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2003年7月21日 ◆ 「次の一手」 −講義−
高梨先生の授業第二回目。今日は先生は生徒相手に五面打ちをしていた。なんか二人を覗いてえらい大勝ちしちゃったみたいだけど…
いいのかな、先生(笑)?
で、授業は「生徒の実戦から取った次の一手」。たとえばこんなの。
本サイトの愛読者の方なら「あれ? これは『まやの置き』?」なんて思うかもしれない(笑)。そう、この白は確かに黒の目を潰しているように見えるが、黒は十九の2に下がる手がある。白はアタリとなるので十九の4に抜かざるを得ず、その後に黒が十八の1に置けば二眼確保となる。
で、授業終了後。今日はなかなかの手練れであられるI川さんという男性との三子局。この方、実はかなり強い。強い、というか石を取る手筋に優れる方。布石でこちらがリードしたかなと思ったあとも、びしびしと石を絞ってきて、油断すると大石を殺される。私が強くなりかけた頃、この方との対局を通じて自分の棋力を判定したりしていた。
この日の対局は、私が二箇所で凡ミスを犯して勝負が細かくなってしまった。ただ、I川さんが「ケシ」を打つべきところで、私の石を取りきる手を打ったため、私の地が大きくなりすぎてしまった。I川さん的には「ケシ」を打つタイミングはまだ後でもやってくると思ったみたい。しかし私の囲う手を一手見逃した後は大ヨセに入り、ついにケシを打つタイミングがなくなってしまった。
もうひとつI川さんの敗着を探すなら、三々のオサエの方向。私が二箇所入った三々で、I川さんはいずれも「紛れないように」と大事を取る打ち方をしたが、その打ち方がやや甘かった。ちょっと私を「ウワテである」と意識しすぎたのかもしれない。
結局は 20 目差で私の勝ち。
対局の後は7月に入学した人の「新弟子検査」(笑)。
ああ、その前にミタニの対局を見たんだった。ミタニはI川さんのお孫さんと対局。ミタニが白を持っていた(ニギリだったのかな?)。ふと盤面を見ると、黒の陣地の中に放置された白石。黒先白死、白先活きだった。しかし二人ともまるでその石は「ないもの」のように扱ってる。う〜ん、この場合、権利は黒にあるかなあ…
「え〜と、この白、生きてますか死んでますか?」。黒は死んでいると思ったらしい(白もそう思っていたようだ)。でも私の発言で黒から手を入れようとする。どうも場違いなところに置こうとするので、「ここにはこういう手があるでしょう?」と解説。ミタニはむっとしたかなあ(笑)?
で、ミタニの「師匠…」という恨みの籠もった視線を避けて(笑)、7月入学の人たちの碁を見学に行った。そのうちに十三路で打っていた人が一人帰るというので、その人の相手だった人と対局。
まだ何を考えて着手すれば良いのかわからない」なんて言い続けていたけれど、それは当然のこと。偉そうにしている私だって、ふと「あれ、どこに打てばいいのかな?」と悩むことはたくさんある。「ここで考えるべきことはこういうことですね〜」なんて、得意の呟き碁をやっていたら相手の方の圧勝で勝負が終わった(笑)。入学早々俺に勝つなんて、強いじゃん(笑)。
あ、そうそう。以前、とあるプロ棋士に「女好き」とか言われて気になってしょうがなかったので(笑)、今日は男性とも結構話をした(爆)。まあ、そういうことがあったと日記に書かなくちゃいけない時点で、そのプロ棋士の評価を裏付けているようでなんなんだけど(爆)。
あと、結構古くからこの教室にいらっしゃる女性に、またしても『序盤の打ちかた』をお貸しした。本当に何遍も言うが、この本は初心者にとってのベストブックだと思っている。
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