2005年12月24日

ついでだから三局目(トリプル碁)

トリプル碁第三局昨日投稿したトリプル碁記事二本。ついでなので三局目にも触れておきますか。

左図、私がカタツキで相手の地をケシにいったところです。相手の主将は「時期尚早ではなかったか」と検討でおっしゃっていましたが、私からすればもはや「店じまい」です。よく見て頂ければわかるんですが、右上の相手がひどすぎるでしょう^^? これで勝たなければもう勝つ碁がないって感じ。

白は空き隅をひとつ放棄したそのかわりに、左下方面がシマリからの両ビラキになっています。私の意識としては「相手が重点投資した左下隅を大きくまとめられなければ『勝ちました』だろう」と。

「でもそうやってしまうと上辺からの黒の可能性が減少しませんか」とは相手主将のお言葉。いや、だから「店じまい」。もはや私たちは「可能性」なんてイラナイ。

ところがここから大きなドラマがあるのがトリプル碁ではありましたね^^。相手の方が星に立ったところでコバピの手番。「うん、俺は紛れないように教科書に良く出てくるケシを打ったんだから、『普通』に打ってくれよなあ」と。

ところがコバピ。相手のノビを見て「二目の頭ねっ!」と跳ねてしまったからたまらない。相手に即座にキリを入れられ、それを上から当てて私のカタツキは瞬間に持ち込み模様^^。

もはやそのような形になっては左辺をまともに打つことは不可能。左下隅にアジがあろうと主張しながらなんとかカルイサバキを模索しつつ、なんとかサバキの形を得たのはカタツキから数えて18手目^^。

もちろんそれも当初の予定とは異なり大いに余所にひびく形でのサバキとなったものですから急激に碁は細かくなった^^。本局は先番の碁だったんですが、作って5目差ではありました。

う〜ん、なんだ。右上の分かれを見て「もう既に勝ちましただな」と思った私は多少甘かったのかもしれない。でもあとを互角で打てば充分に黒の勝ちじゃんねえ。かつ、相手チームは右上の失敗をするチームなんだから、どうせ互角以上になるとも見込めるし…。

しかしまあなんだ。最近攻めだの打ち込みだの言ってるコバピだけど、まだケシたりそういうことができないんだなあ(笑)。この碁が大いに勉強になったことと思います。

投稿者 前田博明 : 2005年12月24日 22:00 | トラックバック
コメント

普通は左下のシマリに対してボウシするものだと思います。
高級手筋を用いるなら、シマリの小目の石につけたりします(4−2)。
失礼ですが、中級アマチュア同士の対戦でこの局面ならまだまだこれからの碁です。初級アマを交えた連碁なら尚更です。
店じまいも結構ですが、上級者のアドバイスは素直に聞いた方がよいと思いますよ。

Posted by: 気分は上々 : 2005年12月24日 23:07

コメントどもでした。左下にボウシするとまたなんか戦いにいかれたらやだなあと考えたのでした(笑)。中央にカタツキなら教科書にたくさん出てくるし、ともに通う授業でも何度もやったから…^^。

あとの局面のヨセでもあったんだけど、「ここが大きいじゃん」「いや、そう打つと後が続かず時間切れで負けちゃいそうだから」と。

連碁って、自分の味方(のはずの人)がどう打つかを予想する力量で決まるみたいなところもありますねえ。

Posted by: まえだ : 2005年12月24日 23:12

プロ棋士に聞いてみました^^。

左下のシマリに対するボウシはシチョウアタリの関係云々いろいろあって「単純化しよう」という目的からするとどうかとのこと。

私が尋ねたので私に対して甘く見て頂いている意味はありますが、カタツキからのケシはぴったりではないかと^^。

囲碁に関しては責任ある立場であるプロ棋士の口から、そういうお話を伺えたのを大変嬉しく思った私ではありました。

Posted by: まえだ : 2005年12月27日 00:08
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