2004年01月14日

千寿会からの間諜 −フリー対局−

今日のフリー対局は遅刻した。教室に着くと既にみんな相手が決まっている様子。

ふ〜ん、と教室を見渡すと、なんと千寿会メンバーがいる。「むむ?」と思い見てみるとハッピー・マンデー教室の生徒と九子・七子の二面打ち。

後刻彼に聞いてみた。「あの〜、千寿会で一番弱い人ってどのくらいの棋力でしたっけ?」。彼はあっさり言い放った。「そんなん、心配せんでも前田さんが一番弱いですよ」。

ふ。わかってら、そんなこと(苦笑)。

で、まあ私は待つことしばし。遅刻してきてくれた女性がいたので、彼女と六子で対局。彼女もそろそろ棋歴1年くらいなのかなあ?

で、その彼女の打ち回し。強気と弱気がちょっと中途半端にミックスされてしまっていた。厳しくこちらの手を咎めるかと思うと、私が咎められた石をアガくとあっさりその咎めた石を諦める。つまりは自分の石の強いところで、どんどんモチコミを打ってしまう感じ。う〜ん、もったいない。咎めるなら咎めるで、もうちょっと首尾一貫した打ち方をすれば、よしその咎めが効果を発揮しなくても何かアジが残りそうなもんなんだけどな。

まあしかし。ウワテと打つときに「不安」を感じるのはいたしかたないところではあるけどね。前にも書いたけど、死ぬ権利は黒石にしかないようにも思ってしまいがち。

そうそう、あと大石を攻められたときに、「中で生きる」ことを目指しすぎるのも彼女の弱点かな。「生きるための手」というのは、本当に「最後の手段」であることを認識しておくべき。石なんて他のグループと連絡すれば生きちゃうんだから、まずは連絡して生きることを考えたいね。

で、その後。ひさ〜しぶりの対局となる男性と打った。「え〜と、五子ならあなたが勝つでしょう。三子から五子の間で好きな数置いてください」と私。彼は「じゃあ六子にします」と石を並べ始める。ふ。あのさ。順接の接続詞の使い方が間違ってるんですけど(笑)。

結局彼が並べかけた六個の石をハガして五子にて対局。いや、六子で惨敗するのが嫌なわけじゃなく、五子でちゃんと勝てる方がいいんじゃないのと思ったからさ。

で、この五子局。私の読み通り、やはりこの五子局は彼の勝ち碁だった。だったんだけど、彼もまた変な所で弱気を出して、結局二十目弱私の勝ち。

「あのですね。ここ、私の3つのグループのいずれもが弱かったこと、気付いてましたよね?」との問いに「ええ」と。でも自分の石の弱さが気になってしょうがなかったとのこと。

う〜ん、そうなんだよなあ。相手の石の弱さに寄りかかってついでに自分の石も生きるという発想ができるようになるにはちょっと時間がかかる。相手の石が弱くても、自分の石に穴があると攻めたりできないんじゃないかと思ってしまう。でもね〜、自分の弱石がひとつで、近くに相手の弱石が2つあれば、弱石1つの方が圧倒的に強い。そういうところでヒヨって生きに行ってはいけません。

彼は普段職場などで九子で打つことが多いとのこと。ふむ。彼と九子なら結構強い。身近にそんな人がいるのはいいですね。で、九子の碁にありがちな「石が辺や隅にいっぱいあるからとにかく囲いにいこう」という悪癖には染まっていない様子でした。もう私レベルとなら四子で十分な棋力。

でもまあ。実際に勝たないことには「あなたは私とは四子です」と言われても信じられないだろうから、今度打つ機会があれば六子か七子で打つことを約束した。そこできちんと私に勝ちきって「うん、俺もウワテに勝てるんだな」と知って貰うのは良いことだしね。

帰り道。件の千寿会子と話をしながら帰った。

「相手に石を置かせて打つ碁の場合、負けに不思議の負けはないんですよ。最初から負けて当然なんですから」。

ふむ。当たり前のことなんだけど、なんか心に響いた(^^)。ハッピー・マンデーの人たちとたくさん打って、いっぱい負けたいと思います(^^)。

あ、ミタニには負けるつもりないけどね。言わずもがなか(大笑)。

投稿者 前田博明 : 2004年01月14日 23:00 | トラックバック