2004年02月02日

気合いのフリカワリ −講義−

「高梨先生の授業、わかりやすいですよね〜。私、好きです」。と、妙齢の女性が言ってました。ご報告まで(笑)>高梨先生。

今日の授業のタイトルは「手筋以前(ノビ・サガリ・ナラビ)」。わりと難しい内容だったと思うけどね〜。

三々のフリカワリ例えば右図。よくある三々とのフリカワリの図。次の黒の一手は?という問題なんだけど、三々定石を覚えたばかりだと黒はつい二目の頭をはねてしまう。

でも実は。ここで黒がハネるのはハマリコース一直線。黒にハネられたら白は下がる(18の二)。それで白が悪くなることはない。黒がどはまりコース一直線に進むなら黒の三子はあえなく頓死。こういう定石が生じるのは序盤に違いないから、50手くらいで投了になってしまうコースだ。

私は、ここでハネてはいけないということを知って、ようやくカカってから三々に入るのを「フリカワリ」と呼ぶ理由がわかったような気がした。やっぱり普通に三々に入るよりも、ちょっとくらいは得しないとわざわざカカってから三々に入る意味がないもんね。

ちなみに日本棋院の級位者の日では、3級くらいの人でもここでハネてきたりする。まあ級位者の日の基準が甘いわけなんだけど、きちんと咎められたことがないんだろうね。

気合いのフリカワリ

あるいは上の図みたいなのはどう? やはり黒番で次の一手。一応正解は白に付ける手だとのこと。下辺を守りつつ、「白も薄くないですか?」と主張するわけ。でもこっちは「大ゲイマ」とは言え、一応守っているんだよね〜。そこをさらに守るのはちょっと悔しくないかな(笑)。「先生、気合いで三々にフリカワル手はないんですか?」と質問してみた。私ならそう打ちそうだから、その手が良いか悪いかを尋ねるつもりで。

高梨先生曰く。「もちろんありますよ」。「でもこの教室の皆さんは普通に受けていて良いと思いますよ〜」。

そっか。取り敢ず三々入りで気合いを見せておく手はあるんだな(^^)。

尚、今日は有段者の集いで一局、講義後に一局。

有段者の集いでの碁は面白かったなあ。相手の方は二段。打っているうちにこちら(黒番)は大模様の碁になった。相手が入り込んできたけれど、ダメを繋がせて、完全な黒ペース。

大雑把な目算で「ふ〜む。四十目くらい勝ってるか」、と。

相手の方はなぜか投了せずに最後まで打ち切って、いざ作るときになって相手の方が呟いた。「コミは出ないかしらね」。「何ゆっとんじゃ〜?」と思ったものの、二段が言うんだから、こちらが見損じで死に石があるのかもしれない。「むむ?」と思い盤面を見るも見損じはないらしい。結局作って三十数目黒の勝ち。最後は繋げと言われたところを全部繋いで行ったのでちょっと差が縮まった。でも相手の方。「あら、意外に負けて他のね」と。

う〜ん。ものの本によれば、初段くらいで二十目差くらいの碁は投了しなくちゃいけないって書いてあったぞ〜っ! 確かに序盤・中盤よりはヨセで力を発揮するタイプの人みたいだったけれど、それにしても、ねえ。

講義の後の対局は新進気鋭の子。ちょっと前まで一局打つのに三時間もかかってたプロなみの人だ(笑)。

「何子置けば良いんですか?」と聞いてくるので「勝った方が気持ちよいよね?」と。「ええ、それはまあ…」というので四子局。すっごく騙して打てば四子でも勝負になりそうだけど、先日のミタニとの碁を反省して今日の私の課題は「本手のみ」(笑)。結局大差で負けた。いや〜、強くなったもんだね〜>新進気鋭の子。

三箇所、すごく気になる手があったのでそこだけ指摘して終了。検討しようかと思ったんだけど、最後の方でちょっと時間がかかって、急いでるみたいだったから。

え? 今さらはもう検討できないよ。盤を離れるところっと忘れてしまうくらいの実力しかないみたいなんだよね〜、まだ(^^;。

もっと早く打てるようになったら今度は検討付きで。

投稿者 前田博明 : 2004年02月02日 23:00 | トラックバック
コメント

悪かったよ。白番だよ。あー、うっせーなー(笑)。

Posted by: 前田博明 : 2004年02月06日 13:50
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