ふ。ささやん。
ささやんは今日遅れて教室にやってきた。師匠前田は十三路盤で六子局を打っていた。師匠はささやんに言った。「二面でもよければ打つかい?」。
「はい」と返事したささやん。盤面に石を起き始めるが、四隅置いた後に天元に石を置く。「むむ? 石を置く順番が間違えてはいないかい?」。そう思う私。しかしささやんの手はそこで止まる。
ささやんは、今日のハッピー・マンデーが久しぶり。前に来ていた時の手合いは七子。う〜む、しばらく休んでいる間に「七子なんてちゃんちゃらね」というくらいに自信を付けたのかもしれない…
私も。「もっと石を置きなさい」なんて言って、ぼこぼこにやられたら困るなという恐怖心がある(苦笑)。よってそのままささやんとは五子で対局。
で、この対局で私は気づいたことがある。
私、多面打ちをしていると「地に辛くなる」傾向があるみたい。多面打ちの状況で「戦略」を持つ実力がまだないんだろうな。「取れるものを取ってから、そこから先はそれからの話だ」。
でもね。私の棋力が足りないんだからしょうがないとは言え、こういう打ち方はあまり下手に優しくないよね。中央で打つ碁ってのはただでさえ難しい。私ごときに五子置かせる人が中央の碁を完遂できるはずもない。
結局ささやんは。せっかく作った中央模様に侵入されて、なんとか侵入を止めようとしているうちに黒の大石が死んで白の大勝となってしまった。
う〜ん、序盤は良かったんだけどね>黒。次もまた五子で打つのなら、私が地に走るのをある程度制限することを考えても良いかもしれないね。昨日ぐらい打てるのであれば、「俺に五子はまだはやい」とは言わない。まあ七子や六子でしっかり勝ちきるようになってから五子にしても良いかもしれないけれど。
で、十三路盤六子の話をするけれども。
昨日打った相手の方は「人と打つのは二回目なんです」と言う女性。月曜日に彼女がしゃべるのが耳に入っていたんだけど「本などで勉強していたんですけど、ちょっと人と打ってみたくなって」ということで、月曜日からハッピー・マンデーに通い始めたらしい。
余談だけど彼女。ちょっと年齢不詳なんだけど、雰囲気が『生徒諸君』のナッキーに似てるんだよね。ナッキーが高校生になって綺麗になってきた頃(笑)。なんか今は「教師編」ってのもあるらしいけど、そっちはぜんぜん知らない。チビ(岩崎だっけ?)の背が急激に伸びた頃のナッキーに似てるんだよなぁ…
余談終了。
で、その相手の美人。
最初は講師の方の指示で十三路盤四子局。彼女も私と同じく理論派。たとえば「一間飛びに悪手なし」という格言は知っていて、よく一間飛びを打つ。ただ、さすがに人と打つのが二回目なので、「一間飛び」すら時によって悪手となることがまだわからない。私の石が接近してきて、当然並んでおさえるべきところで一間飛び。それを私に突き抜かれて裂かれがたちになってしまう。
あと、初心者のうちは当然なんだけど、石を当てたがるし、そしてアタリになっている石を逃げたがる。「えっとね、そのアタリを守るのは半目の手ですよ」とか「そこのアタリ、私は受けずにこっちに打ちますよ」と言われて彼女曰く。
「あ、本で見ましたっ。えっと、なんて言うんでしたっけ。『アタリアタリは…』」…
私は最近KGSからやってきた某O氏にいろいろと新しい格言を刷り込まれてる(笑)。一瞬「アタリアタリは豪腕の見本ですか?」と答えそうになったんだけど、素人さんにそんなこと言っちゃいけない(大笑)。
「それは『アタリアタリはヘボ碁の見本』ですね」。「そうだ。そうそう。こういうときに使う格言なんですね!」なんて、すごく嬉しそうに言う。
く〜。こういう姿こそ、私がハッピー・マンデーに求めているものなんだよな(涙)。「どうもありがとうございました。今日は無理して来て良かった〜」と彼女。く〜、また泣かせることを言うじゃねーか(笑)。
「あなたが勝つまで打ちましょう」という私に、結局十三路盤で六子まで打ち込まれてしまってまだ未勝利だけど(^^;、きっとすぐに勝てるようになりますよ。
私はとくに。私と同じ陥穽にはまることが予想できる「理論派」の人が好きです(^^)。私と同じ道を歩むので、指導がしやすいってのもある。今度また打ちましょうね>ナッキー(笑)。
ポケット詰碁200は、よく推奨されているけど、ひと目の詰碁には劣ると思う。まず、解説が少ない。単なる問題集を求めるなら、○○級をめざす次の一手問題集がおすすめ。別の手を考えつくことがあり、なぜダメかを自分で考えなきゃいけない。それに対して、ひと目は趙の長年の経験をベースに問題を出題してあり、解説も含蓄に富む。
Posted by: sk112233 : 2004年11月28日 21:43