いや、この問題が君に難しいことはわかってたんだよ>コバピ。この問題に一目で正解を出せなかったことを恥ずかしがる必要はない。
この問題。本日の講義の中で「まとめの問題」として出題されたもの。黒番次の一手は?
まず、この図で右上隅の白が生きてるかどうかはハッピー・マンデー 10 級以上なら瞬間に判断して欲しいところ。そう、白は死んでますね。
問題は、白がCの横にはみ出してこようとしたとき。
もし黒が「勝ちました」なら無条件にB。Aが成立するのならAに打ちたい(ちょっと得になりそうだから)。白のはみ出しが怖いのならCに打ちそうだけど…
でも一番「チャレンジャー」なのが実はC。黒Cと打つと白Bと打ってコウにする手筋がある。無条件で取れているところがコウになれば、むろん黒の失敗。
コバピレベルならこのくらいは読んで貰ってもいいんだけど、ちょっとコバピはコバピった(混乱した)。「Cだと思います」。
うんうん、コバピ。君はやっぱりカワイイぞ。ここで指導者側は黒にCと置いて貰いたがってるんだ。そしてコウの怖さを知って貰いたいと思ってる。
私は盤面の開いた所に大きなコウを作って「そうか。君がCと打つなら俺はここをコウ材として使うがどうかね?」。
ここで私が期待したコバピの発言は。「そっか〜。コウになっちゃうと悪いですよね、やっぱり」。そう言ってコバピに問題図を読み直して欲しかった。
しかしコバピ。さすがはコバピ。われらがコバピ。私が「ここをコウ材として打つぞ」と打った手に受けて「それが何か問題ですか?」という顔をしてる。「むむ、コウになったら悪いということをわかってもらえなかったかな」と思い私はCの右横にコウを抜き返す。「ああ、コウなんですね」。
むむ〜。コバピは黒一でCと打ったがために大コウになったことを理解してくれない(^^;。「いや、コバピさ。本当は右上隅の白は無条件で取れてるんだよ。コウになったら『ひどいことになっちゃったな』と思ってくれなくちゃ」と私。
「ああ、無条件だったんですね」とコバピ。言ったもののなんか納得してない(爆)。
な〜。この問題、わりと良い問題だと思うんですけど、「コウの怖さ」を認識していないと、ちょっと問題の意図がわかりにくかったみたいですね(^^;。
尚、正解はもちろんB。Aに頑張る手は読んでみると成立しません。各自読んでみて下さい。
この問題、回答は簡単でBの一手。Aは左下端にある黒がないときに打つ手。すなわちその石があるのにAに打つのは「石の効率」がちょっと悪い。Cにハネルと相手に抑えられて結局はBに戻らなくちゃいけない。ただBに戻るだけならまだしも、ちょっと黒のダメが詰まって気持ち悪い。
まあこの問題ならコバピもひと目です。
しかし問題は、この図がいかにしてできたか。図を載せるのは面倒くさいので言葉で書くと、まず黒小目に白高ガカリ。黒の下付けにブツカリ(ナダレ選択)。黒もナダレを受けて立ったところで白手抜き。
ね。なんか変でしょ。白がナダレを選択して、黒もそれを受けて立ったのに、白手抜き。なんか首尾一貫してないので尋ねました。
「令文先生。白、そこを手抜いてなんの得があるんでしょう?」。
まあ白としては。本当にナダレに進むのか、それともBに打つかの態度を保留したという意味がある。それは「ごもっとも」だよね。
でもさ。これが本当にナダレを挑んでナダレで受けられ、そして白手抜きだとすると、白の気合いが悪いと思いませんか(^^;?
まあそれはナダレ定石をマスターしていない私だからこその意見なんでしょう。講義後の令文先生には「前田さん、この教室でナダレの質問はやめてください」と叱られました(笑)。うむ。まあそうだよなぁ(^^;。
でもそういうところに疑問を持つのは大事ですよ(^^)>みなさん … と、ちょっと自己弁護(苦笑)。
面白い講義でしたよね(^^)。