ハンス・ピーチと仲間たち

 

2003年7月16日 ◆ 「九子局二面打ち」 −フリー対局−

タイトルの件はともかく。

私が勝手に「秋美人」と呼んでいる女性と対局した。その女性はわりと最近の入学だけれど、わりと筋の良い手を打つ。ただ「石をどこに置くのが効率的か」(たとえば星にカカルときは一般にケイマにかかる、というようなこと)をまだ知らないようなので、そこのところを意識して貰おうと対局を申し込んだわけだ。

最初は彼女の黒で打ち掛けモードで対局。ある程度のところまで進んだところで、再度彼女の黒でやり直し。これは「変な手を打ったら教えてあげる」という「呟き碁」モードで最後まで打ち切った。最後に整地してみると十数目の差しかなかった。ふむ、結構やるもんだ。

で、次は勝負モードに入って九子局での対戦。

びっくりしたのは彼女が「ヨム」こと。大ヨセの段階に入り、石が混み合ってくるといろいろな手が生じてくる。私は「ここの石、たぶん取っちゃうよなあ。この人、怒るかなあ」なんてちょっとびくびくしながら手を進めていた。すると彼女はふと手を止め、自分のカス石を捨てて、きちんと要石を守る守備をした。大したものだ!

でも彼女。ちょっと慎重になりすぎるところがあって、実はさほど危なくないところでも固い守備をしてしまう。そこを私に突かれて、結局は 40 〜 50 目程度の差となってしまった。でもまあ。私と九子でその程度の差は、さほど悪いとは思わない。頑張って下さいね!


で、その対局を終えて。

ぷらぷらしてたらミタニがチャレンジしてきた。「師匠、九子九子」と(笑)。これまでは「七子七子」と挑戦してきたんだが、私が掲示板などに「九子でも俺に勝つのは難しいぜ」なんて書いたもので、「その嘘、本当?」というツモリでチャレンジしてきたに違いない(笑)。

で、ミタニと対局を開始すると。さらに別の4月入学生が近寄ってくる。「師匠、私も九子」、と。

げ〜ん。私は九子の二面打ちなんてしたことがない。せいぜい三子だか四子。九子一面でも結構厳しいのに、それが二面になると自分がどんなことになるかよくわからない。だからチャレンジを却下しようとも思ったのだが…

実は彼女は前回も私にチャレンジしてきたのに、その時も私が九子局を打っているという理由で却下したのだった。二度続けて却下したりすれば弟子の信頼感は霧消する。「まいったな〜」と思いつつ「じゃあ並べなさい」と。

で、打ち進んだ。

何が原因なんだろう…。無駄な力みが抜けたからか? これまで私が打った中で、もっとも良い碁が打てた(涙)。「ヒカルの碁」の奈瀬ちゃん風に言えば「こんな碁が打てるから、碁がやめられないんだよね…」。結局は二人とも数十目対十目程度。いろいろ検討してあげようと思ったんだけど、自分自身の碁に感動して、とてもそれどころじゃなかった(爆)

 
 

 

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