ハンス・ピーチと仲間たち

 

2003年7月28日 ◆ 「盛りだくさんの一日」 −講義−

まずは講義の話。

今日の講義は令文先生。「石を取る基本」という講義で「広い方から攻める」。生徒の実戦譜を参考にしながらの講義でした。下の図が実戦譜。

石の取り方・失敗図

上図はもちろん失敗図。

流れとして、お互いに地を囲いあう碁になった。で、終局間近になって、白が黒石の中に強引に突っ込んできた(白1)。黒2が問題の手で、これは「広い方」から攻めてない。黒4もしかり。白をどんどん広い方に逃がしてしまっている。

確かに「隅は生きやすい」という棋理はあるけれど、スペースが足りなければ生きられない。それにもし生かしてしまった場合、広い方で生きられると自分の減る地が大きすぎる。

上の図ではこの後お互いに間違いを打って、結局白がものすごい得をして生きることとなった。


で、「いろいろ」の話題1。

今日、「級位者の日」に行った。最初の対局を終えて20連勝達成(笑)。規則的には2級昇格ということになるんだけど、あまりに連勝が続いているという判断で二階級特進。初段となった(^^)。「昇段まで負けなしで行くぜ!」の目論見が達成された(笑)。

「いろいろ」のその2。

(部分的)真似碁を経験した。その1で書いたように、初段に昇格しての二戦目。相手は初段の男の子だったんだけど、こちらの放った手の受け方に悩んで、同型となる私の模様に打ち込んできた。打ち込んだ瞬間、こちらのウケを伺う表情が面白かった。

「いろいろ」のその3。

最近よく話題に出ているユキちゃん。なかなか掲示板にも来てくれないので、先日の掲示板の内容(読む女)を印刷して持って行った。それを読んだユキちゃん。「師匠、褒めすぎじゃないですか?」とちょっと照れた様子。照れられてちょっと驚いた(笑)。ユキちゃんはもう自分が強いことを十分に知っていて「ふ、それくらい当たり前じゃないですか」なんて言うのかと思った(笑)。

「いろいろ」のその4。

男性二人と二面打ちをした(笑)。これまであまり男性相手に指導碁を打つ機会はなかったんだけど(男性はプライドが凄く高い人もいるんじゃないかと思って、向こうから「打ちましょう」と言うまではあまり接近しないようにしてる…)、昨日は話の流れで二面打ち。

打ってみるとやはり彼らの欠点がよくわかる。棋歴1年の私も、彼らと同じところで悩んできたんだし、またプロの先生やアマ高段者と違って、悩んだのはつい最近のこと。きっとどこを治せば一気に壁を超えるのかを的確にアドバイスできるんじゃないかな。

強くなりたい男性陣! いやじゃなかったらもっと私と打ちましょう(^^)


弟子・かおる。

やはり対局は見てないんだけど、昨日はI川さんという男性との対局(互先)。つい最近もI川さんの話題を出したけれど、I川さん上手い。私と対局するときは、「前田はウワテだ」という先入観で手が少々縮んでしまうところがあるけれど、今クラスにいる人の中では対局時に最も真剣になる相手かもしれない(^^)。

で、弟子かおるはにぎりでやっぱり白(彼女はじゃんけんにもたいてい負けるし、ニギリもほぼ必ず白になる)。

I川さんは、別に「模様派」というわけでもないのだけれど、かおるは大場に先着されるだけで緊張してしまい、一局目は中押しで負けたそうだ(彼女の名誉のために言っておくと、終局後、白番での再戦をお願いし、そちらは勝ったらしい)。

「I川さんの模様の中に入れないんです〜」と、かおる。模様派ではないI川さんだが、力は強い。安易に入っていくと殺される。ただキカシにはわりと素直に利いてくれる方なので、「ここを利かせば!」と思いつきさえすれば模様は破れると思うんだがな>かおる。

そう伝えると「そう、そのキカシとかいうのが今はまだ打てません」と言っていた。そういえば、かおる相手にキカシの石を打って凌ぐような技を使ったことはなかったな。う〜ん、よくわかんなかったら「シノギ」が目的の地点では「とにかく切ってみる」なんてことをしていると、そのうちに「キカシ」の筋がわかってくるようになるかもしれないね。

 
 
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