2005年05月21日

最近覚えた棋譜 〜 厳しくはさんだ後は…

これまた最近覚えた棋譜の話。小目に低くかかられたら、厳しくハサムのが簡明だと思ってるんだけど、その後どう打つもんなの? と思って並べた棋譜。大竹先生と牛之浜撮雄九段という関西棋院の方の碁です(棋譜ダウンロード)。







白2に対して黒3と打つ棋譜、よくありますよね。「なんじゃ、おら。喧嘩小目は黒有利なんだよっ!」って感じ。私もこう打ちたいと思うことがしばしばあるのですが、実は喧嘩小目で良くなったことがない^^。尚、最近の棋譜では黒3に対していきなりカカルのも多いですよねえ。

白4と空き隅先着に黒5。そう、ここはこうカカルんですよねえ。高くない。私は面倒くさがり兼定石をあまり知らないせいもあって低くカカルとたいてい良くならない(爆)。最近喧嘩小目になると「邪道だろうな」なんて思いつつ高くカカッてたんだけど、探してみると高いカカリもいっぱいあるんですね(^^)。今度高ガカリの棋譜を並べてみよう。

で、私がもしこの碁で白の立場だと白8までの実戦となるわけですが、そこから黒は一般的にどう打つのかを見るのが今回の棋譜並べの目的です。

で、実戦は黒15までのオシ。ふ〜む。このオシ、怖くないですか^^。白に地をどんどん取られるし、取らせた後、自分の石はまだ安定してない。「棒石」って感じですものね。で、黒17は、その棒の石をシノグんじゃなくて、さらに挟んだ側からのトビ。白20までの流れを見て、私ならとてもじゃないけど黒をもてない^^。一応27と頭を出して、ここの黒も一段落だけど、でも先にする損が大きすぎるように感じてしまう…。

一方の白で言うと、ほんとに私、バカだなぁと思うんですが白32のキリが打てない^^。もともとあまりキリが好きじゃないってのもあるけど、とにかくこういうところキルのが面倒くさくてしょうがないんですね。だって自分の石も生きなくちゃいけないじゃないですか。「生きる」という行為が面倒でしょうがない。上辺の得を背景に、ここのキリを「見てるぞ!」というフェイクで左下に大ゲイマでカカッテしまいそうです。

でもこの32のキリは、36ツケからの抉りつつのシノギを見てるんでしょうね。先手だし、中央の黒三子を孤立させる意味もあるし。こういう図を描きながら碁が打てればまた面白いんだろうな。

次に「ほ〜」と思ったのが白82。ちょっと怖い感じがして打ちにくいかも。で、「ああ、この手を忘れていたよ」と思ったのが白92。ヘタすると「無駄な利かし」になってしまいそうな気がして、今なかなかこういうカタチが打てなくなってしまってます。

白96は、なんだかもったいないような気がしないでもありません。もうちょっとタイミングを待てば三々に打てるような気もしませんかね^^。それはちょっと欲張り過ぎかなあ。

黒137からは必死の反撃だったでしょうか。反撃自体はうまくいったように見えても、どでかい白150に回られ、既に碁は厳しいのでしょう。白170まで、黒投了となった碁でした。

投稿者 前田博明 : 2005年05月21日 11:44 | トラックバック