今日の講師は高梨先生。メインテーマは「弱点」。相手の石に弱点があるときには「キリ」を入れましょうね、と。久しぶりに「俺は最初の三ヶ月、キリを打ったことがなかったんだよなあ」と思い出した。
で、メインテーマの後、ちょっと定石の話になった。
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これ、よくあるツケヒキ定石。「二立三析」の説明でもよく用いられる定石。
この定石の話の中で、「せんせ〜、黒の一番左上の石(14の三)をコスム手もありますよねえ。その場合の意図はなんですか?」と尋ねてみた。高梨先生は「え、これですか? あれですか?」となかなか私の指摘する石に気付いてくれない。あまりに迷っている様子だったので「もしかしてコスム手というのは嘘手だったのかもしれない…」と不安に思い始めたとき、ようやく高梨先生が「ああっ、これですね」と言ってくれた。
授業後、「先生ひどいなあ。俺、嘘手言っちゃって恥じかいたのかと思っちゃったよ」と。すると高梨先生曰く。「ああ、すみませんね〜。結構授業はいっぱいいっぱいでやってるんで焦っちゃうんですよ」と(笑)。
そなのか〜。もう焦っているようには見えないけどね〜>高梨先生。初回の授業の時には緊張感アリアリだったけど(^^;。
授業後はミタニと対局。なんか生意気に「不調だ」とか言っているので、どういう種類の不調なのか見てやろうかと思って。棋譜も掲載しておきました。ま、白の方がインチキ打ってるけどさ〜。それはご愛敬ということで(爆)。
結局ミタニは「石の形」なんて生意気なことを意識するようになって、相手の悪形を放置しながら自分の石を補強するというツボにはまっているんじゃないかな。このタイプの不調は誰もが経験するものなので問題なし。負けて負けて負けまくれ(笑)>ミタニ。あと何度も言うが、こういう次期にはシタテ相手の置き碁を打ってもお互いに得るところはないはずなので、可能な限り避けるように。
遅刻してしまった(^^;。オフィスを光回線化したんだけど、その工事に手間取ってハッピー・マンデーに遅れてしまった。
で、講義は途中から。今日の先生は孔令文先生。
休憩時間に話してた。「俺さ〜、結構強くなった気がするよ〜」。令文先生曰く。「帰ったら奥さんに言っておかなくっちゃ」。そう、実は令文先生の奥様とも密かなライバルなのだった(笑)。
で、今日の私は九子局。藤田という渾名のF先生。「前田さん、じゃあHさんと九子でお願いします」。生意気な私曰く。「ふ〜ん。九子ってことは結構打つ人なのかな?」。
言ってから自分がむちゃくちゃ生意気なこと言ってるのに気付いた(笑)。まるで「九子で相手になるのかよ〜」と言っているみたい。
本意はそうじゃない。四子とか五子とか、あるいは互先モードなら余裕を持って指導碁モードで打つことができる。でも九子となると「碁にする」ためにはちょっと力を入れて打たなくちゃいけない。相手の手抜きなんかはどうしても咎めたくなる。
で、一局目。しばらく打ち始めたところで、白は黒を裂きまくって、大きく一隅+石の接点でいろいろと黒を取り込んでしまった。棋歴四ヶ月の人と打つ碁じゃなかったなあ(^^;。「これ、なんかやられちゃいましたからやり直しましょう」と、簡単にその碁の検討をして打ち直し。
う〜ん、彼女。初心者のうちにありがちなんだけど、石をくっつけてくる癖がある。くっつけてきては切られて囲ったツモリのところをぼろぼろに荒らされる。
「攻める石(相手の弱い石)にツケちゃいけませんよ」なんてことを何度も話した。
あと星への両ガカリ。彼女が聞いてきた。「三々守るのが大きいですか?」。う〜ん、まあ大きい。でも九子局で両ガカリされるってことは、既に黒の石は両方ともハサマれている。「石数が多いうちは相手の石を分断することを意識した方が良いですよ」と。
結局その碁。私の得意な「秘技・相手の石ハガシ」を何度か出して、結局彼女の三十八目勝ち。九十八対六十だった。
そういえば。途中で「ボウシにケイマ」なんて話をしたとき。こちらとしては「ふ〜ん、ボウシにはケイマが良いんですか」というレスポンスを期待していたんだけど、「なんでボウシと言うんですか」と言われてちょっとぱにくった(笑)。三十八のおっちゃん(私)が、「これね、相手の石の上にちょこんと乗っかっているボウシみたいでしょ〜」なんていう説明をするのも恥ずかしく思えのだ(笑)。一番の妙手でした(笑)>相手の方。
今日のフリー対局は遅刻した。教室に着くと既にみんな相手が決まっている様子。
ふ〜ん、と教室を見渡すと、なんと千寿会メンバーがいる。「むむ?」と思い見てみるとハッピー・マンデー教室の生徒と九子・七子の二面打ち。
後刻彼に聞いてみた。「あの〜、千寿会で一番弱い人ってどのくらいの棋力でしたっけ?」。彼はあっさり言い放った。「そんなん、心配せんでも前田さんが一番弱いですよ」。
ふ。わかってら、そんなこと(苦笑)。
で、まあ私は待つことしばし。遅刻してきてくれた女性がいたので、彼女と六子で対局。彼女もそろそろ棋歴1年くらいなのかなあ?
で、その彼女の打ち回し。強気と弱気がちょっと中途半端にミックスされてしまっていた。厳しくこちらの手を咎めるかと思うと、私が咎められた石をアガくとあっさりその咎めた石を諦める。つまりは自分の石の強いところで、どんどんモチコミを打ってしまう感じ。う〜ん、もったいない。咎めるなら咎めるで、もうちょっと首尾一貫した打ち方をすれば、よしその咎めが効果を発揮しなくても何かアジが残りそうなもんなんだけどな。
まあしかし。ウワテと打つときに「不安」を感じるのはいたしかたないところではあるけどね。前にも書いたけど、死ぬ権利は黒石にしかないようにも思ってしまいがち。
そうそう、あと大石を攻められたときに、「中で生きる」ことを目指しすぎるのも彼女の弱点かな。「生きるための手」というのは、本当に「最後の手段」であることを認識しておくべき。石なんて他のグループと連絡すれば生きちゃうんだから、まずは連絡して生きることを考えたいね。
で、その後。ひさ〜しぶりの対局となる男性と打った。「え〜と、五子ならあなたが勝つでしょう。三子から五子の間で好きな数置いてください」と私。彼は「じゃあ六子にします」と石を並べ始める。ふ。あのさ。順接の接続詞の使い方が間違ってるんですけど(笑)。
結局彼が並べかけた六個の石をハガして五子にて対局。いや、六子で惨敗するのが嫌なわけじゃなく、五子でちゃんと勝てる方がいいんじゃないのと思ったからさ。
で、この五子局。私の読み通り、やはりこの五子局は彼の勝ち碁だった。だったんだけど、彼もまた変な所で弱気を出して、結局二十目弱私の勝ち。
「あのですね。ここ、私の3つのグループのいずれもが弱かったこと、気付いてましたよね?」との問いに「ええ」と。でも自分の石の弱さが気になってしょうがなかったとのこと。
う〜ん、そうなんだよなあ。相手の石の弱さに寄りかかってついでに自分の石も生きるという発想ができるようになるにはちょっと時間がかかる。相手の石が弱くても、自分の石に穴があると攻めたりできないんじゃないかと思ってしまう。でもね〜、自分の弱石がひとつで、近くに相手の弱石が2つあれば、弱石1つの方が圧倒的に強い。そういうところでヒヨって生きに行ってはいけません。
彼は普段職場などで九子で打つことが多いとのこと。ふむ。彼と九子なら結構強い。身近にそんな人がいるのはいいですね。で、九子の碁にありがちな「石が辺や隅にいっぱいあるからとにかく囲いにいこう」という悪癖には染まっていない様子でした。もう私レベルとなら四子で十分な棋力。
でもまあ。実際に勝たないことには「あなたは私とは四子です」と言われても信じられないだろうから、今度打つ機会があれば六子か七子で打つことを約束した。そこできちんと私に勝ちきって「うん、俺もウワテに勝てるんだな」と知って貰うのは良いことだしね。
帰り道。件の千寿会子と話をしながら帰った。
「相手に石を置かせて打つ碁の場合、負けに不思議の負けはないんですよ。最初から負けて当然なんですから」。
ふむ。当たり前のことなんだけど、なんか心に響いた(^^)。ハッピー・マンデーの人たちとたくさん打って、いっぱい負けたいと思います(^^)。
あ、ミタニには負けるつもりないけどね。言わずもがなか(大笑)。
あけおめ〜っ、って、こんな略語が大嫌いだ(笑)。
ともかく。ハッピー・マンデー教室の新年が始まりました。なんかハッピー・マンデーは祝日が好きなんだよね。「ハッピーマンデー」で合ってるからかな…。でも祝日から通い始める人なんてのは少なくて(しかも三連休だし)、今日新たに教室に来てくれた方は5名。もちろん継続組の方はたくさんいらっしゃるんだけれども。来週あたりから人が増えてくるんじゃないのかな〜?
で、今日の講義は高梨先生。「キリ」から生じる石の取り方の話。
講義の中で「みなさんはこのくらいまで盤面が進めばだいたい勝ってるか負けているかわかりますか?」と。即ち「目算」せよということ。でもハッピー・マンデーのクラスで目算を求めるのはコクじゃないかな(苦笑)。まだ自分が悪いときの打ち方とかいう技法はマスターしてないと思うし。もちろん、目算するようになれば、そういう技法が身に付いてくるということもあるんだけれども。ちなみに私が目算するようになったのは、偉そうに(弱い)初段を名のり始めた頃。と、言いつつ、余裕がないときには目算せずに碁を打っています(笑)。
で、講義後の対局。私の相手は「ピンポン」出演時の ARATA に似たR君(中学生男子)。前に打ちかけたことはあるんだけどちゃんと打ったことはなかった。藤田というあだ名のF先生の指示で六子。
R君。実はおじいさんも碁打ちで、おじいさん、おばあさんと一緒に教室に通ってる。いいよね、そんなのって。おじいさんはかなり強い方。なんか私には遠慮する癖がついちゃって、今三子だか四子だかの手合になっちゃってるけれど、本当の実力で言えば別に互いで打ってもおかしくない。
で、R君との対局だけれども、白14-3、黒10-4、白17-6と両ガカッタところで、黒14-5。
う〜ん、こんな打ち方あるかな。ちょっと疑問。もともとこのR君は星へのカカリにボウシするのが趣味。模様碁風の打ち方と言えばそうなんだけれども…
結局右上は両ガカリの私の石を両方生かし、かつ中央の封鎖も半端。私は中央を荒らすアジを見てヨソに展開した。私的には両ガカリを両方大きく生きた時点で勝負アリ。
私が苦手だからというのもあるんだけど、ウワテ相手に中央志向で打つのはほとんど無理と言っても良いくらい難しい。ウワテのアラシにうまく応じる能力を持っているわけがないしね。
棋風というのはあってしかるべきだけれど、ウワテと打って碁にならない以上、もうちょっとバランスを見直すべきじゃないかな?>R君。
ウワテと碁にできない段階での中央志向というのは、石の連絡系もおろそかな感じになってしまうことが多いと思う。「雰囲気」で封鎖するんだけど、ハザマがあったり両ノゾキがあったりで、結局突き破られてしまう。中央に突き破られるだけじゃなく、辺や隅の死活にも弱いカタチになることが多い。「しっかり確保」する碁をちょっと打ってみても良いと思うなあ。中央で打つのはそれからのお楽しみでいいと思うよ。
で、このR君と打っている最中に、ミタニがやってきた。自分の碁を打ち終えたので打とうと。「じゃあそこに座れ」と座らせると、彼女の置き石は六子。ふ。未だ何子置いても私に勝ったことのないミタニ。まあ新年だし「ちょっと進歩しました」のフリで六子にするのは良いけどな。
え〜と、結局どうだったんだっけ?>結果。49対6? 昨年、せっかく詰めた私との差が全く実感できない大差になってしまった(笑)。
ま、私はしばらくミタニに負けるつもりはない(なるべく相手に勝たせてやろうと思いながら打つ相手もいるんだけどな(笑))。かつ、今日はちょっと睡眠不足で頭が痛く、細かい部分でネチネチと攻める陰険な碁(私の大得意技だ)になってた。ウワテに陰険にこられると、シタテの碁はたいていぼろぼろになる。なんか餌を蒔いて、その餌を食わせているうちに他の石を殺したり、え〜と、まあシタテと打つ碁じゃなかったかもしれないな(爆)。
対局終了後。「おじいさんと碁を打ちたいから始めました」という美人と、「あと1年半で初段になれますかね〜」なんて話。
実は彼女、結構筋が良さそうなんだよね。「どうしても免状が欲しいんです」と。
ふふ。初段の実力を身につけるのはそんな難しくないと思う>美人。ただ、「実力で獲得した免状!」ということになれば「棋力認定大会」ということになるのかな。この大会で初段の免状を取るのはちょっと厳しいかもしれない。
で、私は提案しておいた。
あのさ、令文先生がね。「僕に九子で勝ったら初段を認めます」と言っているから、「私の初段を認定してください!」と言いながら令文先生に打って貰えば良いんじゃないのかな、と。
幸い(?)この美人、英語が得意だそうで。令文先生は英語が大の苦手。危なそうなところ、あるいは怪しげな手を打つときにはベラベラと英語でぼやいてみるのは効果的かもしれない(笑)。
と、そんなわけで。今クールもよろしくお願いいたします>皆様。私は生意気にも千寿会にも入会しました。そこでは私がダントツのシタテ。きっと諸先輩方が「やさしく」ご指導くださるはず。そこで頂いた指導をフィードバックしていきたいと思っています。