2005年04月05日

N埜 has back!

今日の講座、N埜さんが復帰してた。

「N埜さんさ〜。矢代先生が心配してたんだよ。私N埜さんの顔をしばらく見てないけど、私の授業の時はこないのかしらって」。N埜さんと矢代先生に聞こえるように言った。すると矢代先生がおっしゃった。「ええ、私一度だけお会いしたときに指導碁を打って、そして私が勝ったんですよね。あの指導碁で勝ったのがまずかったのかなぁと心配してました」。

わはは>矢代先生。少なくともハッピー・マンデー組でそんなことで来なくなる奴はいませんから(笑)。まあ以前とあるところでは、どっかのおばさんが「私、指導碁を打ってもらったのに、私が負けるってのはどういうことっ!?」なんて主催者にねじ込んでるオバサンがいたから、そういう心配もしなくちゃいけないんでしょうけど(苦笑)。


ツメはだめ?完璧な「序盤だけ」でなんだけど、今日の私の碁はこんな感じ。定先で私の白番。

黒の最後の手が、右下の小目に詰めた手なんだけど、この手が私にとってラッキーだった。こう詰められて私は12の十七に打ち込み。実は黒の大模様に対して、どのようにきっかけを掴めば良いか悩んでた。黒のツメは、白に「とっかかり」を与える手だったと思う。

その打ち込みにより下辺を白地化して、先手を取りつつ3の十四への打ち込み。この石を生きるのに意外に苦労したんだけど、結局黒は築いた模様がバカになってそこでほとんど碁は終わり。まあこの教室では「もうオワ」と言いつつ負けることを繰り返してた私なので、後も厳しく打ち切って 20 目差で白勝ち。

昔は相手に模様をはられると「それで終わり」って感じが多かったんだけど、最近はむしろ模様を張られると嬉しかったりもする。「その模様がバカになったらあんた終わりでしょ?」なんて。まあその分、模様をバカにしようとして打って、むしろ厚みに働かれてしまうこともあるんだけどね。


今回の宿題で、一週空いてしまったけれども、前回の宿題は右図。ヒントは「どこに打ち込みますか」。

う〜ん。これ、私なら打ち込まないですね^^;。

でも回答は13の三。右辺の定石(詳細略)の変化後にはこの打ち込みが有効だとのこと。白が一番頑張った図を選択すれば、それは黒の花見コウになる。

う〜ん、シブイ^^。そういうのを知ってなければ絶対ここで打ち込まないと思うんですよね。いや、級位者なら打ち込むかもしれない。でもその手筋を知らない有段者なら絶対にここでの打ち込みはないと思う。

「そういう手筋を知らない自分」を知るのにこの講座はとっても役に立ちますね(^^)。


今日嬉しかったこと。

まずひとつ。講義終了後、もう帰ろうと準備してる矢代先生をつかまえて、今日の私の実戦について指導をお願いしたこと。矢代先生は帰るために来ていたジャケットを脱いで教えてくれた。いい先生だなぁ。

それから。先日高梨聖健八段が、数年前の本因坊戦の棋譜を覚えてることについて質問できたこと。「先生、プロってのはそういう棋譜を全部覚えてるんですか」。

えと、矢代先生は「私、そういうのは得意じゃないです」って言ってたけど、それは質問が悪かったみたいだな<自省。私は「並べた後の図を見れば誰と誰の碁だかわかりますか」と問うべきだったみたい。

と、言うのも授業後。他の教室の講師をしている宮崎龍太郎六段にお会いしたとき、やっぱり「覚えてますか?」と問うてしまった。「覚えてません」という彼に、「いえ、とある棋士が私の並べた図を見て『ああ、これは』と言ったんですけど」と言うと、「ああ、それならわかります」と。彼らに「覚えてますか?」と言えばそれはすなわち「初手から並べて下さい」という意味みたい。だから矢代先生も宮崎龍太郎六段も「覚えてません」と答えたんだね。でも「終局図を見ればわかりますか?」と問えば返事は違ったんだろうな。

なんか囲碁用語に「明るくなった」ようで嬉しかった(笑)。

それから他にも嬉しかったことがあってね(^^;。それはN埜さんの発言。彼は今日も矢代先生に指導碁を打ってもらってたんだけど、対局後に言ってた。「いやぁ、先日前田さんに打って頂いた碁が参考になりました」。いやさ。プロと打った直後にそんなこと言ってもらえる「エラソー」なウワテって、気持ちよすぎるでしょう(笑)。

私は。「知らないこと」がたくさんあるうちから「感性」とかなんとか言う碁打ちが大嫌い。しかも「うまくなりたいと思ってる」と公言する碁打ちならなおさら。初歩の初歩も知らないで「感性」だなんて言う人には、今は昔の「バブル」な臭いがして気持ち悪くてしょうがない。

N埜さんは、そういう私におべんちゃらかもしれないけど「前田さんの指導方針はよくわかりますよ」なんて言ってくれた(^^)。いい人だな(笑)>N埜さん。

ここ数日疑問に思ってたことをプロ棋士二人に答えて貰って、そして最後はN埜さんに気持ちよくしてもらって(笑)。

今日も楽しい囲碁教室でありました(^^)。


今日の結論。うん、私はやっぱり教えたことを守らないシタテと、シタテのうちからカンセーとか言う碁打ちが大嫌いです(苦笑)。そういう人が有段になったのを見たことがない。とくに大人になってから碁を覚えた人ではね。

で、結論から導かれる提言。

がんばれよ、コバピ(笑)。

投稿者 前田博明 : 2005年04月05日 23:00 | トラックバック
コメント

その打ち込み、先代のNHK講座でやってましたよー
「でも言い分があるんです」って言いながら

Posted by: Insite : 2005年04月06日 01:00
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