うちのサイドバーによると(^^;、今日は寺田寅彦の誕生日。
寺田寅彦と言えば理学博士にして漱石の弟子。数々のエッセイも面白いモノが多く、まるで日本のファインマンみたいな人。
「あ、そう言えば青空文庫にもあるはずだよな」と見てみれば、当然ありました。なんかいろんな人のブログを見てると、最近青空文庫を知って「ルビとかが読みにくい」とか「横書きはちょっと」なんて言ってる人がいるけど、使ってる環境に応じたリーダがあるはず。たとえばウィンドウズ環境なら、「ダウンロード > Windows > ユーティリティ > テキストファイル用 > テキスト表示」なんかにも置いてある。私は結局青空文庫のトップでも紹介されている azur を購入しちゃいましたけどね。
で、青空文庫に掲載されてる寺田寅彦の文書も良いんだけど、寺田寅彦初心者の方(?)にお勧めは『帝都物語』(荒俣宏)がすっごくお勧め。「帝都物語」っていうと、映画の方を思い出して「あのノリはちょっと…」と思う人も多いと思うんだけど(私も映画はあまり好きじゃない)、小説の方は名作ですよ〜。荒俣宏と言えば、ちょっと「それは趣味の世界に入り込みすぎでは…」なんて「オ」な世界も持つ人だけど、この『帝都物語』は純粋に面白い。ちょっと長くて、最初は世界に入り込むのが難しいかもしれないけど、読み出すともう止まらない。出てくる登場人物(寺田寅彦も出てくるんです)について資料なんかあさり始めると、一気に数百冊の「読みたい本リスト」ができあがっちゃう(笑)。
但し。『寺田寅彦は忘れた頃にやって来る』(松本哉)って本だけは間違っても買わない方がいい(苦笑)。なんか著者が勝手に入り込んで「寺田寅彦っていーよねっ!」と言い続けてるだけの本な感じ。
これから迎える年末年始。『帝都物語』と「寺田寅彦」をテーマにすると、きっと「なんで年末年始は下らないテレビしかねーんだよ」なんてことを言う暇もなく、充実した時間を過ごすことができますよ(^^)。
投稿者 前田博明 : 2004年11月28日 15:45 | トラックバック