2004年04月05日

脊髄で打つ碁 −講義−

今日は授業前の話から。「有段者の集い」。

今日の有段者の集いは徹夜明け。これまで、徹夜や、酒の入った後に碁を打つと、読みの力が低下しているのを痛感していた。「なんとなく」打っているとわからないんだけど、詰碁をやってみると明らかに読み力が低下しているのがわかる。

「今日もなあ。徹夜明けだけに調子悪かろう」。

そう思いながら打っていたところが、圧倒的大差で連勝する。「ふむ、普段と何が違うんだろう?」。考えてみると「読み」の面では確かに甘くなっている。ただ、全体を読む能力が低下している分、「部分」に注目するようになっていたみたい。「ここがカタチじゃん?」とか「あなたの石の急所はここっ!」なんて思いながら打っていると、勝手に勝ち碁になっていたみたい。

加えて全体が読めないもんだから「部分での損は避けよう」とか「ゆっくり打とう」と思っていたのが良かったみたいだな。ネット碁も KGS というところでは「石取り碁の練習」なんて言い訳で、ちょっとヒドイ碁を繰り返してる。でもあまりに負けすぎたときに「じゃあ緩すぎるくらいにゆっくり打つか」と思うと連勝モードとなる。

さらに面白かったのは。

何局か打った所、全員が「これは私がちょっと負けているかなあ」と言う。いずれも40目〜60目の大差の碁にもかかわらず、だ。思うにこれは、私が相手の石を取らない碁を打つことにもよるんだろう。大石を取られたわけじゃないので碁は細かい、と思ってしまう人が多いみたいだ(まあ、それが棋院・有段者の集いにおける初二段のレベル)。

結局みんな作ったんだけど、私が相手の目数を告げると、これまた全員狙ったように「あ、そうですか」と盤面を崩す(笑)。「マナー違反だろ!」とは思うものの、あまりの大差に驚いた様子が面白くて、さほど腹は立たなかった。


で、ハッピー・マンデー教室4月期の最初の授業。講師は高梨先生。テーマは「碁は包囲と切断のゲーム」ということで、切ったカタチから生じる「次の一手」。三線の石のどちらからあてるべきなのか、とかね。

新入生は、取り敢ず数人程度。まあこのハッピー・マンデー。いつも2、3回目の授業から人が増えてくるから、今回もそんな流れなんじゃないのかな。

授業後には。

美人のK」と書いた女性が「私にケンカ売ってるでしょう!」とおっしゃる。え〜っ、そんなつもりは全然ないんですけど。でもまあケンカ売られるのは面白いから、そのケンカ買った! 「よ〜し、十秒後で勝負だ!」と打つうちに、Kさんの石がぼろぼろと死んでいく。「え?」「なに?」と言っているKさんは面白かったなぁ(笑)。

で、その後にはコバピと「互先」(笑)。本当は。コバピと互先で打って、その碁を「攻めを覚えたいんです」と言っている人に見せてあげる予定だった。でも「今日俺、コバピと打つからね」と、コバピを予約したのはよかったんだけど、見せてあげる予定だった人を予約し忘れた(^^;。

結局その人は他の方と対戦。コバピは単に私と互先で打たされたアンラッキーを噛みしめるだけとなった(爆)。

でもまあ。実は昨日の教室にはユパさんも来ていて。コバピはユパさんからいろいろ助言を受けていた。勉強になったんじゃないかな>コバピ。

陰険な私は。

ユパさんが余所を向いている間に碁のスピードを上げて、そこで勝負を決めておいた(爆)。いえね。碁ってのは、ある意味、陰険さが勝負ってところもあるんですよ(爆々)。

投稿者 前田博明 : 2004年04月05日 23:00 | トラックバック
コメント

昔から、陰険な手しか打ってないような気がするのは、
私だけでしょうか?

Posted by: こばぴ : 2004年04月06日 21:47
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