( ;FF[3]GM[1] SZ[19]HA[5] PB[コバピ]PW[私ではないウワテ]KM[0]RE[W+R] AB[dd][pp][pd][dp]C[われらのコバピがついに覚醒したかもしれません…。恐ろしい…] ;W[nq];B[qn]C[よく書いていますが、四子局黒での私の第一着手はたいてい二間高バサミ。 でもこれまたよく言いますが、普通に受けるのも決して悪くありません。] ;W[fq];B[dn];W[jp]C[この形を許すと「なんか悔しい」わけだけど、まだ下辺は地じゃないしね。黒4と、H3の打ち込みを強調してる意味もあるし。] ;B[jc]C[そう、下辺をこの形にさせれば白もこっちに打てるのは結構大きい。];W[cf]C[白も良い方からかかりましたね。一番広い。] ;B[fd]C[F16とK17の間が気になるんだよね。なんとかうまく手抜いたり、あるいはK15のトビなんかで間に合わせたい。 「そうなるといいなぁ」という構想の一着。] ;W[cl]C[ウワテ定石(^^;。 簡明に打つならE7だけど、F5やG5なんかもある。];B[ci] C[これは強手。 黒の言い分はC14も、C8も、F3もK4も、どの白石も弱いじゃないですか! と主張してる。] ;W[el];B[ei]C[徹底抗戦。 「左下? ああ? そんなもんしのげるに決まってるじゃないか!」と主張。 もちろん左下はさばけるんだけど、なかなか置き碁で白を相手にこう打てる人はいない。 もちろん白は怒るところ。] ;W[cc]C[っと(^^;。 白は怒るべきところで謝ってしまいました。断固E14に飛んで打つところじゃないですかね。 互先なら飛んでからこっちにさばくのはあり得ないけれど、どうしてもまずくなれば飛んだ後にサバキにいっても置き碁なら打てるはず(^^;。 黒のC11、E11の強手が一本取った感じです。] ;B[cd];W[bd];B[be];W[bc];B[ce];W[eb];B[df]C[これはちょっと緩いけれど、この後の戦いの為ならいいでしょう。] ;W[qi]C[むむ。左下放置。ただこれはカカリでもないので黒は右辺を手抜き左辺を「決め」に行ってもいいね。 「黒番は形を決める」という置き碁の鉄則を、こういうときに思い出して欲しいのです。] ;B[qc]C[これはちょっと白を舐めてるかもしれない(苦笑)。 どうしても三々を守りたければ、R15にコスむ方がいいかな。こう守るとどうしても上辺を「守りたく」なってしまいそう。上辺はまだ地じゃないので、地じゃないところを守る気分にさせる手はちょっと半端。] ;W[ql]C[良いツメですね。];B[on]C[普通の手ですが、これを打ったのがコバピなところがなかなか(^^)。] ;W[qf];B[md]C[まあこうなるなら黒22は働いてるか。];W[fc];B[gd];W[gc];B[hc];W[gk] C[さて、懸案の左辺。];B[hq]C[これはない(^^。 いや、この形はここへの打ち込みが形だけど、白がG9に飛んで二子の補強をしたわけだよね。すると相対判断で黒石が弱くなってるわけだ。 自分が弱くなった瞬間に戦いを挑むのは棋理に反する。 むろん「サバキ」に行くときには「どうせ弱いから戦ってるフリをして。。。」というのはあり得るけれど、このH3は「本格戦争」。 これには白激昂するはず。] ;W[cq]C[と、ここでも白はサバキに行ってしまった(^^;。 「サバキ」というのは「相手の権利を認めること」でもあるので、黒が無理を打った瞬間にサバキに行くのは流れがおかしい。] ;B[dq];W[cp]C[本当は、先にD2を打つところ。];B[co];W[dr];B[er];W[cr];B[eq];W[bo] ;B[bn];W[ap];B[ho]C[こうなっては黒良し。またしてもH3なんていうあり得ない手が成立してる。 置き碁では普通、白のあり得ない手が成立してしまうもの。こんなふうに二カ所で黒のあり得ない手が成立してはもう黒圧勝の流れ。] ;W[eo];B[en]C[最強に応じた(^^;。「切ってくれ。しぼるから」と言ってるのかな?];W[jr] ;B[jn];W[fr];B[es];W[gs];B[fp];W[ko];B[mp]C[ぐっ。 「ふざけんな」の手。あるのかもしれないなぁ。 ただ、下辺左方の黒石はまだ生きてないんだよね。で、左辺中央にある白石も生きてない。ってことはだよ。自分の石を大事に、かつ相手を攻める準備として、L6とかに手厚く打っても悪くないんじゃないか?] ;W[np];B[mo];W[kn]C[ここを出られるのは結構痛い。];B[jl]C[おお、この手があったか。 石を切るときには、石同士を接近させてから切る方が破壊力が大きい。この黒58は、白31と57をちょっと近付けてから切ってるのかもしれない。 この手は結構シブイ。下辺の具合の読みが入ってるかどうか疑問だけど(^^。] ;W[no];B[km]C[こうなってはむしろ54、56は「ちょっとやってみました」だけのカスになってるのでどうでもいい。 黒は攻める力を蓄えて、自分の形を整形するフクラミ。緩くも見えるけど手厚いか。] ;W[nn];B[mn]C[と、こっちを動いたのがどうか。 右下隅の石も生きてないので、24を伸びておくのが良かったんじゃないかな。そうすれば白61が車の後押しですという主張もできるし。] ;W[lm];B[mm];W[nm];B[ll]C[黒、やりたい放題の流れ。 そろそろ、本気で怒らないと白は間に合わない。] ;W[qq]C[怒ってきました(^^。 仏の顔も三度までなんでしょう(笑)。];B[pl]C[この黒俺かよ(笑)。 「サバキはツケから」。もしかしたら隅は取られちゃうかもしれない。でも右辺と振り替わって生きればぜんぜん悪くないのでここはツケで打てるでしょう。] ;W[pm];B[om]C[これ。 私の第一感はR7の下切り。この棋譜はプロの先生が解説した棋譜なんだけど「R7の下切りが簡明じゃなかろうか?」には同意していただけました(^^)。] ;W[ol];B[pn]C[これは黒石を重くしてしまうだけの手。黒68から行った意味がなくなってる。] ;W[pk];B[pq];W[pr];B[or];W[qr];B[oq];W[ro];B[mr];W[nr];B[ns]C[ここが最後のチャンスだった。N3に継いで、下辺中央とのフリカワリを狙ってみれば良かった。 白、隅を取っても下辺中央と振り替わられれば碁は終わり。 こうやって本当は渡れないところをワタリにいっては損を重ねるばかり。 私がよく言う「アジ良く死ね」の格言を思い出して欲しかった。] ;W[mq]C[この手で結局右下は意味のない死。でも黒82で N3 に継がれたら白はどうしたんでしょうね(^^)? ま、この碁はこれからいろいろあって、結局黒が負けてしまったらしい。 黒は二手騙し手を打ってるけれど(笑)、でも基本的によく打ててますね(除:右下の惨死)。こういう碁が打てるんだから、さっさと私との九子局は卒業してくれと言ってるんだよね。 白83と突き抜かれたのがちょっとひどすぎるけれど、でもまだ中央の白にはどんな攻めも利く。と、いうか中央白は取れているでしょう。 もしかしたらコバピ、覚醒したのかと思わせる碁でした。 今日のコバピの中の人はコバピじゃなかった方に1万ユーロ(笑)。])