あくまで参考までに、の話。
何度も書いてますが、私は囲碁というのは「積み重ね」のものだと思ってるんですよね。だから何度も書いてるように、強くなったと思ったら絶不調になって、そして絶不調の時期を抜け出すと、強くなったなと感じたときよりもちょっと強くなってる(そしてまたいつか不調を迎えて、、、の繰り返しなんですけどね)。
でも、いくつかエポックメイキングな出来事ってありますよね。
私の場合のひとつ目は(何度も書いたけど)ピーチ先生に教わった「生きている石の側は小さいので大場に回りましょう」の言葉。教室で 13 級くらいの頃に聞いた言葉だと思うんだけど、1週間たつと、対他人比で8ランクくらい強くなったように感じました。
最近もまた好調と不調を繰り返しつつ成長してきていて、「まあさすがにもう昔のように突然強くなるなんてことはないんだろうな」と思ってた。一応碁会所やらでは有段者になって、そこから急に強くなるなんてことはあり得ないだろうと。
それは先日記事に書いた「Aさん」に頂いた検討譜。「弱い石があるうちは攻めるのだと教わりましたよ」と書いてありました。
もちろんそれは単純なことで、私自身にもそういう意識がなかったわけじゃない。でも私は長らく(って、棋歴三年だけど^^)「何もしない碁」を目標にしてて、攻めるべき石があってもまずは攻めないところからプランニングしてた。
「何もしない碁が目標です」という言葉に対しては、巻幡先生から「プロみたいな(生意気なこと:筆者注)言いますね」と叱られたりもしてたんですよね(笑)。で、今回、私が知るどのアマチュアよりも強いAさんに「攻めるものだと教わったよ?」と指摘された。エポックでした(^^)。
私の目標が何もしない碁なのは変わらないんだけど、でも「何もしない」ってのは、「攻めるものでしょう?」という厳しさをきちんとマスターして、しかる後にマスターすべき課題なんでしょう。私は「攻めるものだと教わりましたよ?」のひと言でかなり強くなりました。
私の周りにも、すごく勉強していながらなかなか強くなれないでいる人がいます。でも、断じて「積み重ね」はムダじゃない。積み重ねが大きいほど、「エポック」に出会えた時の成長幅が大きくなると思うのです。
私にエポックを与えて下さった方々に感謝するとともに、今、気持ちが落ち込んでる方。囲碁とは楽しむだけじゃないんだと知ったあなた方はきっと強くなるのだと思いますよ。「なんで『趣味』なのに苦しまなくちゃいけないんだ」なんて変なことを言わず、今後も頑張ってください(^^)。
投稿者 前田博明 : 2006年01月04日 19:50 | トラックバック同感です。私は楽しみながら囲碁が強くなるのをモットーですが、一進一退の繰り返しでなかなか上達しません。しかし、地力は付いてくると思います。布石、序盤、中盤の攻めぎあい、終盤の寄せそれを包含した大局観の向上が、あるレベルに達し融合した時に、棋力が飛躍的に伸びるのだと感じています。身近な所にエポックを与えてくれる人がいるのも、
囲碁上達の必要条件かもしれませんね。
お久しぶりです。コメントありがとうございました。
戯れ言をひとつ。私の知人の中には、私に対して「碁は楽しんで強くなる」というのに恐怖心を持っている人もいらっしゃいます^^。私がしばしば「辛くとも学習すべき時期はあるのだ」などと言っているからかと思うんですけど^^。
日野自動車囲碁部の、コメント頂いている方がどうお考えかはちゃんとわからないんですが、私は「辛くとも」の範疇に「辛さこそ楽しい」って意識もあるんですよね。あるいは「楽しんで云々」というときにも、「楽しさは辛い」って思うこともあるし。。。
その辺のニュアンスは、私がオヤヂ化していることもあってなかなか難しい(笑)。
「エポック」に関してはホント大事なことだよなあと、棋歴を一日延ばす毎に(ってのは大げさかな^^)感じています。
本当に私はいろんな方にご意見頂いて、それで、囲碁っていうむちゃくちゃ面白い文化に触れることができてる。私も実は、いつか人にエポックを与えることができるようになりたいと思ってるんですが… それはなかなか難しいことではありますよね(^^)。
本年もよろしくお願い致しますm(..)m。
Posted by: まえだ : 2006年01月05日 23:34