2005年02月14日

コバピ、一石碁でコバピル!

今日は孔令文先生の講義の日。

授業の前にいつものようにコバピと九子局を打っていた。で、この九子局。私は何を思ったのか「そうだ、九子局でも地合で打てる証明をしてみよう」なんて。すなわち、相手の石を取りに行ったりせず、とにかく地を囲って勝ってみようというプラン。ま、ふつう。そんなプランで九子局を打って勝てるわけがない(笑)。

序盤から中盤。徹底的に地を取りに行く私。コバピは私が何をしようとしてるのかわからず混乱したみたい(笑)。まさか私が「今日は地合で勝負」と思ってるだなんてわかるはずもない。「おかしい、今日の前田はなんか緩い。でもただ緩いだけじゃなくて、なんか狙いを持っているような感じだ…」。いつも以上にびびりまくるコバピ。そのビビリを利用して地合を広げまくる。

そこにF先生登場。「ねぇ、先生。今日は私、九子でも地合で打てるんだと主張してみようと思ってます」。F先生曰く、「ああ、碁になってしまっていますね…」。私の狙いをようやく理解すると同時に「碁になってる」(=良い勝負になってる)と言われてしまったコバピ大ショック(笑)。

しばらくして授業開始。まあ私の勝ちになるだろうという形勢だったので「コバピ、この碁はここまでにしよう」と伝えた。ところがコバピ。我らがコバピ。九子局の白が「地で打つ」なんてナマイキがどうしても我慢できなかったみたい。講義を聞きつつも、ぽつぽつと石を置いていく。うん、確かに大ヨセはコバピが頑張った。白の薄いところを突いてきてあっという間に形勢接近。

そして…

コバピ、九子局で一石碁達成!これが整地後の図。

うん、コバピも馬鹿じゃない。いや、馬鹿かもしれないけれど、碁が打てないほどの馬鹿じゃない(爆)。白の狙いを知ってからはびしびしと差を詰めてきたね(ってーか、そこまで白がリードしていたのか(^^;)。

作ってみると黒31目、白32目(^^)。見事九子局でも「地」で打てるのだという証明に成功(笑)。でもよい子のみなさんは真似しないでね(^^;。そんな碁打ってると絶対に弱くなるから(苦笑)。

で、この碁は勝敗よりも何よりも、気付いて欲しいことがひとつ。そう、タイトルにも書いてあるからおわかりでしょうが、黒はなんと一石碁(イッセキゴ)。囲碁格言によく言う「一石碁に負けなし」という一石碁。

互先でも「一石碁になればほとんど負けない」と言われている一石碁を打って、コバピはなんと九子局で負けてしまった(大笑)。もちろんF先生に報告。「先生、コバピが九子局で一石碁を打って負けてしまいました!」。F先生も「それはみたことないですね」なんて言っていた(大笑)。

追い打ちをかけるように、令文さんが他の生徒に説明していたな。「九子局では自分の石が繋がってれば負けようがないんですよ」(大笑)。いや、もちろんこれは正当な意見で、私も九子を打つ際にはいつも相手の形に言う。「とにかく自分の石を連絡させてくださいね」。だけどこんなふうに一石碁にさせても白が勝っちゃう場合ってのは、どういう指導をすれば良いんだろうね(^^;。

ま、とにもかくにも。君と打つのは勉強になるよ(笑)>コバピ。


いつもと順番が逆になったけれど、本日のテーマは一手の詰碁。うんうんうんうん。ちょっと難しかったかもしれないけれど、一応初心者コースらしい問題だった(^^)。

で、これは「おまけ」の問題。さて、黒番初手は?

ひと目の詰碁
【 セキでは失敗です 】

どうかな? 第一感は伸びでしょ。でも伸びはセキになってしまいます。そのヒントがあれば、もう答えはひとつしかないですね(^^)。


講義後の対局は、すごく久しぶりにナッキーと。前に打ったときは一応九子で打ってもらったんだけど、十三子でもなかなか碁にならないなって感じだった。

「さて、碁になるかしら」とエラソーに思いながら打ち始めた碁。この碁、白が三カ所トリカケに行って二カ所で失敗する(ひとつはセキ、ひとつは黒生き)という大チョンボをしたせいもあるんだけど、でもしっかり碁になってた。

通りかかった令文さんが「前田さんが悩んでいるということは、黒が良い碁を打ってるんですね?」と。そうなんだよね。あれだけ打たれては白苦しかった。結果は40目程度の差で白。前に打ったときナッキーが「十三子でも真剣に打つシショーとどれくらい差があるのか知りたい」なんてことを言っていたので、今回はかなり真剣(それでいてトリカケ失敗は情けない(^^;)。

う〜ん、彼女はしばらく教室も休んでいたんだけど、どこであんなに筋が良くなったんだろうな。最初に打ったときは「気の向くまま」な石の動きだったんだけど、この碁では一応「筋」になってた。その雲泥の差に本人は気付いているかな。

ひとつ簡単に修正できる彼女の弱点。彼女は曲がり飛びを多用するんだよね。私はよくわかんないけど、最近初級者の方と打っていて、やっぱり曲がり飛びを多用してた。なんか魅力的に見えるのかな(^^;? で、曲がり飛びは悪い手じゃないんだけど、ハザマを突かれたときの読みが必要。ナッキーはハザマを突かれてどんどん崩壊していった。

曲がり飛びの弱点を克服する方法。一番単純な方法は曲がり飛びを打たないこと(笑)。曲がり飛びを打たなきゃならない局面ってのがそうあるわけもないので、そういう場合は曲がり飛び以外で対応すれば良い。好んで自らの石に欠点を作る必要もないからね。ついこの間も別の人に同じ指摘をしたんだけど、その人も曲がり飛びを控えてとたんに碁がステディになってました。

以上、今日のMVPはナッキー。裏MVPはコバピでした(それはいつもか(爆))。

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投稿者 前田博明 : 2005年02月14日 23:00 | トラックバック
コメント

お、いつもとちがうとこ押したら、コメント出来そうだからコメントしよう^^

曲がりトビが多かったのは何を隠そう私です。
今でもたまにしちゃうのよね〜

一石碁になって負けたことも、私も経験あり^^;
「碁は地をとらなきゃ負け」という当たり前の礎知識をそこで学びました。

初心者にとっては、「今日はとられなかった!」というのはそれだけで嬉しい時があるのです(爆)。
でも、それじゃ、碁じゃなくて他のゲームかもしれませんが(笑)

Posted by: BUBI : 2005年02月15日 15:28
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