「久しぶりの二子局」なんてことを掲示板に書いているうち、ハッピー・マンデー教室でも二子局を打った。相手は久しぶりのKさん。男性陣の中では今や私の次に強いくらいかな? 箱根の囲碁合宿には初段で出場とのこと。
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これが先日の千寿会、および今日の二子局の布石。初手はもちろん小目で、黒空き隅の後に締まってみた。最近はハッピー・マンデーでは七子くらいが多いので、自分が小目に置いて、さらにシマリまで打てるとなるととても幸せに感じるんだよね(大笑)。
この布石を最初に見たのはいつだったかなぁ。置かせる碁で初手に小目に置くなんて技法すら知らず、大いに驚いた記憶がある。その後見てみると、強い人は三子までの置かせ碁では初手を小目に置くことが多いみたい。星の数倍も定石があるので、ウワテにとってさばきやすい感じなのかな。
で、この碁。結局私の中押し勝ち。序盤は見損じはするわ、変なところで形を決めるわで、白にまったく良いところがなかった。中盤、黒が一手余計に逃げてしまった隙を突いてなんとか逆転。
Kさんは「よく読む」のでハッピー・マンデーの中でも有名なんだよね。ただ、「読み」に頼りすぎて(と、いうのは、私たちくらいの実力では読み漏れだって多いはずだから)、「アジ」にやや鈍感な気がする。最近の私は(手筋本の影響か(笑))「アジ」に頼って打っているところもあるので、それでやや打ちにくかったのかもしれない。
そうそう、脈絡はないけど「アジ」で思い出した。今日の「有段者の集い」。珍しく三度対局して一勝二敗だったんだけど、その二敗が笑っちゃう碁だった。
負け惜しみで言うんじゃないんだけど、相手の方があまりに「変な手」を打ってくる。序盤で私がちょっと攻めた所を逃げ出すんだけど、どんどん自らアジワルの形にしてしまっていた。
日頃「攻めは嫌いです」と言っている私。攻めたくはなかったんだけど、相手があまりに妙な形にするのでついつい追ってしまう。「美人は追うな」という格言(?)もあるそうだけど、この二局での相手の石は「美人」というよりも「貢ぎ物」。「そうかそうか。それまでもくれるか。くるしゅうない」。そんな感じで打ってた碁。
でも。
中盤になってふと気付いた。「あれ、そんなところにも俺の石あったの(爆)?」。
そう。なんか相手の貢ぎ物を頂いているうちに、ある部分にある自分の石の存在を完璧に忘れてた。ほぼ形が決まってから盤面を見渡して「あれ、そこの私の石、いったいなんなんでしょうね?」と。
結局二局とも私の忘れ去られた石を味良く取り込まれて、数目差で負けた。石をいくつか忘れ去っていたことに気付いて、いろいろと足掻いてみたんだけど、大ヨセの段階になっていては「忘れていた石」の復活など無理なことだった(爆)。
一日に二局もこういうことがあると(別に悲しみはしないけど)びっくりするよねえ…
で、私の対局を終えて教室を見渡していると、Oさんと言うか、Hさんと言うか、KGS というところから殴り込み(笑)にやってきた人が、私の弟子のササヤンと打っている。あれは五子局だったのかな?
見ると白は五子も置かせているくせに、まさに「大模様」が完成しそうなところ。ササヤンは相手の模様に気付かずにいるのか「なんか私の石、攻められてないから守っちゃおうかしら」とアサッテに石を置こうとしている。
う〜ん。置かせ碁ならば周囲から助言があっても怒りはしまい。そう思ってササヤンに「あのさ。この白、どでかい模様を作ろうとしてるでしょ? そういう模様を作られたら一気に追いつかれるから、ここはきちんと入っておかなくちゃいけないよ」と。
OさんないしHさんは、快く「そうですね」と私のアドバイスを受け入れてくれた(^^;。
そうそう。碁ってさ。下手なうちほど周りからのアドバイスを嫌うという一般原則があるね。もちろん勝負してるときなんかのアドバイスはあり得ない。でも教室ってのは、ヘタがうまくなろうとしているところだよね。少なくともハッピー・マンデー教室はそうだと思う。その教室に、せっかく先生や、ウワテの人たちがいるんだから、そういう人の助言や口出しは、たとえ相手の有利になる助言でも、聞く方がタメになると思うんだよね。急速に伸びる人ってのはたいていそういうアドバイスや口出しを受け入れている。
ササヤンはね。結局この碁に負けたんだって。最後「この石取られるわけないよね。取られたら終わりだよ」と言っていた石を取られたらしい(苦笑)。まぁ酒が入ってたみたいだからしょうがないか(^^;。
もうひとつ。
今日はこばぴを結構強くひっぱたいてしまった(^^;。自分でもびっくりした(^^;。
いやね。こばぴがヨセを打ってたんだけど、私は相手の人にいろいろアドバイスしてた。「う〜ん、ここは打っておきましょうか。後でここに打ったら相手は手を入れざるを得ませんから」。ヨセではよく出てくる言葉だよね。
で、しばらく後。先ほど話題にした所に石がきて、こばぴの手入れが必要となった。するとこばぴは何を考えているんだか悩んでいる。手入れしないと相手に十数目献上してしまうところだったんだけどね。
で、こばぴ。ようやく納得した表情をして碁笥に手を伸ばす。見ていた私は安心した。「そうか、俺が手入れが必要だと言っていても、自分でちゃんと読み直しているんだな」。
弟子の成長にうんうんと頷く私の目の前で、こばぴはまったく関係ない所に石を置こうとした。
「後で手入れが必要になるっつってんだろうがっ! なにやっとんじゃ!」。
気付くと「ビシッ」という音とともに、扇子でひっぱたかれるこばぴがいた。自分でも驚いたくらいだからまわりの人はもっと驚いたんだろうなあ。あわてて「あら、前田師匠はスパルタね」なんてフォローしてくれていた(爆)。いや、フォローしないとこばぴが泣き出すんじゃないかと思えるようなひっぱたき方だったみたい(^^;。
ごめんね、こばぴ。俺もびっくりしたから許してね(爆)。
投稿者 前田博明 : 2004年06月02日 23:00 | トラックバック私もビックリしました(笑)。
音、大きかった分、
痛くなかったですよ。扇子割れなくて良かったですね〜
(苦笑)。
思わず「下手なうちほど・・・」が
ず〜と下の「扇子でひぱたかれるこばぴ・・・」の枕詞かと思った・・・。
前田さんお元気ですか?
ドイツのタキです
囲碁雑考を読んでは
「私もがんばるぞ〜」と
近所の公園で詰め碁に励む毎日です(笑)
まあ、ちっとも上達してない気がしますが・・・
今度あったときは是非指導碁してください!
ではまた