昨日のハッピー・マンデーはフリー対局の日。私は最近入会したドイツ人女性Sと対局。「わたし、たぶん 13 級くらいです」という彼女の言葉に「じゃあ九つで打ってみましょうか」。
で、彼女。やけに強い(^^;。初心者らしく時間を使ってるなぁと考えてると、それが「悩んでる」のではなく「読んでる」時間だったりする。「あれ、何を悩んでるんだろうな」と思っていると、突如牙をむいて私の石を狙いにきたりする。しかも彼女、死活にやけに強くて、油断していた私の大石が見事殺されてしまった。ところどころのアドバイスがあったとは言え、作ってみれば彼女の完勝。
「あなた、どこかで囲碁やってたでしょ」と問えば「はい、ドイツで」と。じゃあ彼女の言う13級くらいってのは日本で言えば9級くらいか。それにいろいろアドバイスしながらじゃ負けることもあり得るか。
「じゃあ石を減らして再戦しましょうか」。私の言葉に彼女は頷きながらも帰り支度をする(爆)。あれ、どうしたんだろうと、「あれ、どうしたんですか?」と言う私に「え、なんですか」と問い返す。「えと、さきほどは完敗だったので石計減らして再戦しましょうか」と繰り返す。そして彼女。「あの、私、あなたが何を言ってるのかわかりません。もうちょっと優しい言葉でお願いします」(笑)。
ふふ。彼女は結構流暢な日本語をしゃべるんだけど、囲碁用語が混ざってまくしたてられるとわからなくなるらしい(^^;。「え〜と、ハンディキャップ減らして、もう一度対局しましょうか」と言うと今度は通じた(^^)。
で、八子局。まあ九子で勝たせたので八子でまで勝たせるつもりはない(^^。序盤結構いじめて白優勢。
でも。人になんだかんだと言いながら自分もアマちゃんな私。九子と同じ轍を踏んだ。「あれ、相手の人、なんか悩んでるな〜。。。っと、彼女は悩んでるんじゃなくて読んでるんだった。もしかしてこの石狙われてる?」と思ったときには時既に遅く(苦笑)、モタレまで決めてくる彼女の前にまたしても大石頓死。
う〜む、二連敗はいかんよな、二連敗は。今度は「試しに先で打ってみる?」とでも持ちかけて徹底的にやっつけてみようかな(爆)。彼女は私の思惑を察したのか「強い人と打つと私も強くなったような気がします。どうもありがとうございます」なんて殊勝なことを言う(^^;。陰険な私でも表だってそう言われたらいぢめられない(^^;。「私はドイツ人に碁を教わったので、国家間のギブ&テイクの好例だね」なんて話を締めておいた(苦笑)。
二連敗で呆然としてた私。新規入会組の十三路盤を見ていじめる機会をさがしていた。そこにとある男性。「すみませんがご指導お願いできませんか」。ふふ。だから言ってるのに。男性に誘って頂けたら絶対断らないって(^^)。
相手の方に「何級ですか」と問えば「最近 13 級から一気に9級になったんですけど、私はそれは嘘なんじゃないかと思ってます」と(笑)。「そうですか」と言いつつ、対ドイツ人二連敗に痛みを感じた私は「じゃあまず先で打ってみましょうか」と様子見(爆)。
この男性も結構打つ方だったので、これなら先ですべての着手にヒントをごちゃごちゃ言うより、石を置いて貰ってどんどん打つ方が良いかもしれないなと先の碁を打ちかけて九子局。
最初。相手の方の隅が死んで「ありゃー、こらいかんな」と思った。しかも相手の方はどうしても諦められないらしく、死んだ石の側をごちゃごちゃと打とうとする。
「えとですね。その石はもうどうやっても助かりません。で、殺した黒石を抱えてるここの白はめちゃくちゃ強い石ですよ。相手の石が強いところにばかり打つのはつまんないですね」。そうアドバイスしたんだけど、そのアドバイスの後が強かったなぁ。「ああ、そうですか」とびしびしと大場を打ってくる(^^;。アドバイスで強くなってくれたりするのは嬉しいんだけど、そんないきなり強くなられても困るんだよな(苦笑)。
相手の方に芽生えた大場意識を大事にしてもらいながら打っていくと、この碁でも見事相手の方の勝利。「強い! 絶対に9級は大丈夫ですよ」という私に謙遜する相手。でも序盤ぼろぼろになりかけたところを、ひと言のアドバイスで大復活を遂げるってのは基礎ができてるからだと思いますよ。ガチンコ九子で打っても負けちゃうかもしれないな。
なんだかんだ。
しっかり読んでくれる人や、ひとことで強くなってくれる人。そういう人と打ててとても楽しかったんだけど、、、それでも三連敗はいかんな(苦笑)。頑張ろうっと(^^)。
投稿者 前田博明 : 2005年02月24日 11:03 | トラックバック