- 囲碁とハッピー・マンデーと私
この話はあまりに個人的な話で気持ち悪いです(笑)。一応、警告しましたからね(笑)。
主題であるじゃっきーさんの碁。私の囲碁生活にひとつの区切りを与えてくれました。
じゃっきーさんの碁を見る前日、私は友人に電話を掛けました。それは「囲碁とハッピー・マンデーと私」の話。
実は今。ハッピー・マンデーにいることが凄く苦痛なのです。今回の合宿への参加を躊躇っていたのも、その苦痛が原因。合宿の二日目の終わりに、ハッピー・マンデーをしばらく休むことを決意しました。「これからは、これまで関係のあった人たちとではなく、ひとりで碁を打っていくよ」。そう伝えました。
合宿の一日目。何かと私を評価して下さるウワテの方に言われました。「シショウはさ、あと1年くらいハッピー・マンデーにいなくちゃな」。「何言ってるんですか。私はずっとハッピー・マンデーですよ」。その時は口に出しませんでしたが、ずっとそう思ってました。「だってね、最近はこれまで縁遠かった年長の男性の方々も声を掛けて下さるようになったんですからね!」。
「苦痛」とバランスを測って、それでもハッピー・マンデーにいることが愉しい、とそう思ってました。えと、「信じようとしてた」とか「言い聞かせていた」のかもしれないけど。
でも弱い奴は、苦痛を感じると、だんだんと人間性までおかしくなっていくんですよね。
上の「Variation」に書いてきたみたいに、ハッピー・マンデーは凄く嬉しいこと、愉しいこと、気持ちよいこと、勉強になること、etc. を与えてきてくれました。でも苦痛を感じる度合いが増えるに連れて、その嬉しさやなんやをちゃんと自分の中で評価できなくなってしまうかもしれない。きちんと評価すべきを評価できないのはクズだと思ってるのに、自分がだんだんクズ化しそうな気がしてくる。
自分の中で結論が出た合宿二日目の夜、眠れなくて、三日目は対局時間になるまで寝てました(ん? なんか矛盾だな(笑))。起きて慌てて対局場に行って。コンタクトのずれが気になってしょうがなくて。シャワーも浴びていない自分が気持ち悪くて。そしてトイレに行きたいなあなんて気を散らして。結局その碁は早々に投了。相手の方はきっと「なんて失礼な碁を打つ奴だ」と思ったでしょうねえ。
部屋に帰ってシャワーを浴びて、ずれたコンタクトを捨てて眼鏡にして、そしてトイレにも行って。そして気持ちを落ち着けて対局場に行ってみたのがじゃっきーさんの碁。
いや、「タイミング的にぴったりの時にじゃっきーさんの碁を見たから感動した」と言ってるんじゃないんですよ。彼女の碁は本当に「凄い」碁でした。
実は彼女の碁をネタに前にも記事を書いたことがありました。彼女と九子局を打ったときの話。彼女はそのときも、事前の私のアドバイスをきっちり消化して、私がこれまでに見た最高の九子局を打ったんです(ちなみに七子局で最高の碁を見せてくれたのはこばぴ。互先で私にいろいろと教えてくれたのはかおる)。そのときもちょっと感動して記事を書いたんだけど、関西人らしいオチが見つけられなくて結局公開しなかった。
彼女は。納得できる理由に基づいた説明があると、それをしっかりと消化するタイプなんでしょうね。今回のテーマである彼女の五子局も、タイミング云々じゃなくて、それ自体で感動しちゃう碁。
実際。彼女の碁を見たときには、前日電話で友人と話したことなど忘れていました。あとでそのことを思い出して、「そうか、これは天啓なのかな」と。
これまで存分にエラソーだった私(笑)。さらに傲慢に思いこみを言わせて貰うとさ(笑)。ある事件、なんてこのサイトでぼかす必要はないんだけど、でも「ある事件」をきっかけに、「初心者の人の指導ができるくらいに碁を知りたい」と思って居座り続けたハッピー・マンデー教室。そんな気持ちに、最近になってようやく実力が追いついてきた。
で、これがすごい傲慢な思いこみなんだけどさ(苦笑)「直前に俺に『五子局の打ち方』を聞いてきた子が、本当に素晴らしい五子局を打ってくれた」(笑)。これは「お前の望みは完遂されたぞ。だからもうお前の役割は終わったんだぞ」という天啓なんじゃないかな、なんて。まあ、苦痛が根にあるわけだから、「それは酸っぱい葡萄だよ」と言われれば反論はないんだけど(笑)。
でもともかく。「酸っぱい葡萄」ではあっても、本人の中で理論的に完結できるのが、クズ化しないための自己防衛なんでしょう(笑)。
これからしばらく、ひとりで碁を打っていきます。
でもね。月曜日と水曜日には棋院にいるんだな、これが(笑)。伸びた実力の運試しをしたい人。はやめに棋院にくればいつでも腕試しのメジャーとなりましょう(笑)。
今回の合宿で、えらく私を気遣ってくれたOさん、Sさん、Kさん。合宿の目標であった「途中で帰らない」を達成できたのはあなたたちのおかげです(笑)。ありがとうございました。
投稿者 前田博明 : 2004年06月13日 23:05 | トラックバック