岩波書店の本日の名言。『孫子』の文章ですが、
母国に帰る敵軍はひき止めてはならず、包囲した敵軍には必らず逃げ口をあけておき、進退きわまった敵をあまり追いつめてはならない。
って、囲碁の打ち方そのままじゃないですかねえ。相手が弱い石に手を入れて守ったら深追いせず大場に回る。相手の逃げ道をこちらが指定してやって、そっちに逃がしながら他面で得をするようにする。
相手が一手入れてもまだ利きがあるからと全部決めてしまう。それによって自分のダメが詰まって後の戦いで不利になる。自分の陣形を崩しても相手の出口を塞いだのは良いけれど、逆襲を喰らって自軍の連絡が絶たれる。
「石を取らない」って、慣れてくるとすごく快感で、なるべく石なんか取らずに勝ちたいものと私は常々思うんだけど、それは私が陰険だからかな(^^;。まあ確かに。相手の石を取るのは即時に入手できるキャッシュ。石を取らずに打つ碁は「将来が楽しみ」という打ち方。もしかしたら「国民年金」みたく破綻しちゃうかもしれないという危惧はありますね(^^;。