さて、今日からかおるは「級位者の日」にて1級で打ち始めた。私は1、2級を飛び級で初段となったので1級の人の打ち方はよくわからない。が、初段を見る限り、ちょっと苦しいところもあるかなと思っていた。ところがかおる、いきなり二連勝だったそうだ。
笑ってしまったというか、ひどい奴だなあと思ったのがかおるの初戦。かなり年配の男性なんだけど、いきなり二手連打をかましたみたい。「あの、私まだ打ってないんですけれども」。かおるの席の側で打っていた私にも聞こえてきた。
相手の野郎は「あ〜? そこ石あっただろ?」とか言い張る。「あんたがそこ置いて、そんで僕がそこ置いたんだろ」とか。かおるは「ここに置かれたとき、そこに置かれて、そしてその次まだ私は打ってないんです」と。しばらくのやり取りの後、相手の野郎が言っていた。「じゃ、もうわからないから最初からやり直しだ。全く遅いから退屈しちゃうんだよ」と。
そんなこと言う前に二手連打でてめえの負けだよ>そいつ。
よっぽど口を出そうかと思ったが、そういう馬鹿なことをする奴に強い奴はいないので、黙ってみていることにした。
しばらくして、打ち直しの対局も終了。「終わりですね」のかおるの声に相手の野郎。「そうだね、終わりだね。あーありがとうございました。はーあ。カード出しといてね」とかなんとか。数えるまでもなくその野郎の大敗。
「最後まで打ったら整地するのは義務ですよ」。そう思ったが、そもそも口の利き方もわからない馬鹿。人としてのルールがわからない野郎に碁を説いても無駄だな。
それにしてもかおる。いきなり二連勝はすごいな。まだしばしば甘い打ち方をしてしまうかおるだが、結構通用するんだな。すごいじゃないか。取り敢ず「オバカさん」には絶対負けないように頑張るように(^^)。
尚私の対局も面白い相手に出会った。最初から、自分の碁笥から石をいくつか掴み取っては碁笥に投げ入れるといううるさい行為をしていた人。
「うるせーやつだなあ」と思ったものの、私もそういう相手には絶対負けない素敵な強さを持つ(笑)。途中で石をがちゃがちゃ言わせている隙に(?)相手の大石を殺して碁は終わり。投了するかと思ったら最後まで打ち切って整地。
う〜ん、整地するまでもないんだよな。相手の地はマイナス20目くらいなんだから。そう思いながら整地していると「あれ、ぼく、負けてるの?」と。相手の人の一発芸かと思ったけれど、まじめな様子。「ええ、50目差くらいになってしまいましたね。上辺の大石が大きかったですね」、と。相手はまだ言う。「あれ〜、どこで数え間違えたのかな。勝ってると思ったんでちょっと甘くなったかな」。う〜ん、50目差を「勘違いでちょっと甘くなった」と言うのならば、それは個々人の定義の問題だな(苦笑)。
さて、授業は高梨先生。「忍び寄る危機」と題した「守り」の授業。
たとえば今日の記事の最後に載せておく「伸びきった」形。しばしこういう形になって、かつ守りを省いて相手にぼろぼろと石を取られてしまうんだよなあ(苦笑)。
尚、守備を怠るないし守備を省くのは棋力の問題というよりも性格の問題があるかもしれない。まあ守備を怠っているうちは強くならないので棋力の問題と言ってもいいのだけれど、でもわかっていても守らない人もいる。
まあ守らなくてもフリカワリなどの読み筋があるなら、それは強い人。でも単純な守り嫌いで、攻めて攻めて攻めてぼろぼろに負けるという人も多いよな。
うまい人の碁を見ると「え、そこでコスムの?」という守りの手を打っていることがある。強くなりたいと思う人は、手を抜けないタイミングというのを勉強したいよね。弱い同士で打っていると手を抜いてもなんとかなってしまうのでまた困るところなんだけれども(^^;。
と、いうわけで伸びきってしまって手を入れなければならない図。あなたはどこに守りますか?

貴ちゃんの送別会に、私までおじゃましまして・・・。
ありがとうございました。
長く教室に通っていると、人が去るのはとても淋しい気がしますが新しい出合いもあって、それも楽しみの一つなんですよね。
碁が強くなれば、もっと楽しいのでしょうが・・・。
もっと、がんばらねば!!
Posted by: こばぴ : 2003年10月29日 20:07