こんな私でも、ウワテとして碁を打つことが多くなりました。シチョウに応じた定石選択もできなかった私にいろいろとご指導頂いたウワテの方々に感謝感謝。
で、ウワテとして打っていると、シタテの方と打つとき「できれば勝って欲しい」と思いながら打つ碁と、「ぜってぇ負けねえぞ、このやろう」と思いながら打つ碁ってありませんか^^。
たとえばコバピ。
日本棋院初段くらいの人とは良い勝負をするようになってきたコバピですが、実は彼女には何子置かせても「勝って欲しい」とは思わずに打っています^^。いや、気持ちは勝って欲しいんだけど、私の石は「俺こそが勝ちたい!」と主張してる。もちろんそうは言っても彼女と四子を打った遠い昔のように「置かせ碁だから相手の知らないことをやってみよう!」なんてことは一切思わず、ごく普通には打ってるんですけどね。
先日、彼女とはまた九子を打ちました。私の中押し勝ちだったんですが、ウワテを呼びつけて^^「この碁のレビューをお願いします」と。するとウワテ曰く「攻めがなってませんね」。
最近ね。彼女の「マイブーム」が「攻め」なんです。私に「石を取ろうとすんのが攻めじゃねーんだよ、ボケチンがっ!」とか言われ、「なんで自分の石の準備もできてねーのに攻めんだよ、アホ」とか言われながら、でも「最近の私は攻めがわかってきた気がする!」なんて言ってた。そんな碁を打っていて、かつ私が九子でも1000局打てば2割は負けるだろうと思ったウワテに「攻めが甘い」とかレビューされた。
コバピは…泣きましたよ^^。
とある弟子筋がそれを聞いて「前田さん、コバピさんを泣かすの好きですね〜」と。いや、違うだろ。今回コバピを泣かしたのは俺じゃねーっつーんだよ。
「泣いちゃって、シタテの人をびっくりさせちゃいましたかね」とコバピが言う。いや、いーんじゃねーか、びっくりさせれば。俺は君のこと「馬鹿だけど初段」と認定したし、つまりは私の周りにいるシタテの中では強い部類。そんな奴が九子で負けて泣いてるのを見れば、判ってるシタテは何か感じるだろーさ。
俺は君に勝たせるつもりはないが(笑)、それに勝つとき、君は「馬鹿だけど」は取れないけど、それなりの初段になってるんだと思うぜ^^。