十段戦挑戦者決定戦の趙治勲二十五世本因坊の碁。私にはすごく面白かったです。
えと、趙治勲先生の『カベ攻めの極意』を眺めて、途端に自分の碁が崩壊したことがあり、以来趙治勲先生の棋書は「禁書」扱い。よって「何が治勲らしさなのか」なんてことはよくわかってません。でも「ヒカルの碁」に出てきた「ここで生きれば黒の勝ち」の棋譜はあまりに衝撃的でしたよねぇ?
十段戦挑戦者決定戦も、厳密な意味で治勲先生らしいのかどうかわかりませんが、私には「らしいなあ」と見えた碁。その面白さを私なりに鑑賞してみました。
→ 趙治勲 has come !(別窓が開きます) / 棋譜ダウンロード
投稿者 前田博明 : 2005年02月06日 16:58 | トラックバックはじめまして、凛と申します。
棋歴はだいたい2年くらいで棋力は3段の学生です。
いつもここのブログは面白おかしく拝見させていただいております。
特に登場人物(実在の人物なんですよね?)が実にユニークで毎日ここのブログを読むのが楽しみです。よろしくお願いします。
十段戦挑戦者決定戦の碁は実に趙先生らいしい碁でしたね。NHK杯での山田8段との対局のときもそうでしたが、勝手に自分で自分を窮地に追い込んでおいて、それで全部凌いでしまう。しかも攻めてる方も気がついたらあまり得をしていない。まさに「攻められながら特をする」棋風というのでしょうか。私も以前これを真似をしてみようと試みたら、見事に玉砕しました。
(趙先生のほかにも、武宮先生、結城先生、王メイエン先生など碁も人によっては自分の碁が崩壊する恐れアリ!!)
最近の趙先生はかつての力(といってもどれほどの物だったのか私程度の棋力ではよくわかりませんが。)を取り戻しつつあるように思えます。
今週のNHK杯でも怒涛の追い上げを見せました!!(私は途中でこの碁はもうオワだと思って、見るのを止めたのですが、後でビデオで確認してみるとなんと趙先生の逆転勝ち!!)
この勢いを借りてぜひタイトル復帰を果たして欲しいと思います。
凛さん、初めまして。コメント頂いてありがとうございます(^^)。本ブログの登場人物はもちろん実在の人物です。彼らの存在なしにこのブログは存在し得ません(笑)。私がしょっちゅう手空きになってみんなの碁を見てるのもネタを探すためだったり…(爆)。
ところで「自分の碁を壊してしまう棋書」とか「棋士」とかってありますよねぇ(^^;。私は最初に「これはいかん。絶対にいかん」と思ったのが趙治勲先生。まあこれは、私が弱すぎる頃に読んでしまったのがいけなかったんだとも思いますが。でも治勲先生の棋譜は覚えたくないですねえ(不覚にも名人戦挑戦者決定戦の棋譜は覚えてしまいましたが)。とある東大囲碁部の人も「治勲先生の本で碁を壊した人間はたくさんいます」なんて言ってたし、『カベ攻めの極意』には御自ら「一時的に勝率が低くなることがあるかもしれない」なんて書いてありますよね(^^。
あと「これはヤバイっ」と思ったのが苑田先生。「生きてる石の遠く」と言われ続けて、だんだんと「1の一」しか手が見えなくなってきてずいぶん苦労しました(大笑)。今は先生の本からもずいぶん影響を受けてますけどね。
で、最近活躍する人で言えば張栩。彼の棋譜も絶対に並べたくない(^^;。だって新聞解説をするプロ棋士にも叱られてしまうような薄さ(^^;。本人ですらたまにわけわかんない死に方をして投了したりする(^^;。「不思議なもんだなぁ」と見てる分には良いけど、とても自分であんな碁を打ちたいとは思えません(^^;。
あと、今日のNHK杯も凄かったみたいですね…。私も途中でもう終わりだと思って、テレビを付けたまま寝てしまったんですよね…。ビデオには撮ってあるのでまた見てみたいと思います。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by: まえだ : 2005年02月07日 02:46