さて、本日覚えたのは一昨日行われた十段戦第二局。王立誠十段が勝った一局ですね。
結構あるのは知ってますが、それにしても初手と第二手が連続して星だと、なんとなく「ホッ」っとしたりしませんか(笑)。しかも王立誠十段と趙治勲二十五世本因坊の碁ですからね。「もしかして、これわかりやすい碁になったりする? いやいや、でもこの二人がそんな碁を打つわきゃねーぞ」なんて。
で、予想通り黒3に白4。まあこれは私ごときの実戦でもよく出てくる。中国流を嫌う白が強引にここを打ってくるんですよね。でもそういう変則は、私レベルの同じ棋力同士だとたいていうまくいかないみたいです(^^。少なくとも互先なら私はそういう碁には負ける気がしない(^^;。
で、黒5は私打ったことないですね。私レベルだと白4の下に付けるとたいてい白が無策にツケヒキを打つことが多い。たまにナダレて来る人はいますが、その辺の相手の知識なんかを試す意味もあって、右下を決めてから打つことが多いかな。
で、白6に対する黒7も気合い入ってますよねぇ(^^。黒15までとなれば右下は黒辛く思うんだけど、そうでもないのかなぁ。
最初に「へ〜っ!」と思ったのが黒19&黒21。19は単なる先手だから良いとしても、白18を受けてからの黒21ですよねえ。白22を打ってしまうと、黒23に二間では構えにくい(石が下に固まってしまう)。よって白は当然小ゲイマに受けることになるんですが、そうすればまだ上辺には隙がある。たぶんそんなつもりで打たれたコンビネーションなんじゃないかと思ったり(違うかな(爆))。
白28のボウシ一本ってのはプロの碁にはよく出てくる手なので「ふ〜ん」くらい。
で、自分の無知を恥ずかしく思ったのが黒39。この手、教科書では見たことあるけれど、自分で実際に打ったことはないんですよね。王十段が打つのだからこの手、大きいんだろうな。
で、白40、42はよくある手だけど、黒43のウケが面白いですね。このウケって一般的なのかな。また Gobase ででも確認したいと思います。
上辺の黒の打ち回しは「見事」なんだろうけど、結構こういう感じ(^^;な手は自分でも打てるようになってきた気がしてる今日この頃。
白64は、私ごときになかなか打てないんだけど、やっぱり大事な手なんでしょうね。で、白72から一連を打つタイミングってのは勉強になった、、、気がします(爆)。
そして右辺と中央のカラミは面白かったですねえ(^^)。
んで、「ぜって〜にここが大きいっていう発想は浮かばなかっただろうな」と思う手が120手目。将来ここを打っておいたことが生きてくるんだけど、でもそれは相手の受け方もあって読んで打ったんだとはあまり思えないんですよね(否、治勲さんならあり得るか?)。だからここは単純に大きいんじゃないかと思うんだけど、この局面図を出されて「次の一手は?」と言われたら絶対に正解しない(笑)。
白130に対する黒131。この辺りでは二人の頭の中で何目差だってのが浮かんでいたのでしょうか…。
白134を打ってから、下辺を打つコンビネーションもとても参考になりました>白。白160までを見て「ものすごいものを見てるんじゃなかろうか」とビビリまくりな私。
黒177の右上隅オサエもシブイですよね! でもこれは私でも打てるかもしれない(爆)。
あとはまあ相場の進行か。この棋譜、私の弟子で覚えようという人がいれば、180手くらいまで覚えれば良いかと思います。この碁は272手まであるんだけど、私も220手までで良いことにしました(爆)。
いやぁ、これ、すごく面白かった。大好きな二人の碁だから贔屓目で見てるのかと心配になるくらい面白かった(^^;。面白かったですよねぇ、この碁?
投稿者 前田博明 : 2005年03月19日 22:10 | トラックバック