
う〜ん。私が、もしかして右図の変化を想定していたのなら、私の着手はあり得たのかもしれません。あるいは黒4で黒8のところにコスむ変化を想定していたのならば…。
さらにあるいは、相手が定石を知っていることを前提に、「私がこの定石を選択したならば、あなたはどう打ちますか?」と問う意図があったのならば。
でも私が想定していたのは下図。

さすがにこの形だと白は打つ気がしないよねぇ…?
一応白がやや厚い分かれと言われてるけど、黒は置き石と連動してかなり働いた形だし。白としては黒2と黒16のところの断点を狙っていくことになるんだけど、シタテ相手の碁でこういう断点を狙うのもどうかなと思うし。
hidew さんがコメントでおっしゃっていたように、石を置いている以上、黒に自分と同じ力があるのなら初手投了が正着手(^^;。井目中四目なんかで打つ碁は本当に初手投了しかあり得ないようにすら思ってしまいますよね(^^;。
まあ昨日の私の問題は、2番目の図を頭に描きながら、「黒が打てるわけがない」と思っていたこと。加えてこの定石は、黒が間違えると一気に白が良くなる(実戦でも私はここで1目+α分くらい得しました)。そんなこんながあって、私は少なくとも「教室で打つ置き碁」ではないように思いました。
いや、この定石は KGS 一桁Kでも間違えるので、そういうときにも「ああ、なんか嵌め手みたいでアジ悪いなぁ…」なんて思いながら打つわけですが…。
白で打っても黒で打っても。この定石で損をしたことがないので(まあ定石なんだから普通に分かれればほぼ五分だから当たり前か)、「絶対に損をしないことを前提に打った」という気持ちが私の反省に繋がったのかもしれません。
尚一般論として。
三子局の碁というのは、たいていウワテが小目に構え「はい、小目ですからかかればいろんな変化がありますよ。でも勇気を持ってかかってきてみなさい」というようなものだと思うんですよね。
まあそう思うのは、私の初めての三子局が印象に残っているからなんだろうけど。その最初の三子局では、私が相手の小目にかかるのがイヤで辺の星に着手したんですよね。でも局後に打って頂いたウワテとは別のウワテに「初手かからないと強くならないよ」と叱られた(^^;。
普通のウワテの態度としては。一間高ないし二間くらいに挟んで、そしてせいぜいトビトビくらいにして盤面の複雑化を図るのかな。トブ変化くらいは三子の相手ともなれば普通に「知っている」だろうし。
でも私が昨日選択したハサミはトビを打つとひどくなるんですよね。そこでまずシタテは混乱する。
昨日のシタテ子が「三子局だから初手頑張ってカカリを打つぞ!」と思ってカカリを打ったのかはわかんない。でももっとも単純なトビが「ハマリ」になるような定石を選んで、そしてしかも「まあ間違えるんでしょ?」と思いながら打っていたウワテの態度はあまりにひどかったですねm(..)m。
「シタテのためにならない置かせ碁を打つな」と、常々言っている私。なのに自らがその言葉に反する碁を打ってしまいました。
今後は相手のことが大嫌いな場合以外、三子でこの定石は打ちません(笑)。
投稿者 前田博明 : 2004年11月02日 05:30 | トラックバック【 これはちょっとねぇ… 】の図ですが、手厚い芸風の上手なら白悪くないと思います。部分的には白が若干いいと言われている図(通常はシチョウからみで黒14を15に曲がる変化が有力)ですし、下辺の黒は単なる模様で今後の運用が難しいところです。3子の実力差ならおそらく白地になるでしょう(笑)
私はもっとややこしい芸風なので【 あり得る変化? 】の白9で右辺に開いたり、白11を重々しくハイ出したりします。白5で1の上にぶつかる裏定石もあります。とにかく難解な形なので、簡単に「白3が悪手」という結論にはならないと思います。
ところで、碁のような完全情報(開示)のゲームでは「きれいな手」とか「汚い手」とかは実は存在しません。「負ける手」と「負けない手」が2種類があるだけです。多くの上手はハメ手を打つと負ける可能性が上がるから打たないだけで、それが「汚い」から忌避しているわけではないと思います。
Posted by: hidew : 2004年11月02日 22:58コメントありがとございます。
まず、私も白3を、決して「悪手」だといってるわけじゃないんですね。とにかく私が打ったときの「意図」が卑しい。
あと定義の仕方によりますが「汚い手」はないかもしれないですね。
でもたとえば九子とかそれ以上で打つ相手に対して、少なくとも私は三々定石をしかけたくない。なぜならたいてい相手が間違えてしまうから。打つ場合には、相手の石を剥がして、その場で教えて上げられる場合のみにしたい。
あるいはシタテが小目に構えたとき、そこにかかっていってもナダレは仕掛けたくない。こちらが良い分かれになるのが決まってるから。
級位者にとって、置く位置による「価値の大小」は学びやすいことです。「囲碁の見方」という感じがある。でも「定石・手筋の知識」というのは、彼らから見ると「マジック」(笑)みたいなもんだったりする。
だからやられたときにも「なんかやられちゃったな」くらいで終わってしまうことがある。
私は、私がウワテに打ってもらった経験からそんなことを考え、シタテのレベルに応じた「ウワテな碁」を打ちたいと思っているのでした。
ふふ。えらそうだけど(笑)。
Posted by: まえだ : 2004年11月03日 11:03下手は失敗することによって学習するものなので、失敗させないように易しく打つのはかえって逆効果ではないかと思います。定石を間違えることも計算に入れてハンディを付けるのが普通です。もしかしたら手合割が上手に甘すぎるのではないでしょうか?
Posted by: hidew : 2004年11月04日 01:36人生イロイロ、置碁モイロイロ、ですね(笑)。
Posted by: まえだ : 2004年11月04日 10:55