2005年02月08日

師匠、大盤解説デビューを果たす!

今日は巻幡先生の火曜上級コースの日。「今日の棋譜検討は棋聖戦第三局を扱いましょう」と巻幡先生。もちろん私がこういう機会を見逃すわけがない。

「先生、私その棋譜並べられますからお手伝いしましょうか?」。いや、巻幡先生は結構「お小さい方」(略してオチカ:出典はナルニア国物語)なので、並べるのに体力を使われるだろうと思ってのこと。決して妙な下心があったわけじゃない(笑)。

「そうですか、じゃあ白をお願いします」と巻幡先生。ふふ。結構気持ちよかったなぁ(^^)。プロと一緒に大盤で並べるなんてそうある経験じゃないじゃない? 今日見学に来ていたN埜さんも「羨ましかったですよ〜」と(笑)。

実はずーっと前の世田谷囲碁祭り。加藤先生が大盤に並べていて、マグネットが落ちたりして面倒くさそうだった。だから私は「お手伝いしましょう」と言いたかったけど、「いや、俺が出て行くと余計に時間がかかりますからっ」と残念な気持ちになったことがあったんだよね。今日はそのリベンジ。

大盤に並べててさ、一番嬉しいのは解説担当が変化図を並べるとき。それにこちらも受けて並べるわけだけど、そのウケを間違えないで並べることができると「ひょ〜、俺も碁が打ててるじゃん!」なんて思う(^^)。

まあそうやって大盤のお手伝いをしたのは、他の生徒の方に「俺は棋聖戦くらい当然のように暗譜してるぜ」という目に見えないプレッシャーを与えるためでもあったことは言うまでもない(爆)。


で、そういうプレッシャーも与えた後は、初段の方との対戦。相手の方に先で打って頂いた碁。

日本棋院初段との碁

えっと、相手の方は三連星。私ごときの棋力の人間に、三連星を打ちこなせるやつなんかいるわけがないと思ってはいる。だから三連星を打たれると「ふ。勝ったな」とは思うんだけどさ(T先生も同じようなこと言ってた)、でもちょっと嫌は嫌なんだよね。

上辺のカカリに挟んで来たのは当然の一着。通常の三々フリカワリ定石を経て今度は下辺。

相手の方は「ムムっ?」と思ったかもしれないね。上辺は別に黒損なわかれにはなっていない。でも白は続けて同じような手を打ってるわけでしょ。するとシタテである黒は悩むよね。「もしかしてさっきの分かれは白が得してんのか?」とか。「しかもあいつはすらすらと棋譜を並べるやつだぞ」みたいな(爆)。

で、黒はちょっと怯えて別の定石を選択。別にこれで黒が悪いわけじゃないけど、白は下辺を旧・小林流っぽく構えることができて満足。

そして次が黒の敗着その1みたいな手なんだけど、黒17のカカリ。旧小林流にこうかかっちゃいけないのは初段ならば知っておいて欲しい。白は当然18のハサミ。黒が飛んでいるうちに白は地を固める。

白地が固まったところで出たのが黒の敗着その2。普通に考えればあり得ない黒21のカカリ。この黒21には白22のヒラキ詰めがぴったりすぎる。この相手がハッピー・マンデーの人より強いのか疑問に思いつつ、結局は作り碁になったんだけど 70 目くらい差。

黒21はヒドすぎるので考えなくて良いけど、旧・小林流への17のカカリのひどさを認識して欲しいよね。この黒17を打たれた瞬間に、こっちとしては「負けるわけがない」という心の余裕も生まれます。

と、いうわけで。

今日は大盤デビューもしたし、碁も勝ったしでとても楽しい1日でした(笑)。授業後は巻幡先生にブログのプリントアウトをお見せして、「私とコバピはピーチさんの弟子なんですよ」と伝えておいた。うん、巻幡先生はピーチさんと同期なんだよね(^^)。名前、勝手に使いまくってわりーな(苦笑)>ピーチ先生。でもあなたの名前を出すことのできる「プライド」で、僕たちは強くなっていますよ。。。っと、そのはずだよな(笑)>コバピ?

投稿者 前田博明 : 2005年02月08日 23:00 | トラックバック