2005年05月27日

私はバンドマンだった…

私はバンドマンだった^^。中学生の頃に「モーリス持てば、スーパースターも夢じゃない」のコピーが流行りまくり、キャッツアイの十万円(当時の中学生としては阿呆だな)のギターを買ったりしてた。中学二年の頃に「Child in Time」(Live in Tokyo 版)を聴いて「なんだ電気ギターも良いじゃないか」と弾きはじめたっけなあ。

そんな私は「オール・ザット・ジャズ」とか「アマデウス」とか、「愛と哀しみのボレロ」だとか「ジャズ・シンガー」、「キャバレー」、「ムーラン・ルージュ」なんて映画が好きだったりする。

いや、「グリース」とか、「ストレンジャー・ザン・パラダイス」なんかは敢えて略していたりするんだけど(いや、どっちも大好きだけど、そんなのは言うまでもなかろう、という意味)。

そんな私に、知人が「スウィング・ガールズ」を勧めてくれた。見たんだけど、これ、結構いけるね^^。もちろん楽器も持ったことのねえ奴らが、あんな演奏をできるようになることはアリエナイ。もちろん映画はそんなことを「追求」するためのもんじゃない。まずは脇を固める竹中直人、谷啓、渡辺えり子、小日向文世なんていう「ホンモノ」たちに恐れ入ったね。で、最後はそういう「名優」たちを忘れ去って「スウィング・ガールズ、最高!」なんて思える展開。

高校三年の頃(おいおい、昔話をするなよ^^)、コルトレーンの Love Supreme に出会ってジャズを聞き始めた私。逆順で Miles を聞いたりしてた私。残念ながらビッグ・バンドは聞かずに過ごしてきたんだっけなぁ。

そんな私が見てもこの「スウィング・ガールズ」。なかなかの名作でした。「音楽映画」が好きな人は是非とも見るべきだね。

ちなみに。日本で「ジャズ」と言えば絶対に名前の出てくる山下洋輔。彼はピーチ先生に碁を教わったこともあるそうですよ。棋院の二階で山下洋輔氏を見かけたこともありました。大学時代は毎年新宿ピットインでの氏のオールナイトライブを見に行ってたりした。そんな氏が、大好きな筒井康隆や、好きとかそういう言葉では語れないピーチ先生と知己であったというのは感動すら感じる。

余談だけど山下洋輔の年越しライブ。えーと、21年前かな。そのときのドラムはなんとエルビン・ジョーンズ。ピットインの前に現れたエルビンを、まだ誰ひとりナニモノなのか気付かないうちに握手とサインをねだったっけ(ちなみに彼の握手はいつも真剣そのもので痛い^^)。エルビン・ジョーンズってのは、コルトレーンとも演奏した「スゲー」ドラマー。失礼ながら、そんな奴と演奏する山下洋輔ってのはスゲー奴だし、その山下洋輔に碁を教えて、かつ山下洋輔のアルバムに「僕に碁を教えてくれた先生に」なんていうレクイエムを書かせるハンス・ピーチって奴もすげーやつだった。

そんないろんなオモイを胸に抱きつつみたスウィング・ガールズ。面白かったですよ。勧めてくれた人、どうもありがとう。

投稿者 前田博明 : 2005年05月27日 03:54 | トラックバック
コメント

<愛と哀しみのボレロ>レーザーデスクで観てました。ジョルジュ・ドンをご存知ですか?一目惚れしたんですよ!何も知らずに彼の踊りを見て。すごい人にはオーラがありますよね。山下洋輔氏のピアノに優しさを感じます。話しがかなり飛びますが、御宿の浜辺にも優しさを感じます。太平洋なのにめずらしいです。最近御宿の高台からの眺めに負けないほどの場所を見つけました。そこからは、遠くに山々、目の前に大きな湖が見えます。ピーチ氏がきっと好きになった眺めです。

Posted by: 御宿を愛する者より : 2005年05月29日 07:31
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