2004年10月11日

切断と連絡 〜 高梨先生との五子局

講義の前にコバピと打っていた。

最近は、より強く「指導」を意識して定先で打たせている。なので途中からは彼女がどうにも悪くなる。

今日もやっぱり途中から彼女がひどくなってしまって、ずずっと鼻水を垂らした(爆)。「藤田という渾名のF先生っ。コバピが鼻水垂らしました!」とちくる私に「あまり汚さないで下さいね」とF先生。ふふ。F先生もコバピの扱いに慣れてきた様子(笑)。

で、今日の講義は「切断と連絡」。

ツキヌキを防ぐ
【 ツキヌキを防ぐ 】

簡単? そう、とっても簡単。これは黒から打てばツキヌキを防ぐ一手。白から打てばツキヌいてしまう一手。先日、ハッピー・マンデー入門者の棋譜解説で「ツキヌキはとにかくひどい」と書いたけど、それとシンクロする内容の講義だったな。

うん。ここは「初心者向け教室」なんだからそうでないといかんよ(^^)。実は講義前に先日解説した棋譜をF先生に見せて「こういう子のためになる講義をしなくちゃだめだよね!」と熱弁しておいたんだ(^^)。君は教室の役に立ってるぞ>検討でぼろぼろに言われた君。

でも、どうしても難しい問題もやりたいらしく(笑)、本日最後の問題は難しい問題。「高梨先生、この問題、ひと目で解いて何級くらいですか?」。「え、ひと目ですか。ひと目なら五段くらいあるんじゃないですか?」。

ふふ。高梨先生はちょっと甘いんです(笑)。

ひと目五段?!
【 ひと目五段?】
〜黒先〜

この問題をコバピに解かせつつ、にやにやして振り返るとF先生。「F先生、コバピ、この問題解けませんでした!」。「ええ、見てました」。

ふふ。F先生、そのノリ、ぼかぁ好きだなぁ。


講義後の対局。へぼたろさんと私は高梨先生との指導碁。げ〜ん、俺たち二人揃って指導碁なんて打ってもらっていいの? と周囲を見渡すと、本日祝日のため確かに生徒は少ない。「ふ〜ん、良い機会かもしれないね」。

と、そんなことを思っていても極度のウワテ恐怖症の私。だんだん足が震えてきてしまったりする(苦笑)。

対局開始で「前田さんは何段でしたっけ」のことばに「二・三段を標榜してますけれども」。「そうですか。では両方三連星になっては面白くないですから」と五子局。げ。全く想定していなかった置き石数だ…。「二・三段を標榜していますから七子で」というのがこちらのプランだったんだけど…

この碁。序盤は結構うまく打てたんだよね〜。まあ五子なんだから当然なんだけど(^^;。でも相手が明らかなウワテの時って、ひとつ変な手を打つと、もうそれに引きずられてぼろぼろになっていくじゃない? 取り敢えず序盤はそんなこともなく無事に進行。

「おや、俺結構打てているぞ(^^)」。そんなことを思った瞬間が悪かった(笑)。好事魔多し? 相手の薄みを必要以上に意識しすぎてちょっと相手の模様に深入りし過ぎ。すごく単純な読み違いもあって結局投了。う〜ん、せっかくプロと打つ機会だったのに単純な読み違いでの投了というのはちょっと寂しかったな。

「序盤は言うことないですね」と高梨先生。「うん。良すぎてここ、ちょっとやりすぎました」。「そうですね…」。「ここ、単純な読み間違いでごめんなさい。読み切っていればこんなとこ打たずによそを打ったんですが…」。「そう、打たない方が良かったですね」。

「いや〜、五子でちゃんと打てていますよ」。「えと、ずっと前に九子でやられたときよりは強くなってますかね」。「もちろん。強くなりすぎじゃないですか?」。

あはは。講義の項でも書いたけど、高梨先生は基本的に甘いのです(笑)。だからお世辞はわかってるんだけど、九子でやられてお世辞を言われるよりは、五子でやられてお世辞を言われる方がちょっと嬉しいね(苦笑)。


対局を終えて喫煙所に出ると。コバピとI川さん(お孫さんと一緒にハッピー・マンデーに通うおじいさん)が話している。「前田さん、今日は負けちゃいました」とコバピが言う。「誰と打ったんだ?」と問えばI川さん。

あっはっは>コバピ。君がI川さんと打ったのなら負けるのは当然。「負けました」と言わずに「I川さんと打ちました」と言えば質問がひとつで済むんだ(笑)。

「何目?」。問えば先番で十数目の差だったとのこと。むむ〜。君がI川さんに先で打って十数目というのはちょっとできすぎかもしれない(^^;。でもI川さん。私に対してちょっとビビリ過ぎで、最近私と打つことの多いコバピに対してもちょっとそのビビリが出ちゃったのかもしれないなぁ。

もっと徹底的に弟子をやっつけて下さい(笑)>I川さん。私は「I川さんと二子で対等に打てるようになれば碁打ちを名乗っても良い」なんて言ってるんですから(^^)。


あ、そうそう。先週のフリー対局の時に「十四子二線に並んでいるのはどうですか?」と尋ねた「馬鹿」じゃないけど「オバカ」な女子高生。今日は残念ながらお休みだった。せっかく先週水曜日の日記を印刷して持って行ったのになぁ。

「F先生。先週女子高生が六死八生はわかりましたけど、十四ならどうですか?と聞いてきたんですよ」。これにはF先生も思わず吹き出す。「いやね。私もそれを聞いて『こいつは馬鹿か』と思ったんですけど、七が先手次第ならその倍はどうだろうかと思ったらしいんですよ」。そう説明するとF先生もちょっと感心してたぞ>女子高生。「ね。なかなか面白い理論の持ち主でしょう? なので私も日記に『馬鹿』と書こうと思ったんだけど『オバカ』にしときました」(笑)。


帰る直前の喫煙所では十三路を打っていた新入生ともちょっとお話しすることができました。ナッキーのお友達。あまり実のある話はできませんでしたが(私、初めての人と話をするととっても緊張してしまうんです(^^;)、また今度打ちましょうね>新入生の方。

あ、そう言えば面白いこと言ってたな>新入生。私と高梨先生が打っていたのをちらと見ていたらしく。「あの碁はどうだったんですか?」と。「いや〜、ぜんぜん駄目でしたよ」と言う私に「あの人、結構強いんですか?」。

あっはっはっは。うん。結構強いですよ(笑)。高梨先生、やっぱり甘いマスクで授業も甘くすると迫力が足りないみたいですよ(笑)。たまにはびしっと厳しくプロ八段の威厳を見せてみましょうよ(笑)。

そんなこんなでいつものように楽しい一日でありました。

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投稿者 前田博明 : 2004年10月11日 23:00 | トラックバック