昨日は教室でしたので、記事を書くのが遅くなりました。昨日覚えた棋譜は「秀策流」。国内の棋譜で秀策流を検索すると呉清源先生ばかりがひっかかるんですが、呉清源先生の棋譜は並べられない^^。ちょっと前まで「韓国の棋譜なんか並べられるかー」と思っていたことはとうに忘れて、李昌鎬の棋譜を並べました(笑)(棋譜ダウンロード)。
李昌鎬九段の碁を見ると、私のような弱い奴は「何、ムチャやってやがんだよ!」とか思ってしまう。対局相手の胡耀宇六段(当時)は、その思いを実現してくれたようで、この碁はちょっと嬉しい感じがしたな(笑)。
最初に驚いたのは黒9。P4でしょ、普通は^^? でも高段者に見て貰ったところ「ああ、結局は同じことか」と。ふ〜ん、としか言えませんね、私には^^。
白24はたいしたことないんだけど、「このタイミング!」ですね。私もこういう手を打つようになってきたけど、最初の頃、このタイミングでここに打つことの大きさってのに気付かなかったよね。
次に驚いたのが黒35。シチョウの悪いときにこの打ち方をして、私はウワテに「まああり得ないでしょう」と叱られたことがありましたよ^^。今日、この手を見せたウワテも「え、そう打ったんですか!」と驚いてた。白38までとなって、普通はヒドイよね。
白42も驚いたな。「そこまでやるんか」と。まあ白番が李昌鎬だから「さもありなん」とは思ったけど、でもこういうところ、普通は「アジ」扱いじゃないですかねえ。
感心した手と言えば黒59! これ、超シブイでしょ。白60を打たせて、そして石の調子で黒61を打つ。「調子」で石を打つことができるようになれば段間近だけど、でも「調子で石を打つ」手を見ても初級者は感動できない。。。
で、上辺中央の折衝は見所があったよね。利かすべきタイミングでキカシを打って、それでお互いにシノギ合い。ムダのない、良いシノギ合いだったかなあなんて思ってます。
そのシノギ合いが一段落したのが白114。ここから黒の「オマエ、李昌鎬だからって調子に乗るなよ!」攻撃が開始。結局黒167で「俺は李昌鎬なのに」の石が潰れて投了。黒が終始「李昌鎬でも死ぬ石は死にますよ」と冷静に対応したように感じられた碁でした。
うん、この棋譜は面白かった。現代版秀策流を学ぶ人はぜひとも並べて見て下さい(^^)。「だってオマエの手が無理だろう」という黒の冷静さを感じることができるのではないかと思います(^^)。呉清源先生の三千倍わかりやすい棋譜でした(爆)。