「彩」(あや)というコンピュータ囲碁ソフトウェアと対戦してみました。囲碁データベースの記事で紹介されていたので。
比較的強い部類に入るんだそうですが…(10級くらいとのこと)。
私が対戦してみたのはデフォルトの状態なんですが、とにかく長考(^^;。しかも CPU HOG で、彩が思考しているときには IME の動作が十分の一程度になってしまう状態(環境によって異なります、もちろん)。あまりに長考するので他の作業をしながらゲームをしたくなるのですが、彩があまりに一所懸命 CPU を使うので他のプログラムの動作が異様に遅くなるのでした。
あと残念なのは死活判断の弱さ。GnuGO もそうなんだけど、仕掛けてきては、妙なところで手を抜く。パンダネットのオプションサービスにある死活判定エンジンなんかはわりと良い精度だとのことなので、死活に強いコンピュータ囲碁ソフトというのはできそうなのにね。まあ「死活の判断はできても打つのとは違う」というのは当然だけどね。
初心者勉強用という視点で見た場合。「石の形」は他のフリーウェアないしは千円程度のシェアウェアと比べればダントツに良い感じはします。その良い形も自ら仕掛けてきて手を抜くという悪癖で台無しになったりしますけれども。
まあ囲碁ソフトは凄く難しいと言いますものねぇ。
前にも書いたけれど、今初心者に「それなりに勉強用になるかも」と私が薦めるイチオシは「手談対局」。「最高峰」も悪いわけじゃないですけどね。ただ両方ともパッケージソフトウェアで、1万円くらいしてしまうのが気楽に勧められないところ。
コンピュータの囲碁レベルに興味があって、それなりのスペックの PC を使っていて、コンピュータの長考に耐えられる人ならば、この「彩」も試してみる価値があるでしょう。
私とは残念ながら九子局で碁になりませんでした(最強設定で10級なら当たり前ですが)。
この「彩」の作者である山下氏は元々将棋部で、私は同じ大学の囲碁部(将棋部と同室)でした。当時から将棋のプログラマーとしては有名でしたが、このままいくと将棋と囲碁の二冠を達成しそうな勢いです。
Posted by: hidew : 2004年10月24日 11:43将棋の方は段だと言いますもんね>将棋プログラム。
将棋プログラムは結構強いという話を聞いて、それなら将棋も始めてみようかなどと思っている私(^^;。孔令文四段も「お遊び」程度の将棋は打つそうですし(^^)。
「彩」。本文にも書いてますが、なんか「良い形」は打ってくるんですよね。初心者が「打ち方」の勉強にしても良いような手すら打つ。
あとは CPU HOG なところとのバランスを考えて、その「好手」が継続できればなぁ…。
一手毎に「着手ポイント」みたいなのが表示されるのも面白い機能なんですが、きっと「この形を決めるよりも、あっちの方が着手ポイントが大きい」ということで手抜きしてしまうんだろうなぁ>彩。ある意味「大場病」?
と、いうことは人間の進歩と同じ道程を歩んでいるのかもしれないな>彩。
Posted by: まえだ : 2004年10月24日 12:17