囲碁の魅力ってのは、少なくとも個人的には「ハプニング」がないことだと思ってる。実力がウワテの相手と打てば、1000分の1000で負ける。「偶然」とかの入り込む余地がほとんどない。ある意味「ラグビー」という競技によく似ていると思う。
たとえばね。野球だと優勝チームも最下位チームに少なくとも2割くらいは負ける。でも碁とかラグビーではそういうことは「あり得ない」。
そんな私が、1000回打てば1000回負けるよなあと思ってたのが火曜教室に通うKと言う人(あと最近いらしてないがYという人)。ともかくレベルが違う。何を覚えれば良いというのではなく、何を気を付ければ良いというのではなく、ともかくすべてに於いて彼が勝り、1000回打てば1000回負ける。
そのK氏とは数回打たせてもらったんだけど、その度に嬉しかったなあ。「ぜってぇこいつにゃあ勝てねえ」と、その度に思わされる。「Yes, It's 囲碁!」みたいな感じで。
と、なんでそんな話題を書いてるかと言うと、実は今日、そのK氏に勝った^^。いや〜、俺、強くなったと思ってたんだよなあ(笑)。1000回打って1000回負けると思ってた人に勝つのはやっぱ嬉しいさっ!
でも実は。種を明かせばその人があまりに強くて昇段して、私と「先」の手合だったのが「二子」になっただけという話もあるんだけどね(苦笑)。K氏は置かせ碁をあまり打ち慣れていらっしゃらないのか、二子のときと互先の時で碁を変えてこられたんですよね。「二子だから頑張らなければならない」というふうに。私はその隙を突いて勝つことができました。
置き碁必勝法 for 黒で打つ人。
相手がね。「頑張った」と思う手を「頑張った手だなあ」と感じる能力を付けること。そうすると、相手のガンバリに於ける隙みたいのが見えてくる。私と多子局で打つ人も、どこで私が頑張ってるのかを理解すれば、もっと勝ちやすくなると思うんだよな〜(だから私は置かせ碁でもなるべく頑張らないようにしていますけど^^)。
とにもかくにも。
今日はまあ「条件」はあったもののK氏に勝たせて頂いてハッピーでした。そして火曜教室の忘年会という位置づけで矢代先生、巻幡先生と一緒に飲ませて頂きました(^^)。これをハッピーと言わずして何をハッピーと呼ぼうか(^^)。
とにもかくにも2。
K氏ってさ。普通に待ちで会えば、普通のおじさまなんですよね。そういう人を尊敬する機会を与えてくれたことも、碁に感謝する理由のひとつです。
投稿者 前田博明 : 2005年12月14日 01:30 | トラックバック