通信制の弟子から以下の棋譜が送られてきました。今白が右下に打ったところなんだけど、次の黒はどこに打ちましょうか?
えっと。白、ずいぶん薄いですよね。黒から狙いたいところはたくさんある。むしろたくさんありすぎて黒が悩んでしまうのが白の狙い(^^;? あ、ちなみにこの碁は四子局。
さ〜、よーく考えてくださいよ。黒、どこに打ちます? 左辺からにょろっとしている石と下辺を裂いておくとかが第一感かな?
で、実戦ですが、黒の着手は N10。
私ね。棋歴がもうすぐ3年ってところだから、すごく初心者に近いわけですよ。だから初心者がなぜそこに打ちたくなるのかってのはよくわかる。でもこの黒の着手だけは、いくら考えてもわからない。右辺は白のちょんぼもあって一子取り込んで大きく生きたのに、でもそこからさらに石を動かしてる。
で、半日考えたけどわからないので、棋譜を送ってくれた通信制の弟子に尋ねた。「あのさ、この黒の意味を教えてもらえませんか」。すると通信制の弟子は答えた。「石が中央に出ておくことが大事だと習ったので」。
おーーーー! この答えは、私を大喜びさせた(^^)。私、まさかこれが中央に出る手だとはイチミリも思わなかったもの(^^)。私の考えでは、この黒は既に中央に顔を出してる。初心者はこの構えを見て「中央に出てる」と思わないってことはすごい勉強になった(^^)。
こういう「すごい発見」があるので、弟子たちの指導はやめられません(笑)。
投稿者 前田博明 : 2005年03月18日 23:53 | トラックバック