孔令文先生は明日から日本語を使わない…
とかいう「最後の授業」ではなく。1月からの「ハッピー・マンデー」のクールで、講義が行われるのは今日が最後。これで弟子の棋歴は6ヶ月となり、私の棋歴は9ヶ月となった。
講義。
今日の講義は孔令文先生の「世界碁会における日本の碁」。
いろいろと意見のあるところだが、日本の碁は「芸道」としてとらえられ、その方向での進歩が非常に大きいことは否めない事実だろう。これは孔令文先生のみならず、多くの人の意見が一致するところだと思う。
孔令文先生曰く。中国・韓国は「いかに勝つか」の研究が非常に進んでいる。詳しくは書かないが、孔令文先生は中国棋界と非常に深い関係を持つ人。しかし。「僕は子供の頃から日本で、日本の碁を学んで育ってきた。そして日本の碁の奥深さはまだまだ世界で活躍できるのだ」ということをおっしゃっていた。
失礼な意味で言うのではないが、孔令文先生は現在4段。普通の「囲碁ファン」はあまり名前も知らないだろう。しかし、「なんかやりそうな」雰囲気を持つ。いつか大きなことをやってくれるんじゃないかと期待していたりする。
ちなみに帰り際。孔令文先生とちょっと話をした。先生曰く。「前田さん、ページの更新さぼっているでしょう?」。先生はまだ私の昔のサイトをご覧になっていたらしい。うむ。
情報戦で負けているぞ!>孔令文 (爆)
いや、その。
新しい URL もお伝えしましたので、機会があれば「かおるの小部屋」にもお越し下さいませ。
対局。
掲示板の常連の「くろねこ」という女性と対戦。彼女は今年の1月にハッピー・マンデーに参加。「十九路盤で打てればいいなと思って始めたんです」という彼女。私たち師弟に負けないどころか、上回るペースで成長している。
対局は四子。
序盤に彼女の勘違いないし、私の「偉そうな態度」に対する怯えからか十子ほどを殺してしまった。四子の実力差があれば、ここからは差が開く一方の展開のはずだった。しかし彼女は見事食らいつき、大寄せの段階での差は五目ほど。
つまり。序盤に石が死んでしまったのは「事故」だったということ。次のクールで彼女は私に追いついてくるかもしれない。
と、私はこう褒めているのに、彼女は私に負けたことが納得行かず、水曜日の再戦を求め挑戦状を送りつけてきた(笑)。まあ。負けた相手に再挑戦できる気持ちを持っていれば、今後もますます成長していってくれることだろう。
弟子。今日も弟子の碁を全く見られなかった。
対戦相手は私が先日三子置かせて負けた女性。この女性はすごくしっかりとした碁を打つ。「薄さ」でゴマカス(笑)私たち師弟の天敵のような碁敵だ(苦笑)。
弟子は結局二局打って一勝一敗だったとのこと。うむ。弟子は師匠の悪いところはきちんと批判的に継承し、弟子なりの打ち筋を見つけていっているらしい。
棋歴6ヶ月の弟子。碁会所などに打ちに行っても「7級から10級くらいです」と名乗っておかしくない。私と互先で打つ練習(勝負は3子〜4子、指導碁は2子)をして、あっという間に敗勢になることから自信を失ったりもしている弟子だが、着実な進歩に師匠は喜んでいる。
投稿者 前田博明 : 2003年03月24日 23:00 | トラックバック