今日の講義は「石の形」。
まぁ、「手筋」のようなものかな。実戦に出てきそうな形を取り上げて、一手の打ち損じで地を損したり、あるいは死活問題にまで発展するような形。そんな形を教わった。
ちなみに、以前孔令文先生が見ているときにやってしまった「抜き返し」の形(私は抜き返しを見損じて、危うく石を殺すところだった)も出てきた。
講義終了後。
孔令文先生といろいろと話をさせてもらった。で。先生が「あれは間違いでした」という前に書いてしまおう。「前田さんには九子で勝つ自信はないですよ」。先生がそう言った。間違いかもしれないけど、言うには言った!
先生は常日頃「私に九子で勝てれば初段です」とおっしゃっている。
ふふ。プロ公認(間違いかもしれないけど)の初段だ(^^)。
で、対局。今日は初めて対局する方と四子。最初に大石のアタリを放置したり、自らアタリの場所に突っ込んできたりするので「そこはアタリだからダメですよ」なんて言いながら対局。そんなことをしていると、なんだか敗勢になってきたので「ダマシ」で隅を奪ってみた(苦笑)。でもその後もアタリの場所を置き直してもらったりしていたので、結局数目差で負けてしまった。
地を数え終わった瞬間。ちょっと悔しかったな(爆)。でも上手が見損じのアタリを取るのもちょっとね…
相手の方は、基本的なテクニックはほとんどご存じらしい。ただ、ちょっと無駄な石を置いてしまうことがあって、その積み重ねで結構な損をしている感じ。まあ、私が隅を荒らしたりして、相手を萎縮させてしまったせいもあるのだけれど…
その後で、何度か日記に登場した女子高校生と対局。彼女の指定で二子局対戦。彼女、結構強くなってきてる。こちらの一手目をいきなり挟んできたり、石が接している中で一間に空いているところは必ず割り込むという変なところもあったけれど、いわゆる「布石感覚」は以前より向上している。中盤くらいまで負けるのかもしれないな、と思いながら打っていた。
ただ、まあこれは「好み」の問題もあるんだろうけれど、辺を相手に許しすぎるのは「甘い」と言えるかもしれない。私が初手にかかった石を挟んできて、そして私が両ガカリ。結局両ガカリにした両方の石を生きて、両辺ともほぼ私の地にしてしまったので、こちらには「保険」ができてしまった。
結局のところ。
中盤の後半になって。私が「このままでは細かい碁になってしまう」と、相手の模様をアラシにいったところでちょっと彼女のミスが続いてしまったみたい。私の生きていない石からの攻撃に丁寧に応手し、こちらの石を「攻める」観点が欠けていた。こちらも死活の不安を抱えながら石を伸ばしていたので、ここをもうちょっと上手に応じればまだ勝負になったと思う。結局は70目くらい対30目くらい。
以前は確か二子局で70目だか100目だかの差がついたので、私の進歩も考慮に入れて彼女は結構成長しているかな。
弟子。今日は弟子の碁を全く見られなかった。以前「碁笥と間違えて湯飲みに指を突っ込んだ」時に対局した相手と対戦したそうだ。弟子の捨て身の作戦が功を奏したのか、今日の後半はお互いに和みつつ対局を楽しんでいたようだった(笑)。
尚、弟子の仲間のおしゃれな女性は、黒番で対局して上手と思われる人に中押し勝ちしたらしい。この件、詳細は掲示板の方に書くことにしよう。
投稿者 前田博明 : 2003年03月10日 23:00 | トラックバック