昨日の教室。対象ランクが3級〜三段程度ということで、いろんな手が出てきます。
上の図がとある生徒の実戦(私じゃないですよ(^^;)。黒が三連星を引いて、上辺星に白がカカリ。黒が一間に挟んで白がトビ。ま、私は三々とフリカワリますけれど、トブのもある。
でもトンだあとに「白×」に滑ったのが大悪手。「黒○」と交換しては三々の狙いもなくしてしまいました。
トンだ後ってのは白Aにカケるのが代表的な定石ですが、「○」と「×」の交換により三々がなくなっているので、今更白Aとカケることができなくなっているんですよね…。
定石で分かれると上の図のようになりますが、ここでもし直接的に黒A、白B、黒Cと分断されても、白はまだ三々にフリカワル手が残っているんですよね。最初の図では三々フリカワリの狙いを自ら消しているのでカケが怖くて打てないわけです。
私がエラソーに指導させて頂いている方も、よく実践例にあるようなスベリを打ちます。早く拠点を持ちたいと考えてしまうんでしょうね。でもトビで打つという積極的な考えと、拠点を持ちたいという消極的な考えが、自らの碁を壊してしまうんですよね。
「そんなこと言っても拠点がないと不安だ」と言う方は、さっさと三々に振り替わってしまいましょう(^^)。「そんなこと言っても右上右下でフリカワリを打っては中央の黒が厚くなりすぎませんか?」と言う方。そう、確かに中央の黒はでかくなりますね。でもそういう選択はプロの棋譜にもありますよ(^^)。
まあしかし、両隅振り替わった後で中央をケシにいくのは、なんだか力づくに見えてイヤだと思う方もいらっしゃるでしょう。そういう方は、黒の二連星には二連星で打たずに変化するようにしましょうね(^^)。前どこかにも書いたけど、私は囲碁を始めたばかりの頃に「黒二連星に白二連星で来れば黒三連星が簡明です」という説明を読んで、以来黒二連星に白二連星で打ったことはありません(^^)。
今となっては「相手の三連星がいやだ」なんてぜんぜん思わないんですが、それでもまあ習慣ですね。見慣れない白番二連星を打つと、なんか細かいところで思い込みによる読み違いをしてしまったりするのです(^^;。
そういえばT先生。これも前どこかに書いたけど、相手が三連星をひいてくれば「勝ったなと思う」って言っていたな(^^)。