ああ、昨日はなんだか慌てて記事を書いたので忘れてた。左図がコバピの碁。シタテの方との二子局だったみたい。
もちろん、私も対局があったのでちゃんと見ていたわけじゃないんだけど、序盤はこんな感じ。大いに驚いたのがミニ中国流^^。私も過去数回しか打ったことのない布石で臨むなんて、コバピも勉強してるんだな^^。コバピが打ってる後ろから「げ、生意気な布石打ってやがる!」と言うと、私が見てると思わなかったコバピは飛び上がって驚いてた(笑)。自分でもちょっとどきどきしながら打ってたんだろうな(笑)。
で、コバピが打った碁だからもちろん注文もある(^^。
まずウラガカリに対する応手。コバピは小ゲイマにウケたんだけど、これは一般的には一間にウケるようですね。裏ガカってきた相手へのプレッシャーが違うし。
それから右上で決めたスベリ。これ、ちょっとタイミングが早いように思う。それからコバピはスベリをウケさせて手を抜いたんだけど、普通は16の八くらいに備えておくもの。
スベリをキメルということは、すなわち「三々にフリカワル可能性を消す」ということだよね。三々にフリカワル可能性がなくなったということは、17の八とかへの打ち込みが厳しくなるんだよね。
参考までに言っておくと、プロの実戦でも手抜きがないわけではない。でもその場合は即座に相手から打ち込みがくる。その打ち込みへの対応を考えた上ではないと手抜きはできないんだよね。つまりコバピくらいのうちは手を抜くなということ^^。いや、私でも手を抜かないけどね。
「でも」とコバピは思うかもしれない。「そんなところにまで手を入れていては碁に遅れてしまうんですけど」。うん。そう思うだろうな。その思いはわかる。そういうときは逆転の発想だよ>コバピ。君は滑ったあとに手を入れたくなかったんだよな。で、本当は滑った後、手を入れておくべきだった。すると、そもそもスベリが時期尚早だったんだよ。スベリを打たなければ打ち込みは怖くないよね<三々にフリカワル手があるから。
「なんかここ黒だけしっかりしたカタチみたい」と思ってスベリを打ったんじゃないかと思う>コバピ。しかし黒だって星からケイマでしまっているだけ。まだ手のつけ用はいくらでもある。スベリを決めてしまったからこそ、この部分での黒がより強くなってしまったんだな。
尚、左上の定石完成後に相手の詰めに受けなかったのは大したもの。ビビリな私が受けてしまって矢代先生に叱られたのを覚えていたかな(笑)?
でも上辺への打ち込みはちょっと時期尚早だったように思う。実戦ではうまくサバいていたけれど、上辺は左右ともに黒鉄壁のところ。そういうところに打ち込んで自分だけ弱くしてしまったのは棋理に反する。
コバピは、12の三と18の三が「見合い」であるという私の指導を印象に残してるんだと思う。だから12の三に打てば相手が18の三に打ってくれると想定して、「それなら私上辺で二間開きが打てるわ!」くらいに考えていたんだと思う^^。しかしそれは勝手読み。確かに12の三と18の三は「見合い」。でも打ち込んだ白が一方的に弱ければ、相手が守るだけの手を打ってくれるはずもないんだよね。
コバピが上辺に打った時点で狙うべきはもちろん下辺。下辺は黒石が全部四線にあるでしょ。つまりどの石にもはっきりした根拠がないんだよね。その辺りを突いて行けばもっと簡単に碁を進めることができたんじゃないかな。
実戦は上辺の打ち込みのせいでちょっと左辺を痛めてしまった。まあ全体的には良いカタチが打てていたとは思うけどね>コバピ。
ところで。授業が終わってからコバピに聞いてみた。「君、いつからミニ中国流なんか打つの?」。私も数回しか打ったことがないんだから、むろんコバピにミニ中国流を教えたことなんかない。コバピ答えて曰く。「えと、今日が初めてです」。
あはは>コバピ。なんかへぼたろさんのブログや私の記事などにミニ中国流が出てきてたから打ってみたんだろうな。それはなかなか可愛くてよろしくてよ(笑)>コバピ。
棋譜解説ありがとうございました!
しかし、なぜ私の思っていた事がわかるんだろう???
書いてある通り、そのまま思いながら打ってました(笑)。
う〜ん。不思議・・・。
わかるっつーの(笑)。打つ手にはそれぞれ意味があって、そのカタチを打つときの理由ってのもあるわけだから。だから自分の打った碁とか後で並べられるんじゃんか。
むしろ「その手の意味全然わかんないよ」という手が(少なくとも図の手順まで)ないことを素直に喜んでおくべきだと思うぞ。
Posted by: まえだ : 2005年04月12日 10:52