夫なはず。キャッシュは 10 時間毎に更新される設定になっています(^^)。
いや、「はやりものとしての」という言葉で FireFox を貶してるわけじゃないです。「俺もはやりものを使っちゃってるなぁ」という自戒の意味で。
でさ。FireFox の正式版が登場してから、ブログなんかでもすごく盛り上がってるんだけど、なんか「FireFox すばらしい!」論にチープなのが多くって「なにゆーとんじゃ(^^;?」なんて思ったりしませんか。
「タブブラウザってこんなに便利だったのか!」って、Netscape(私のこれまでのデフォルトブラウザ)だってタブブラウザじゃんね。IE のエンジンを使ってるタブブラウザもあったみたいだし、さらに言うなら goo RSS リーダだって IE ベースのタブブラウザだわな。
「拡張機能が便利!」って、それも Netscape 時代からいろんな機能拡張があったよね(FireFox と共通で使えるものも多い)。
「描画が早い!」ってのは「そっか〜?」という感じ。まあそれはマシン環境によっても大いに変わってくることだから、早いと体感する人がいるなら早いんだろうけど。
「ライブブックマークが便利!」って意見もある。これも私はすっごく疑問。「おおっ、ライブブックマークっての便利そうだな!」と使ってみたけど、2サイト登録して速攻で RSS リーダのプラグインを探しにいったもんな。
いやね、「凄いっ」って感じたら盛り上がればいいんだけどさ、なんか他の選択肢を見ないチープな盛り上がりって、対立派(笑)に「おめーら、そんなことで盛り上がってんのかよ」とか言われちゃうよね。
今の私の FireFox 環境。へぼたろさんのお勧めで Sage っていう RSS リーダと、Sage への一発 RSS 登録を可能にする LiveLines、それからパネルを別窓化する Ez Sidebar ってのを入れてます。この環境よりも「ライブブックマークが便利!」なんて思う人はいないと思うんだけどな…。
で、以前書いた「goo RSS リーダ」にある「キーワード」の指定。これは取り敢えず未来検索を Sage に登録することで仮対応。未来検索でキーワードに指定してるのは「青空文庫」とか「囲碁」とか。
あ、そうそう。私の環境では Ez Sidebar を入れているせいかどうか、未来検索の RSS フィードを LiveLines では登録できません。URL をコピーして登録してやれば問題ないんだけどね。「登録できねーよ」という人も諦めず頑張ってください(^^)。
もともと Netscape 派だったんで、使い勝手も Netscape と変化せず、「ま、変わらないんなら旬に盛り上がってる FireFox にしておこうか」って感じで FireFox を使っている私なのでした(^^;。
英語版の Yahoo! News、興味のあるトピックスを RSS リーダで拾ってるんですが…
Japan Internet Love-Story Bestseller with a Twist って記事が出てましたね。もちろんこれは話題の『電車男』の話。
私は『電車男』を読んだことがないんだけど、この記事では『電車男』を「You've Got Mail」と比較してたりする。『電車男』って本が話題になってるよ、とは聞いてたんだけど、これは一度読んでおかなくちゃいけないかな(^^;。
うちのサイトでもサイドバーに利用させて頂いていた青空文庫の RSS フィードがいろんな理由で更新されなくなってしまったらしい(記事参照)。
私は今朝になって、自分のページ(このページ)のサイドバーを見て青空文庫のタイトルが表示されてないことに気付いた。なんか青空文庫のトップページレイアウトも変わった感じ? 最初はレイアウト変更による影響だと思って、すぐにフィードは再開されるんだと思ってた。でも先にリンクした記事を見ると、ハードウェア的な要因もあってフィード自体が停止してしまうとのこと。
しょうがないので例によってプログラムを書いて、独自に青空文庫の新着情報を取得することにしました。サイドバーの青空文庫新着リストは復活しているはず。
でもね〜。利用者の勝手を言わせて貰えば青空文庫は「公的存在」。RSS のフィードをしてくれても良いように思うんですよね…。いや、勝手だってのはわかってるけどさ(^^;。ちなみにうちのサイトでは「青空文庫」なんていうウルトラメジャーな RSS をフィードする体力に自信がないので、内部利用に留めたいわけなんですが。
以前、「ブログ対応青空文庫」なんて話も出てただけに、なんか前向きの動きがなかったのがちょっと残念。いや、何度も言うように勝手な言いぐさなのはわかってるんだけどね。
「大学に入ったら読みたい本 100選」
佐賀大学付属図書館のサイトにあった記事。「大学に入ったら読みたい本 100選」ってことでアンケートしたらしいんですが…。
佐賀大学附属図書館は、平成16年9月1日(水)〜10月11日(月)の期間、「高校生が選ぶ『大学に入ったら 読みたい本100選』」という企画を実施しました。8月2日・4日のオープンキャンパスでおこなったプレ投票を含めると、投票人数は3,886人、投票冊数は7,086冊となり、多数の方々に参加していただきました。開票の結果、上位100冊は下記のとおり決定しました。
このアンケート結果は、本当に涙が出ますよ。本好きな方はハンカチを用意してからリンクをクリックして下さいよね。
トップの「ハリー・ポッター」は、まあ良いことにしましょう。しょうがない。本当は山ほどある児童文学の名作を読んでから「ハリー・ポッター」を読んで、そして「評価」できるようになって欲しいんですけどね。
で、後は「え、それ中・高で読んでないの?」というあまりな名作や、「なんだそれ、単なる話題の本じゃん」って本ばかりが目立つ結果です。先の記事で貶したばかりの『ソフィーの世界』なんかも入ってる。『ソフィーの世界』なんか読んで哲学を語る大学生って、馬鹿にされるだけだぞ。
「いったい中学・高校で何をしてて、そして大学に行きたいって思ったんだよ、お〜」なんてオヤヂな説教のひとつもしたくなるような感じです(;_;)。
ベスト100に入ってたものの中で「なんでそれが『大学時代』なんじゃ」と思う本。もしも「本好き」を名乗るなら、「いやあ、大学時代に読みました」と言ったら、笑われるリスクもありますよ(^^;。
まあ個人の好きなジャンル、嫌いなジャンルがあるけどさ。これらは中学時代に読んでても「普通」です。「常識」な回答だから書名が挙がるのはいいんだけど、それにしても敢えて「大学時代」に読みたいという本じゃないよなぁ…。
あ、今度ハッピー・マンデー囲碁教室にこのリストを持って行って女子高生に聞いてみようかなぁ。でもあの子、ちょっと国語関係嫌いみたいなんだよな(^^;。
口の悪い(笑)本好きの人に感想を求めました。「源氏物語とか英語版ハリポタとかはわかるけど、あとはなぜ(読みたいなら)今読まないのかわからない・・・」と言った後、「気になる話題の本が忙しいから読めない・・・って結果的に良かったじゃん」とのこと(爆)。つまりは「はやりものなんてはやってるだけだから読むな」と(笑)。
さらに、「大学に入ったら今の自分のセンスを恥じたくなるような教育を受けられるといいですね」とのことでした。ご〜。辛辣だな。でも同意です(^^)。
ふと思ったんですが、「ネタバレ」って嫌いですか(^^)?
「ネタ」ってのとはちょっと違うんだけど、スポーツ。テレビ中継なんかがあるとき、事前に結果を知ることをとても嫌がる人が多いですよね。まだ「パソコン通信」なんてのがコンピュータ通信の主流だった頃は、「この試合はテレビ中継があるんだからそれまで結果を書くな!」と言っている人もいました。「じゃあネットを見なきゃいいじゃん」という人といつも論争になる(笑)。さすがにネットワークがここまで一般化してくると、結果をネットに書くなという人はいなくなってきた様子。
実は私。スポーツに関しては事前に結果を知って観るのも好きなんですよね。むしろ「如何にしてそういう結果になったのか」と、より観戦に集中することができたりもします。まあこれは、以前「どうなってんのかな、天皇杯」の記事にも書いたように、私が番狂わせをとても嫌うことにも関係あるのかもしれません。
でもそういう私がとても嫌いなのが書籍の要約本。一時ブームで、文学から哲学までいろいろと出ましたよね。「文学」の「臭い」を乗っけた『ソフィーの世界』なんて本もベストセラーになったし。
なんかね。オリジナルの本を読むために使う「リファレンス」として使うのなら話もわかるんだけど、それを読むだけで「読んだことにする」人が多いじゃないですか。そういう態度も嫌いだし、「読んだこと」にできる気の持ちようが気持ち悪い。
実は先日も知人と話していて『走れメロス』の話になった。読んだことがないと言うので「じゃあ貸してあげよう」と。「いや、みんなから粗筋とか聞いて内容はわかってるので良いです」と。
いやね。私も『走れメロス』に対しては否定的な評価をしているよ。「なんでこんな作品書いちゃったんだろう?」なんて思ってる。でも広い意味で「古典」に入る作品に対して「内容わかってるから」ってのはないよな〜。その知人と私の間には、しばらく気まずい沈黙が流れました(^^;。
こんな話を書いているのは。もちろん右に表示されている「きょうの名言」の内容がモンテーニュの「良書の要約というものはすべて愚劣なものだ。」だったから(笑)。さすがは名言。「愚劣」の言葉を胸に刻んで、もう「内容知ってるからいらない」とか言わないでくれよな(笑)>知人。
あぁ、悲しい夜だった(涙)。
MT 3.11 にアップグレードして「ふ。できたできた」なんて調子に乗っていたら、なんとコメントが受け付けられないというトラブルが発生してしまいました。
いろんなサイトをググって見て復旧しようとしたんだけど、どうも私のケースに当てはまる現象がない。ひっさしぶりの Perl を読んでみたりいろいろやってみて、ようやく原因が「db ファイルが壊れていた」ことにあると判明しました(泣)。そんなもん最初に気づけよなぁ。
db が壊れちゃあしょうがないので、アップグレードインストールした MT を、再度最初からフルインストール。MT の場合、データのバックアップは簡単にできるんだけど、機能豊富な分だけ、メモとか残しておかなくちゃいけない設定をつい忘れてしまうんですよね〜。
ま、そんなわけで一部復帰してないんだけど、結構復帰しました(爆)。
で、その日なんだけど。使ってたメーラの Spam フィルタもなんだか調子が悪くなって、結局メインのメーラを Becky! に乗り換えることで根本解決(^^;。Spam フィルタには BkASPil for Becky!2 を導入させて頂きました。
なんかメーラの不具合で、出したメールが出てなかったりするんですよね。私から届くはずのメールが届いてない方、ご連絡下さい(爆)。
え〜と、まず MT を 3.11 にしました(^^)。2.x で何が不満だったってわけじゃないんだけど、最近 2.x の資料を見かけなくなって、ちょっと寂しく思ったんだよね。
いや、実はちょっと理由もあって、最近超はやってる FireFox(ブラウザ)の RSS リーダが便利だというので Sage という機能拡張(@IT の関連記事)を入れてみたんですよ(FireFox のライブブックマークがすばらしいと言ってる人がいるけど、私はぜんぜんそう思わない)。で、この Sage は確かに便利なんですよね。でもうちのサイトの RSS を取得すると、なんか概要がうまく切れてなくて、だらだらと本文を表示してる。
「げ〜ん、うちのサイト、なんでこんなにかっこうわるく表示されるの? あぁ、MT 2.x だからかしら?」と、3.11 にしてみたわけです(笑)。で、3.x にしてサイトも再構築して「さてどうだ!」と見てみたら全然変わらない(爆)。概要を自動生成するのなら、プラグインか何かで強制的に切ってやるしかないみたいですねぇ、日本語の場合。
# あ、そんなことないか。HeboTaro さんのところは、Sage でも綺麗に表示される…。教えて>HeboTaro さん。
でもあまりに気持ち悪いので、結局 RSS に記載している15記事分、「概要」を改めて書き直しましたよ、全く(笑)。
でね。FireFox + Sage を使う前は goo RSS リーダーってのを使ってたですよ。こいつの便利なところは、「キーワード」機能。たとえばそこに「囲碁」とかキーワードを登録しておくと、普段読んでいるサイト以外からも「囲碁」という言葉が使われているページをひっぱってきてくれる。
FireFox にも似たようなツール、ないでしょうか(^^;? あるいはそういう機能を持っている RSS リーダとか? 今は goo RSS リーダのキーワード機能だけを使い続けています(^^;。
以前、ここでも記事で取り上げたライブ・エイド。届いたのでさっそく BGV(BGM かなぁ…)で流してみました。
思ったんだけどね。もしかすると 80 年代に青春時代を送った私って、それなりに幸せだったのかなぁと(笑)。いやね、まさに青春の頃ってのは 80 年代が嫌いだったんだよね。大江健三郎じゃないけどさ、『遅れてきた青年』って感じだったし。大きなイベントから取り残されて、それでいてその残滓を消費しながら生活してる時代という感じがしてた。
でもさ。ライブ・エイドってのは、今から言うと伝説的なイベントだったわけじゃない? そのイベントを見て「いや、俺は意外に『遅れて』きてはいないぞ」なんて思った。
別に茶化して言うわけじゃないんだけど、ベトナム戦争にも間に合ったし、ベルリンの壁崩壊なんてのも生で(ってテレビだけどね)見てる。そもそも東西冷戦ってのも、ついこの間まで続いていたことなのに、今やその臭いすら感じなくなってるじゃない? そうだ、アポロ11号だって、私たちの時代の話。
経済で言うと「高度経済成長」なんてのも覚えてるし、その後のなんとなく「閉塞した感じ」ってのも体験したし、一億総薄痴化したかと思えたバブルなんてまさに青春真っ盛り。
そんなこんなをいろいろ考えてみるとさ。結構「始まりと終わり」をともに経験しているワリと幸せな世代なのかもしれない。
いや、「それがライブ・エイドとどういう関係があるのさ」と言われると説明が面倒くさいんだけどね。あれはまさに 80 年代のイベントだったなぁと感じるんだよね。飢餓とかそういう問題が表面化してきてさ。それをどうこうしようって話なんだけど、今みたいにまだ世界が繋がってない時代の話。そういう時代だからこそすごい衝撃があってさ。ステージに次々と出てくるアーティストたちを見て、そして英米二拠点を行ったり来たりする様子を見て、「ああ、こういうことが驚きな時代であった」と。
ちなみにこのライブ・エイドの DVD。もともとは契約やなんやの関係で「再放送/ビデオ化一切禁止」って話だったらしい。だから映像や音源もまともなものが残っていなかったとのこと。「おっしゃる通り」で、音も映像も結構ひどい(^^;。一応 5.1ch 対応になってるんだけど、あんな音で 5.1 ch 対応にしてもしょうがないのにねって感じ。
ただ「凄さ」は絶対に感じる DVD だと思う。私はこの DVD を観て本当に良かったと思ってる。話を最初に戻すんだけどさ。私たちの世代って、結構 80 年代を嫌ってる人が多いと思うんだよね。でもこの DVD は、「80年代を生きたこと」(あ、臭いな、これ(笑))を、もう一度考えさせてくれる感じがします(あ、これまた臭いや(爆))。
とあるウェブサイトで、「活字中毒者に50の質問」ってのを見かけました。ってか本当は、これに回答している人を見たんだけど「そんなもんで中毒かよっ」なんて思ってしまったので(爆)、私も回答してみることにしよ〜っと。
私は近眼ですが、それは昔就寝時刻になって、月の光で本を読んでいたからです(笑)。そうそう、熱が出やすい体質で、小学生の頃、40度の熱を出すと母親がよく尋ねました。「なにか買ってきてあげようか?」。私はいつも本を買ってきて貰いました(爆)。風邪の子供に躊躇いなく本を与えてくれた母親に感謝します(爆々)。
尚、私が OED 最強説を唱えているのは、柳瀬尚紀の影響が大きいと思います。っと、今、柳瀬尚紀の字は合ってるかなとアマゾンをチェックしてみると、なんとまあ『フィネガンズ・ウェイク』まで文庫になってるんですねぇ。変なの(笑)。
さーて。昨日から始まった BS2 ミッドナイト映画劇場のゴジラシリーズ。皆さん、お楽しみいただいているでしょうか(笑)。私なんかはえらく懐かしい思いで観ているんですが、ほっんと馬鹿馬鹿しいの極み(笑)。
昨日放映された「キングコング対ゴジラ」(ゴジラシリーズ第三作)。ある薬品メーカーが提供している番組の視聴率が上がらない。「視聴率こそ命っ」ってんで、南海の島に「魔神キングコング」を捕獲に行くんですよね。ところがキングコングが捕まらないうちに、日本に再度ゴジラが上陸しちゃって(再度ってのは、2作目の「ゴジラの逆襲」のゴジラと同じゴジラだという設定だから。ちなみに今回のシリーズで「ゴジラの逆襲は放映なし。)、「怪しからん、はやくキングコングを捕まえろっ!」と。
結局キングコングは捕まって、筏で(爆)日本近海まで連れてくる。最初はスポンサー会社が盛り上がって「キングコングをゴジラと戦わせよう!」なんて言ってるんだけど、しまいにゃ自衛隊までその作戦に乗り気になっちゃう(爆々)。
南海の島の描き方もさ。今なら諸団体からの文句でとても映像化できないような感じだし、ともかくすごいもんですわ(^^;。東京タワー(だと思うんだけど…)の上から、ゴジラの様子を実況してる人は、ゴジラにタワーもろともなぎ倒される瞬間「皆さん、もう最後です。さようなら」なんて格好良いこと言ってるし。
1962年の作品。このサイトを読んでくれている人は、まだ生まれてない人が多いんだろうな(^^;。高島忠夫の好青年ぶりも楽しめる映画でした。
ちなみに本日のゴジラシリーズは「三大怪獣 地球最大の決戦」。「モスラーや、モスラー♪」ですね。必見です(笑)。
ふふ。知り合いのブロガーの記事。この記事書いた人、横浜 FC のファンな人なんだけど、更新が遅いなぁと思ってたんだよね。取り敢えずは横浜 FC、J1 チームに勝利おめでとうございます。
ま、この記事を書いた人はよ〜くご存じなんだけど(^^;、私はこういう「番狂わせ」が「かなり」嫌い(^^;。天皇杯に関して言えば「モチベーションの問題」だとか「スケジュールの問題」とかいろいろあるんだろうけど、それにしても格上組織が格下組織に負けすぎでしょう>今年の天皇杯。
私はスポーツでも、囲碁でも(笑)、強い方がしっかり勝つというのが魅力だと思ってるんですよね。つまり一般の仕事なんかだと、「どちらが上」ってのはいろいろ難しい問題があって明言できないケースないしよくわかんないケースが多いですよね。でもスポーツという、ある種「単純化」したところではそういう「優劣」が明白になる。そういうところが面白い、と。
そんなわけで私は「強い」チームと「弱い」チームの差が見えにくい(偶然にも多く左右される)野球が好きじゃない。サッカーも、「偶然」の要素をいろいろと残しているんだけど、基本的には強弱が見えやすい競技。それで結構見ているんだけど、今年はちょっとひどい。
金もかけてるし認知度も高い格上チーム。もちょっとちゃんと勝って下さい。こんなことが続くと競技自体への興味が薄れてしまう。
昨日から、Rainbow の Long Live Rock & Roll が頭を巡ってしょうがない。あのスネアドラムの三連符連打は最初に聞いたときも印象に残ったけれど、まさか20年以上経っても耳に残るものだったとは(^^;。
私の世代だと、もう Rainbow は Deep Purple と混同されてしまってるんだけど(Live in Japan の Child in Time 大好き!)、Rainbow で好きな曲ってなんだったかな…
そう思って Amazon を探しているとベスト版発見。収録曲は、
Disk 1:
1.オール・ナイト・ロング
2.銀嶺の覇者
3.ロスト・イン・ハリウッド
4.ジェラス・ラヴァー
5.ロング・リヴ・ロックン・ロール
6.スターゲイザー
7.キル・ザ・キング
Disk 2:
1.シンス・ユー・ビーン・ゴーン
2.16世紀のグリーンスリーヴス
3.虹をつかもう
4.アイズ・オブ・ザ・ワールド
5.アイ・サレンダー
6.バビロンの城門
7.キャント・ハプン・ヒア
8.スターストラック
へ? こんなもんがベストなんだっけ? やっぱり Deep Purple と混同してしまってるみたいだな。この中から選べと言われれば、ちょっと当時の感傷にひたってしまっているかもしれないけど Stargazer。なかなかの名曲だったと思うんだけどね。
いわゆる「ヘビメタ」。すごくはやったよね。Scorpions の Black Out を引っさげての日本ツアーなんかも行って、ルドルフ・シェンカーのリフと、クラウス・マイネのシャウトにやられていたなぁ…。Virgin Killer というアルバムのジャケットが日本版と英語版で違うんじゃないかなんていう都市伝説があったりもした。
ところでこの Scorpions。なんと今年の9月に日本ツアーをやっていたみたい(笑)。クラウス・マイネ、まだ声出たのかなぁ(^^;。一緒にマイケル・シェンカーも来たりなんかしなかったのかなぁ(^^;?
コバピも読んでみたなんて言うので、懐かしく思って『永遠のジャック&ベティ』を再読しました。これはやっぱり凄いよ。ダニエル・キイスが「あなたはなぜ『アルジャーノンに花束を』なんていう名作が書けたんですか?」と問われて「どうやって書けたのかわかるなら私に教えて欲しい」なんてことを言ってたけど、この『永遠のジャック&ベティ』も同じような感じだな(笑)。
ジャック&ベティの教科書をネタにするというアイデアも良いし、二人の会話の落ち込み具合、ドタバタ具合も面白い。「私はあなたとセックスすることを欲しています」なんていうオチも秀逸だよね。
ただ、たとえば同じ本に入っている「インパクトの瞬間」なんかはアイデアに引きずられすぎてる。「四畳半料理の拘泥」なんかもそう。後の彼の作品を見てみると、作者は「永遠のジャック&ベティ」と、「インパクトの瞬間」という作品の間にある深い溝に無頓着なのかもしれない。「同じレベルにあるはず」と作者が信じ込んでしまって突っ走ってしまった感じがある。そういう面で恩田陸に相通じる臭いを感じてしまうんだよな。まあ清水義範は自らを「芸人」と感じている様子もあるからまだ良いけど、恩田陸なんかはかなり見ていて辛く感じるんだよね…(いや、余計なお世話なのはわかってるさ)。
本好きはみんなそうなんだけど。ある作者の作品が気に入ると、その作者の作品を全部読んでみたりするよね。ぜんぶ読んでみて、それでも良い作家だと思える作家は少ない。と、いうか最近とみにそういう傾向にあるように思う。「文体」とかじゃなく「アイデア勝負」って感じになってるからというのもあるのかな。『アルジャーノン』なんて凄いものを書くことのできたダニエル・キイスも『五番目のサリー』とか『24人のビリー・ミリガン』等、「おまえ、似たようなアイデアなら何でも受けると思ってんのかよ」という感じの作品を書いてしまったしね。
別のジャンルで、かつ別の理由でちょっと内容がつまんなくなっちゃったなと思った著者に榊原淳子と姫野カオルコがいる。榊原淳子の『世紀末オーガズム』(絶版だと思う)なんて、凄すぎるくらいに凄いんだよね。書名を忘れちゃったけど姫野カオルコの初期の作品も榊原淳子に似た迫力があったな。この二人の場合、私の全く身勝手な想像なんだけど、「幸せ」になっちゃってから作品に迫力がなくなっちゃったような感じ。こういう場合ならば「ああ、あなたのことが大好きでした。幸せになってください」と、作品を諦めることもできるね。
野球を熱心に語った文化人と言えば正岡子規。中学生くらいの頃、正岡子規の「ベースボール」をちらと眺めた記憶があります。その「ベースボール」が青空文庫に登録されたので、早速読んでみました(^^)。
ベースボールに至りてはこれを行う者極めて少くこれを知る人の区域も甚(はなは)だ狭(せま)かりしが近時第一高等学校と在横浜米人との間に仕合(マッチ)ありしより以来ベースボールという語ははしなく世人の耳に入りたり。
で始まる文章。正岡子規が初めて訳して、それがそのまま使われてる用語も多いって話ですよね。今改めて読み返すと、結構この文書だけで野球が理解できる(^^;。試合の勝敗の説明(勝敗の決め方も説明しないとわからないものだったんですね…)はなかなか秀逸。長くなるけど引用すると…
ベースボールの勝負 攻者(防禦者の敵)は一人ずつ本基(ホームベース)(い)より発して各基(ベース)(ろ、は、に)を通過し再び本基に帰るを務めとす、かくして帰りたる者を廻了(ホームイン)という。ベースボールの勝敗は九勝負終りたる後ち、各組廻了の数の総計を比較し多き方を勝とするなり。例えば「八に対する二十三の勝」というは乙組の廻了の数八甲組廻了の数二十三にして甲組の勝なりという意なり。されば競技者の任務を言えば攻者(こうしゃ)の地に立つ時はなるべく廻了の数を多からしめんとし、防者(ぼうしゃ)の地に立つ時はなるべく敵の廻了の数を少からしめんとするにあり。廻了というは正方形を一周することなれどもその間には第一基(ベース)第二基第三基等の関門あり各関門には番人(第一基は第一基人これを守る第二第三皆(みな)しかり)あるをもって容易に通過すること能(あた)わざる也(なり)。走者(ラナー)(通過しつつある者)ある事情のもとに通過の権利を失うを除外(アウト)という。(普通に殺されるという)審判官(アムパイア)除外と呼べば走者(または打者(ストライカー))は直(ただ)ちに線外に出(い)でて後方の控所(ひかえじょ)に入らざるべからず。除外三人に及べばその半勝負は終るなり。故に攻者は除外三人に及ばざる内に多く廻了(ホームイン)せんとし防者は廻了者を生ぜざる内に三人の除外者を生ぜしめんとす。除外三人に及べば防者代りて攻者となり攻者代りて防者となる。かくのごとくして再び除外三人を生ずればすなわち第一小勝負(インニング)終る。かれ攻(せ)めこれ防ぎおのおの防ぐ事九度、攻むる事九度に及びて全勝負(ゲーム)終る。
ね。なんか「おお、そうか」なんて思ってしまいそうになるでしょ(笑)。まあ現代に生きる私たちは「そうか」なんて思わなくても知ってるんだけどさ(^^;。
前に @nifty がまだ「NiftyServe」という名前だった頃、スポーツ系の「フォーラム」ってのをやってたことがあった。そこでしばしば話題になったんだけど、野球って、私たちの実感よりもはるかにルールの複雑な競技なんだよね。たいていの人は(私の好きな)ラグビーのルールが難しいって言うけれど、ラグビーは見慣れない人が見ると「何やってるかわかんない」っていうのが難しく感じる理由だったりする。
でも「ルールを知らない人に競技ルールを説明する」のなら、野球よりむしろラグビーの方が簡単だと思うんだよな。もちろん、日本ではラグビーなんてマイナースポーツだから、多くの人は野球により親しみを感じるのが普通だろうけどね(苦笑)。
まあそんなことはともかく。
こういう「歴史的」な文書を簡単に読めるなんて、毎度思うけど良い時代ですよね。できることなら学生時代に「インターネット」なんてもんが欲しかったですよ、ほんと(^^;。論文なんか書いたりするときには、自分の文章を書くよりも引用文を正確に引用することに気を遣ったりしたものねえ(印刷に回すときにはコピー文書を切り貼りしたりとか)。今の時代は Ctl-C、Ctl-V で済んじゃうんだものね(^^)。
ま、その分、「論文」のはずがいつの間にかコラージュ作品になってしまう危険性が高いとも言えるけどね(^^)。
今日、サイドバーに掲載されていた「Kyoko Shimbun News(虚構新聞社)。こいつぁ凄いですぜ、お父さん。
同じドメイン内にある「日本ひよこ党」も秀逸。
いやぁ、天才の技はいつ見ても心地よいものです(笑)。
Apple の iPod で聖書を読むことができるという記事(「ネットは新聞を殺すのかblog」/2004年11月10日の記事)を見かけた。「Bible Player」というソフトウェアで King James 版の聖書が閲覧できるようになるというもの。ブロガーにも人気の話題で、あちこちのブログで取り上げられてるみたい。
ふふ。
この iPod 人気への便乗はちょっと笑ってしまうけど、それにしても「電子ブック」というのは今、どういう状況にあるんだろうね?
以前ここでも「電子ブックリーダーによる読書」という記事でアジュールという商品を紹介した。青空文庫とか Project Gutenberg に慣れ親しんだ者にとって、「電子ブック」とは、「PC での閲覧を前提として既存書籍データを電子化したもの」と言えるかな。
最近は「電子ブック」というと「リブリエ」などの「携帯端末で読むことを前提とした独自フォーマットデータ」を指すことも多いみたい。「電子ブックリーダー」で検索するとこちらのジャンルの方がよくヒットする。
なんかね。
この後者の意味での「電子ブック」というのは、一応各社が競って商品化している「ことになってる」みたい。でも個人的にこちらの意味での「電子ブック」にはあまり魅力を感じない。
「本」というのは、ある意味で「完成型」だと思うんだよね。たとえば最近はやってる『ダヴィンチ・コード』。同じ価格で CD-ROM と書籍が並んでいれば、たいていの人は書籍版を買うと思う。200円増しで CD-ROM 版が同梱されているのなら、CD-ROM 同梱版を買う人もいるだろうけど、同じ金額を払うのなら書籍を買いたい。
書籍というのは本当に手軽かつ便利な形態で、ベッドでも風呂でも電車の中でも、そして明かりがなくても蛍雪があれば読むことができる。電子本の場合は読むためのハードウェアが必要だし、そのハードウェアは電源が必要だし、風呂の中に持ち込めば壊れるだろうし。「手軽さ」で書籍に挑んでるみたいな「電子ブック」リーダーだけど、その方面じゃあ勝負にならないと思うな。
もちろん文書が電子情報であることの便利さはある。論文など書いたことのある人ならわかるだろうけど、あらゆる論文、参考文献が電子化されていたらどんなに便利だろうかと夢想したりする。「電子化されていて欲しい書籍データ」というのは、例外の部類なんだよね。
私は今アジュールと、それから Linux Zaurus に同梱されてる電子本リーダで、青空文庫の本を読んでる(正確に言うと「データを閲覧してる」)。でもあらゆる「読書」を電子本閲覧という方法で行いたいとは思わない。それに、これは特に強調しておきたいんだけど、「電子ブック閲覧専用」のハードウェアが欲しいなんて全く思わない。
確かに、商品化されてる「電子ブック」リーダーに採用されてるハードウェア/ソフトウェア技術にはいろいろ面白いものがある。ここで使われる技術は、将来いろんな分野で利用されるようになっていくと思う。でも「読書」という習慣そのものを代替してしまおうというのは傲慢な発想のように思えるんだけどね。
ハッピー・マンデーに張栩名人・本因坊に似た人が入会したことを囲碁雑考に書いた。私が言う「似てる」はしばしば人に「え〜」と言われてしまうんだけど、今回はF先生も同意してるので大丈夫。
たとえて言えば「眠る前の悪夢」というブログにある田臥と某くらいに似てる。
いや、この田臥と某が似ているという記事。ツボにはまってしまいましたよ。大笑い(^^;。ついその衝撃のままトラックバック(笑)。
と、いうわけで「ホテル・ニューハンプシャー」を観ました。昨日の BS2 を録画したもの。
これ、私がちょうど学生の頃に映画化された作品なんですよね。小説の方も同時期に大流行。当時周りにいた学生たちは、みんな『ガープの世界』くらいは読んでる感じだった。
彼の作品は、なんだか冒頭にちょっと入りにくさを感じるケースが多いんだけど、入り込んでしまうとその物語世界に完全にはまりこむことになるよね。そしてきちんと結末が用意されてる(笑)。
なんだかさ。ストーリーはやや現実離れしている(いや、凄くか?)感じで、それがために作品世界に入りにくいのかもしれないね。でも結末があまりに現実的で、そのギャップに悩むことで「作品」としての違和感を生み出してる感じ。
そうそう、この「ホテル・ニューハンプシャー」には The Great Gatzby なんかも下敷きにされてるんだけど、「作品を下敷きにするとはこういうことだぞ、恩田陸!」ってな感じで(笑)。
なんだかバブルもあって、うわついた時代だったってのが総評だけどさ。小説や映画に良いモノが多い時代だったんだなぁと。もしかすると年寄りの「昔は良かった」かもしれないけどね(苦笑)。
# ちなみに村上春樹もジョン・アーヴィングファン。『熊を放つ』の翻訳は村上春樹。
BUBI さんの記事に懐かしい名前があった。「村上春樹」に「清水義範」。実は先日「さようなら、恩田陸」を書いたとき、知人に「清水義範」を語ってしまったんだよなあ。
あのさ。恩田陸の『夏の名残の薔薇』。あれって下敷きが「去年マリエンバートで」でしょう? 「去年マリエンバートで」ってのは、映画好きなら誰もが見てる、そして誰もが確固たる評価を持ってる映画なんだよね。それを下敷きにしたにしちゃああまりに底が浅すぎる。「去年マリエンバートでっていう映画、知ってます?」なんてふざけた問いかけをしているようにも思える。「去年マリエンバートで」を知ってる人があの小説を読めば、みんなそっぽを向くんじゃないのかな。
似たような例に清水義範がいるんだよね。彼は『永遠のジャック&ベティ』なんていう凄い本を書いた。『国語入試問題必勝法』なんていうファンキーな本も書いた。同じようなコンセプトで書かれた『虚構市立不条理中学校』も笑えた。だけど彼は、あるとき編集者から変な言葉を吹き込まれたんだよね。その言葉ってのは「パスティーシュ」。編集者に「パスティーシュの第一人者」なんて持ち上げられたもんだから、彼の小説はどんどん底を浅くして、そのうちに「小説」なんて言えないもんになってしまった。彼は知識を得々と語る男を笑いものにした小説だかエッセイを書いていたはずなのに、いつか自身がそんな存在になってしまった。
そもそも「あなたは知ってますか?」なんて話を始めると、たいてい作家は終わるよね。一時流行した『あなたの知らない○×△』とかさ。「知ってるよ、そんなこと」ってのを得々と語り出して、そしてその語りが気持ちよかったのか、いつまでもよがり続けて終わっていくんだよね。
『永遠のジャック&ベティ』を人に勧めまくっていた私。その後の清水義範の変化になんか恥ずかしく思っちゃったな。
ところで村上春樹。
村上春樹が好きだ、というのは私たちの世代の男には難しいことかもしれないな(苦笑)。何かの文芸誌で「都市の文学、路地の文学」というようなタイトルで中上健次と比較されたよね。だから堂々と公言しても良さそうだけど、でも「いや、あの。。。ほら、鼠三部作の作家ね」なんて、作家名を出すのに躊躇ったりする。
実際、鼠三部作(『風の歌を聴け』『1973年のピンボール』『羊をめぐる冒険』)は「好きだ」と公言しつつ読んでいたものの、クリスマス本(『ノルウェイの森』)で村上春樹から離れた人は多いんだよね。
私も勢いで『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』までは読んだものの、その後はすっかり興味をなくしてしまった。
鼠三部作を、ちょうど「同世代」として受け入れることができたせいかもしれない。でもそれを言うならば『ノルウェイの森』だって胸焼けがするくらいに同世代。だけど『ノルウェイの森』を読んで気持ち悪くなってしまったんだよなあ。
誰だったかな。私が無類の本好きだと知っている女の子に「この本は絶対に読め」と言われて『 アンダーグラウンド』(後注:最初、間違えてアフターダークと記載していました)を勧められた。勧められたので読んだ。
そして、その女の子とは会わなくなっちゃったんだよな(苦笑)。
田臥が故障者リスト入りしてしまった…。
開幕戦の7点1アシストを評して「上々の立ち上がり」なんて言う報道などには、正直ムカついてた。ぜんぜん上々じゃない。PG として、そして田臥らしいアシストが一本も決まってない。最初の試合から「らしさ」100% を期待してたわけじゃもちろんないけど、あれを「上々」なんて言うのはバスケを知らないとしか思えない。
そんなふうに「田臥の開幕は上々なんてものからはほど遠い」とは思ってたけど、でもこんなに早く故障者リスト入りなんていう結果になるとは思わなかった。地元での人気も(なぜか)高いようだし、そして SUNS は一躍「日本で一番有名な NBA チーム」になり仰せたのに。
SUNS としては、田臥の採用に際して「日本向けマーケティング」の意識はあったものの、私たちが邪推したほどには持ってなかったってことかな。それはそれで、田臥を「戦力」ととらえていたことを意味するわけで、嬉しくもあるんだけどね。
まあ新たに採用した「ベテランFW」のボー・アウトローって選手がどれほど使える選手なのかはわかんない。田臥復帰の望みがないわけじゃない。本当の「上々」のプレイをいつか見せて欲しいな。
二・二六事件というのは、日本人にとってある種「ロマンス」だよね。いや、いろんな側面があることは当然のこと。だけど敢えて単純化して見るなら「ロマンス」だと思う。二・二六についてあまりにたくさんの本が出版されているのも、「二・二六=ロマンス説」を裏付けるものだと思う。
この二・二六事件については、松本清張が『二・二六事件』(全3巻)にまとめてる。個人的にはこれがとても面白かったな。あ、これは松本清張が書いているからと言っても推理小説とかじゃないですよ。
で、その二・二六事件を扱って、面白いミステリにしたのが恩田陸の『ねじの回転』。これはなかなか面白かったな。2002年発行の本なんだけど、これから恩田陸を読み始めた。知人が恩田陸のファンだってのもあるし。
でも恩田陸。ストーリー・テリングの能力は出色のモノがあるのに、物語の作り方がどうもいまひとつ。作者は「余韻」を残しているつもりなんだろうけど、それが単なる尻切れになることが多い。「青年期の不安感」なんかを「表現」するのはうまいんだけど、それを「ストーリー」にする能力に、正直欠けているように思う。
で、そんな恩田陸がついにやってくれたなと思った作品が『夏の名残の薔薇』。
佐野元春も歌詞に挿入するくらいに、僕たちの世代が大好きな「去年マリエンバートで」を下敷きにしてるんだけど、それだけでムカツク人も多いだろうな(笑)。
巻末にあとがきやインタビューがついてるんだけど、そんなものを読む気にもなれず、本編読了後即座に投げ捨てたくなる本でした。前作の『夜のピクニック』がわりと面白かったんで、期待してたのも悪かったか。
まあこうして、「切り捨てる」きっかけを与えてもらわないと、だらだらと、読まなくちゃと思う作家ばかりが増えて大変なんだけどね(^^;。そういう意味ではついにでた「グッジョブ」なのかもしれない。
以前の記事でも扱った『山椒魚』。岩波の「きょうの名言」は、この『山椒魚』からの一節。
いやさあ。『山椒魚』ってのは出だしからぶっとんでるよね。
山椒魚は悲しんだ。
彼は彼の棲家である岩屋から外に出てみようとしたのであるが、頭が出口につかえて外に出ることができなかったのである。
これはさ。「今日、ママンが死んだ。もしかすると昨日かもしれない
」(『異邦人』カミュ)みたいな衝撃。
『山椒魚』には他にも名言や迷言があってさ。
「なんたる失策であることか!」
「いよいよ出られないというんならば、俺にも相当な考えがあるんだ」
「くったくしたり物思いに耽ったりするやつは、莫迦だよ」(これは発言のタイミングが愉快)
なんかコメディなのかトラジディなのかわかんないけど、読者は読みながらザムザの妹の悲哀を感じてしまったりするんだよねえ。
で、今日の名言の「ああ寒いほどひとりぼっちだ!」。
この比喩ってさ。あまりに使い古されているもんなんだけど、「ひとりぼっちだから寒い」(こっちは比喩で使うこともあれば、単なる事実の描写に使うこともある)という意味に、オートマチックに誤解してしまう可能性もあって面白い。
どっちも使い古された表現で、パロディとしてしか使えないような表現になってしまっているけれど、それでも誤読してしまいそうな類似表現があるってことで、もし直接に使ってしまってもなんか「異化」のパワーを持ってる。
こういう表現ってのは珍しいんじゃないかな。
表現と言えば。
今日Jリーグの試合を見てると、アナウンサーが「あわやゴールかという…」という表現を使っていた。ジジイな私は未だにこの表現が気になる。でもこういう場合に「あわや」を使い得るかどうか、少なくとも30年前から議論になってたんだよな(苦笑)。それだけ昔から言われている表現なんだから、今はもう市民権を得た表現だと解釈すべきなんだろう。
でも。30年も前から使われていて、それでもまだ違和感を感じる。そんな表現もまた、ちょっと珍しい部類なのかもしれない。
タイトルには何の刺激もなくて、スポーツに興味のある人なら「巨人とヤンキースの違いってなんだろうね」なんて疑問を何度もぶつけられてるはず。あるいはサッカーファンなら「インテルは巨人か?」みたいな。
私は、そういう質問をぶつけられると、「選手買い集めチームでもずば抜けて強ければそれはそれで面白い」と答えることが多いです。たとえば全盛期の PL 学園なんかも、選手かき集めが批判されてたりしたけど、当時の PL の野球ってのはなかなか面白かったし。
で、今日の日経新聞。「球界再興」なんて特集があるんだけど、その中で面白い発言発見。
圧倒的資金力で大型補強に走る日米の両雄といえば、巨人とヤンキース。松井秀喜選手は両者の違いについて語る。「ヤンキースはある程度はバランスを考えている。お客さんを呼べる選手を集めようとする企業努力も感じる」
ふ〜む。
もしかすると、松井秀喜という選手は、日本プロ野球界において、一番「巨人」から離れることのできた選手なのかもしれないな。古い野球ファンである私は、「落合」にそれを求めていたんだけど、彼も多くのエクスキューズをしながら、ついに「巨人」から離れきることはできなかった。
礼儀正しい態度で、礼儀正しい口調で、なかなか言うこと言うじゃないか>松井。あまりヤンキースには興味はないけれど、松井の発言はもうちょっとトレースするようにしようと思った。
今月29日に BS2 で放送予定の「ツインズ」。
別に好きな映画でもないんだけど、本作品の中でシュワルツネッガーとダニー・デビートが、どの飛行機に乗るかで言い争うシーンありませんでしたっけ? 「いや、安全な飛行機はある。カンタスだ」とか言って「ここにカンタスは飛んでねーよ」なんていうシーン。
私、あの映画ではあそこが一番ウケるところかと記憶していたんですが、「ツインズ 映画 飛行機 カンタス」とか、そんな言葉で Google を検索してもヒットしません(^^;。もしかして私は何かと混乱しているのかなぁ…。
いやはや。知らないうちに、って去年のファイナルは見ているからそんなに長い年月が経ったわけじゃないのに、レーカーズがむちゃくちゃ弱くなってる。
石鯛シャックを始め、にくたらしいところで決めまくった(私はレーカーズが嫌いです、うん)フィッシャーもいない。ディバッツがレーカーズに復帰したそうだけど、故障者リスト入りで欠場。今日の BS ではスパーズとの対戦だったけど、さほど良いとも思えない(優勝候補の一角ではあるけどね)スパーズ相手に勝てる可能性皆無。
コービーは残ってるんだけど、なんだろう、なんか役割も不明確で(あ、そういえばフィル・ジャクソンももういない)、あんなコービーならぜんぜん怖くない(いや、実際に会えば相当に怖そうだけど)。
いまさらブルズやジャズじゃないと思うんだけど、今年の NBA っていったいどこが強いんでしょうね? ピストンズ連覇? ダークホース(?)のサンズ? いや、私の好きなジェイソン・キッドのいるネッツ?
そんなことを思いながらニュースを検索してみるとネッツのセンターはモーニング。う〜ん。モーニング、大手術から復帰したのは凄いと思うけれど、プレイはどうなんでしょうね…
えと、シャックはどこに移籍したのかなと調べてみればヒート。う〜ん、ヒートに移籍したんなら、ヒートは強いかもしれないなぁ…。ヒートは好きなんだけど、実はシャックが好きじゃないんだよなぁ…。
取り敢えずレーカーズがファイナルに出てくることは絶対になさそう、だね。
こうやってさ。苦労した後に「え、そんなことなら」と言われるのが凄くイヤなんだけど(苦笑)。
このページの右サイドバーのした〜の方に BS 2 で今月表示される映画タイトルを掲載するようにしました。番組案内のページで「映画」を検索したりすると WOWWOW がずら〜っと並ぶでしょう? 私残念ながら WOWWOW 加入していないので、BS だけの映画一覧が欲しかったんですよね(民放の映画は CM 入ったりやなんやでちょっとイヤ)。
プログラムに5時間かかったんだけど、そのうちの4時間は「どこかでそういうサービスがあるはずだ!」という検索に費やされました(爆)。だってさ。今は EPG の時代でしょ? RSS の時代でしょ? テレビ局が自主的にそういうモジュールを公開しててもいいはずじゃん?
でも取り敢えず。私の検索能力では放送局毎に、ジャンルを絞って表示する電子番組ガイドを発見することはできませんでした。
こういう情報が、もっと簡単に持ってこられるようになると嬉しいよねぇ。
来た来た、本当に来た。
大差で勝利しつつあった第4Q。途中で本当に田臥が出てきた。まず驚いたのが観客の大声援。どういう事情があるのかはわかんないけれども。
田臥はフリースロー4本+3Pフィールドゴールの合計7点。アシストがないのがちょっとだけど、まあ初出場としては好成績。
# 後刻追加
記録的には1アシストだそうです。
日本の、とはまだ言えないけれど、日本人のバスケットは新たな時代に入ったよね。
能代というハイレベルな環境で基礎体力に磨きをかけ、日本でもバスケットをして自分の位置を確かめた田臥。もちろんこれからが厳しいんだけど、田臥らしいプレイを期待しています。
いや、私のブログではそうあることじゃないんだけど(爆)、手放しで期待してる>田臥選手。