2005年03月08日

巻幡二段の告白…

前田さん、ご存じですか?

巻幡二段の告白そう良いながら巻幡二段が私に尋ねてきたのは右の問題。

「私実は最近まで知らなくって、この前張栩名人・本因坊に聞いて知ったのです。前田さん、ご存じ?」。私はプロがそういうのを聞いてちょっと心配になった。「えと、白番ですよね?」。「ええ」と巻幡二段。「えと、白番だと下がれば良いと思うんですが、そういう話じゃないんですか?」。

びびりながら話す私に巻幡二段が言った。「前田さん、なんで知ってるの!?」。

あっはっは。思ったんだけど、こういう筋悪系の問題は、私たちアマチュアの方が強いのかもしれないよね。この問題についてはプロ数人で検討しあったそうだ(笑)。「いきなり切るのはひどいよね」とか。彼らは普段こんな手を打たれたことがないから考えもしないんだろうなぁ(笑)。

「巻幡先生、その話、ブログに書きますよ」。一応そう断ってからの記事投稿(笑)。


で、今日授業で取り上げた棋譜は大竹先生 vs. 羽根直樹(当時)六段。黒があまりにゆっくりと打つ碁で、講義のタイトルは「石の流れを見つけよう (3) − ゆっくりした碁 -」(棋譜ダウンロード)。

ゆっくりした碁

「この黒、恐ろしいくらいに強いですね」と言いながら並べてた巻幡先生、並べてるうちは誰と誰の碁なのかご存じなかった。

「こういうゆっくりした碁、理想ですね」。「急戦になると指運に勝敗が左右されてしまって、打つ場所も決まってしまって面白くないんです」と巻幡先生。

おーちんはらしょー(笑)。

何度もくどくどと書いてるけど、私の目標とする碁は「何もしない碁」。もっともそういう私を巻幡先生は最初の授業の日に「それはプロの言うことです」と叱ったんだけどね(^^。でも「何もしない碁こそ棋力を反映するものである」という考え方は、私の碁に対する取り組みの根本に合致するもの。巻幡先生が大好きになっちゃった(爆)。


尚、今日はすごく久しぶりに有段者の集いで一局打った。

向かい小目からの一局

互先で私の黒。実は最近、向かい小目の布石に凝っていたりする(^^;。なんか陰険な感じが私にぴったりなんだよね(苦笑)。まあ白6が疑問だったり、黒7に対しておとなしくツケヒキを許すのが甘かったりとかいろいろあるんだろうけど、白にこう打たれたらもう負ける気がしない(^^;。

但し、私はこれまでいつも旧・小林流で、右上隅は星だった。そんなんでいろんな見損じやヒドイ手を打ってしまうんだよなぁ(爆)>この碁もそう。

でもまぁ、いくらひどい手を打っても掲載した図の形になればさすがに負けない。結局は 20 目+α の勝ち。ふ。「有段者の集い」で12連勝だな(苦笑)。

今日の教室の後の対局も、1ランク上の人に先番で、向かい小目を試した。中盤で 100 目対 20 目くらいになって、碁は終わり(^^;。でも結局この碁は負け(大笑)。でも、いつもと違って「緩んで」負けたんではなく「じゃあここに逆転の手を作りますがどうですか?」と問いかける碁で負けたので満足。うん、圧勝だったと日記には書いておこう(笑)。

なんかさ。もう1年くらい旧・小林流で打ってたんだけど、ここに来ての新しい布石もまた面白いね。おかげさまで大雪崩れ定石も覚えたしさ(^^)。これまで、相手が大雪崩れを仕掛けてきたらすかさず「雪崩れ拒否」の定石を打ってたんだけど、次からは受けて立つぜ(^^)。

ちなみに私が覚えているのは呉清源流の内曲がりだけなので、他の雪崩は打たないで欲しいと思う今日この頃(爆々)。

でもさ。「三段だ」とか名乗ってて言うのは恥ずかしいんだけどさ、自ら雪崩を指向できたり、相手の雪崩れに受けてたてるってだけで、碁の幅はずいぶん広がるね(^^;。今後も向かい小目を打ち続けるかどうかわかんないけど、とにかく(特定のパターンではあっても)雪崩を打てるようになったのはちょっと嬉しい(^^)。

投稿者 前田博明 : 2005年03月08日 23:00 | トラックバック