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2003年8月18日 ◆ 「石を取る」 −講義−
ハッピー・マンデーの月曜日。講義では「初級者向け」の問題と「中・上級者向け」の問題が出される。「中・上級者向け」と言っても、それはあくまでも「ハッピー・マンデー」という入門者向けの教室でのことなので、「5分で五段」なんていう問題が出るわけじゃないけれど。
で、今日の問題テーマは「石を取る」。私は初心者向け問題を1問間違えた(苦笑)。
上手。白がちょっと無謀なことをしているので、それを咎めて取ってしまいましょうという問題。私は脊髄でAが答えだと思ったんだけど、それが間違い。わかりますか?
答えはAの二路右。う〜ん、そうだよな。ちょっと考えれば当たり前なんだけど、でも実戦でも考えずに打てばAに打ってしまいそう。
で、今日は授業の前に「有段者の集い」に行ってきた。一局のみ打ってきたんだけど、結果は 17 目 対 19目半
でかろうじて勝ち。最初、なんだかぼけ〜っとして 10 子も抜かれて、その時点で投了を考えたんだけど、なんとかひっくり返せた。
ふだん。「いやいや、20目差くらいの勝ちはあまり嬉しくないですよ」なんてふざけたことを言っている私だけど、今日の二目半差の勝利はちょっと嬉しかった(^^)。それに地の少ない碁って、なんだかプロっぽくて格好良いじゃないですか(大笑)。
で、講義終了後は、掲示板にたま〜に書いてくれるかなちゃんと対局。手合いは五子。本当は五子の手合いじゃないけれど、「七子以上置いたら俺も真剣に打つよ」という私の脅しにびびったかなちゃんが「じゃあ五子で」と(笑)。かわいそうだな>かなちゃん(笑)。
結局ずいぶん差が付いちゃったけれど、以前打ったときよりは随分進歩してた。前は十三路盤でも地が残らない感じだったもんね(^^>かなちゃん。今日のかなちゃんは
4、50 目の地をちゃんと取っていた。
かなちゃんの弱点は、大きく言えば石の形を知らないこと。もうちょっと細かく言えば、攻めるべきなのか守るべきなのかの判断をしばしば間違える。ちょっと高度に言えば「攻めながら守る」ということをもうちょっと考えた方がいい。
例えば、私がぼけーっとしていて上のような配石となった。次が黒番。かなちゃんはここでBに打ってしまった。Bの左の断点が気になったんだろう。しかし、よく見れば黒のAは先手。Bの左の断点が気になるのなら、Aと攻めてから継いでもいい。
自分の石の断点が危ないのか否か。その判断はかなり難しい。私も「この断点は大丈夫!」と言い張って、結局相手に石を取られることがまだある(苦笑)。だから気になる断点があったら守るのも悪くはない。だけど、相手の石が弱いうちにそこを守るべきか否か、そこはちょっと「読んで」から着手したい。
結局上の形は、
こんな形になってしまった。白を押さえている黒いしは陣笠みたいな形(悪形の見本のひとつ)になっちゃったし、ここを切られて収拾が難しくなった。
「守ったのに攻められる」というのは、私がよく家庭教師に言われるんだけどヒドイこと。しかも攻められるだけじゃなくて、相手に利益を上げられてしまっている。これは本当にヒドイ。
この辺りのことを「ヒドイ」のだと感じられるようになれば、また碁は強くなる>かなちゃん。
ところで今日は。まやちゃんは、私的イチオシの4月入学生であるユキちゃんと打っていた。隣の席だったのでちらちら見ていたんだけど、盤面はまやちゃんの圧勝。「ああ、まだまやちゃんの敵ではないよな」と当たり前のことを感じつつ見てた。
ところが。「師匠イチオシのワリには弱くない?」と思ったのかどうか、まやちゃんは「ヨセの段階で黙って下がるくらいのところ」をハネて出た。ハネただけでどこかの石が取られるし、かつ後にいろいろと相手からのキキを作ってしまう手だった。事態を収拾しようとしたまやちゃんは、今度はわざわざ相手にシチョウでカカエさせる手を打ってしまった。
この一連の二手でちょっと勝負が紛れた。
「う〜ん、私、あの手なんで打っちゃったんでしょう?」とは局後のまやちゃんの弁。そう、シタテと打つと「これくらい大丈夫だよね」と甘い手を打っちゃうことがある。でもそこで正しく応じられると、勝ち碁が途端に紛れることもある。
そんな経験から「緩まず、かつ無理せず」という打ち方を覚えていくんだよね。そういう意味で、ユキちゃんくらいの実力の子と打つのも悪くないと思うよ>まやちゃん。
帰る直前には。以前別の教室に通っていたという、7月入学生と対局。対局といっても、人が打っていた碁を強引に引き継いだだけなんだけど(笑)。完全に相手の子の勝ち碁だったけれど、経験と陰険さで勝負を紛らしてしまった(笑)。でもわりとしっかりした打ち筋でしたよ>相手の方。今度また打ってみましょう。
弟子かおる。今日の彼女のハッピー・マンデーでの対局は見ていないんだけど、級位者の日で打っているところをちょっと見た。あまりに圧勝な碁だったのであまり参考にはならないけれど(彼女は今6級で打ってるけれど、私のように
20 連勝くらいしそうだ(笑))、一箇所「ウスミ」が気になるところがあった。
盤全体を見れば、かおるの厚みが遍在している。かおるはそれだけで満足せず(笑)、相手の一箇地に対してすらケシを打つ。そのケシの石をシノグときに、わざわざ絡み攻めを受けそうな方向に進めてしまっていたのだった。もちろん相手の方にそのような発想はなく、かおるが楽々しのいでしまったのだけれど、あそこは気になるところだった。
ケシに行って、相手が頑張れば自分の他の厚みを活用しつつ、ケシにいった石自体は軽くみてしまう。そんな打ち方をすれば私に続いて飛び級昇段も遠くないはずなんだけどな(^^)。
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