2004年10月04日

戦う碁 〜 あっぶねーなー

何度も言うけれど、私は戦う碁が嫌い。嫌いだし苦手。これまたなんども言うけれど、囲碁を始めて最初の三ヶ月、キリを打ったことがなかった…

最近 KGS では「何もしない碁」を目指していて、「何もしないためにはどうすれば良いか」ばかり考えて、形勢が悪くなっても可能な限り何もせず、、、やられてます(爆)。

でも何もせずに勝つの、好きなんだよなぁ。ラクチンだし…


ま、そんなことはともかく。

今日の KGS 対局。人の申し込みを待っていたら早速申し込みあり。「やったね」と思いつつ相手の情報を確認すると日本人。ふ〜ん。「こんにちは。よろしくお願いします」で対局開始。

相手の人は初手小目。む〜。初手小目って「通好み」って印象があるよね。まあ実際は小目を打つ人の方が「力強い」傾向にあるみたいだけど。私は二桁級の頃はよく小目を打ったんだけど、今は逆コミの碁でしか打たない(逆コミ百目の碁を打つときは、初手小目、次に高目(笑))。

まあそれはともかく。相手が初手右上隅小目を打つと、私はたいてい右下の星に着手する。相手の小目の勢力が右下隅に向かっているのを嫌ってのこと。以前碁を教わっていたユパ先生は「ふ〜ん、そんなもんですか」と言ってたので、私の理論はおかしいんでしょう(笑)。でもプロの実戦でも右上隅小目に対して右下を打つのは結構ある。

で、相手は二手目も小目。げ〜ん。やめて欲しいんだよね〜。それでなくても今日は眠くて、自分の置いた石のこともすっかり忘れる大ちょんぼをやってるんだから…。でもまあともかく空き隅へ。

と、思ったら手が滑って、相手の左上隅小目に対して私が置いた石は向かい小目にある。が〜ん。一般に向かい小目は黒良しって言われるんだよね。そんなことを知識で持ちつつ、手が滑りまくる私。

相手の方は当然左下にかかってくるんだろうと思ったら左上隅を締まり。「ふ〜む、冷静な人だな」が印象。

まあそうなっては当然のように上辺の星下に白。黒は何のプレッシャーも受けていないので右下隅星に下辺方向からカカリ。

ん? 下辺方向からカカリ? 私は一般には弟子たちに「広い方からかかれ」と教えてる。このカカリは方向が逆。でも左下隅の小目の勢力を消そうとしての着手なんだろう。完璧に消されては面白くないので、やっぱり嫌いな(爆)ハサミ(二間高)。

相手の方は三々にフリカワリを求めてきて、私は遮って対抗。そして定石の交換が終わった後、右上隅の小目を大ゲイマに締まり。

が〜ん。この時点で負けたと思いましたよ、私。私はしかたなく上辺にある石を二間に開くわけですが、すると相手は当然右辺の星あたりに打ってくる。大ゲイマで広く構えた上に辺の星まで占められては、もう私の棋力ではそうとう難しい。。。

と、そんなことを思っていると、相手の方が星へ展開せず三々定石の後の石(17の十四)をそいあげてきました。ふむ。確かに迫力はある手だけど、やや焦点がぼけてる? 私は「チャンス!」と叫びながら17の九へ。これでなんとか布石としては「打てる」感じになりました。

相手の方は17の七に詰めてきて(当然)、私は二間開き(そうかぁ、このときに予めそいあげてある石が働いてくるんだな、と感じました)。相手の方が先にそいあげた石をさらに伸びたのを見て私も二間開きを安定させようと一間飛び。。。。

一間飛びのつもりだったんですが、マウスが滑ってケイマを打ってしまいました(涙)。「だ〜っ。間違いだよまちがい! 見逃してくれよ〜(ちょっと古いが小泉今日子風)」と叫んだんだけどどうしようもない。相手のデギリから全局的な戦いになってしまいましたとさ。


いろいろあって(笑)。

相手の方の、やや混乱した見通しと、ちょっとした見損じに助けられた私。相手の大石を取りきって相手の方の投了となったんですが…

「さすが前田さん」と声をかけてこられる(^^;。「へっ?」とハンドル名を見てみるんだけど、申し訳ないけどちょっと覚えがない。「前田さん」と呼ぶからにはウェブ系の知り合いなんだろうけど、いったいどういう人なんだろうとどきどき。

実はこの方。darudaru さんとよく対局したりされる方みたい。「勝って darudaru さんに『あいつたいしたことないね』と言おうと思ったのに」なんてことをおっしゃる(笑)。

いや〜、実は戦いのきっかけになるケイマ。本当は一間のつもりだったのに、打ち間違えたんです。そういう私の言葉に「やっぱり」。そう、ウェブの私をご存じの方なら、私が戦いを徹底的に嫌っていることを当然ご存じ(^^;。「なんでこんなに戦うんだろうと思ったんですよ」とのことでした(苦笑)。


えっとその碁は先に書いたとおり私の中押し勝ちだったんですけれども。相手の方が聞いて下さっているようなので調子に乗って検討などしておりました。そして相手の方の投了となった辺りの話をしていました。「う〜ん、白(私)もめいっぱいですから、なんか手がありそうなんですけどね〜」。

そう言いつつ読んでいると、簡単に私をやっつける手が発見されてしまいましたとさ(大笑)。いや、やっぱりああいう大事なところで打ち間違いしちゃいかんと(苦笑)。

でも楽しい碁でした。ありがとうございました>相手の方。

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投稿者 前田博明 : 2004年10月04日 17:25 | トラックバック