2005年06月15日

最近覚えた棋譜 〜 坂田先生(2)

なんだか様子を探ると(?)、坂田栄男先生はあまりに偉大な先生であった様子。そんな方の負け碁だけ並べるというのも失礼かと思ったので、続けて坂田先生の碁を並べてみました。

ちょっとこの棋譜。出所かはっきりしません。本因坊十連覇のときの記念対局? 相手は星野紀七段(当時)。星野七段と言えば、最長手数(400手超)の碁とか、最長考慮時間(16時間?)とかで有名な(と、言うのも失礼か^^)方でしたよね(棋譜ダウンロード)。







まず、この碁を並べての(失礼な)感想。私は、今後当分坂田先生の碁を並べることはないでしょう^^。坂田先生が「シノギの坂田」と呼ばれているらしいことは知っていますが、「かくまでっ!」という感じ。私レベルのヘボが先生の碁を並べてしまっては、きっと碁が打てなくなってしまいます^^。

白10。レベルの低い話で恐縮ですが、こういう手を打てるようになると「定石知ってて良かった!」と思いますよね。まあもちろん上を継ぐ定石もあるんですが、下を継ぐ定石をしらないと(私の場合)絶対に上を継いでしまいます。そして「なんかちょっと損な気もするけどこんな相場か」と納得したに違いない。下を継いで実戦のように中央戦わなくちゃいけないのが、第一に面倒くさいし(爆)、第二に一手間違えれば崩壊してしまう。十九路盤は広いですから、小さなミスはいくらでも取り返しがききますが、崩壊してしまうようなミスはさすがに取り戻せない。

黒21まで(私の定石書とは違う流れだけど)、まあ相場って感じでしょうか。でもここで白22と打つものなんですかね? 白30とコウ(みたい)にして、それから白40までの一段落。私にはこういう面倒くさい碁が絶対に打てなそうだな^^。

そこから黒55までは「そんなもん」な流れだと思うんですが、白56とか、私が打てばはっ倒されそうな手じゃないですかね^^。指導碁を打って下さるプロの先生は、私がドチョンボな手を打つととても「悲しい目」をされます(苦笑)。その「悲しい目」を思い出してしまった…。

もちろん坂田先生が打っているわけで、そんな「悲しい目」をしなくちゃいけない手のわけがなく、白90までで「全部打った」感じ。しっかしそれでいてまた白92。「相手にウケさせて自分が苦しくなる」手は、私レベルの得意技(爆)ですが、この手も同類に見えてしまう^^。もちろんその後のヨミのレベルが全く異なるわけですが。。。96・98の決め方にしても「ホラーショーはもうやめて!」って感じ。

さらに続けて、黒107に、白108は「どでかっ!」って納得できるんですよ。でも黒109に、さらに白110と外からノゾクのが(これはまあその後を見れば納得しやすいですが)、またしても怖すぎ。「オマエに地はやらん」という、私たちが「そんな考え方に陥らないようにしよう」という心がけを、根本から覆してしまっているような感じがします。

結局白152までとなって「オマエに地はやらん」作戦(?)大成功。私のようなヨワゾウ君がこんな打ち方をすると、見るも無惨にやられることになるのでしょう^^。五段になったら(なるのか(笑)?)また機会を見て並べさせて頂きますm(..)m>坂田先生。

投稿者 前田博明 : 2005年06月15日 11:30 | トラックバック