他の女性には「美人の」とか「綺麗な」という形容詞がついているのに… というクレームをある女性から受けた(笑)。いやいや「とても強い」とか「褒めれば全力で否定する」なんていう形容詞句(?)がついているじゃないですか(笑)>某女性。
とかなんとか言いつつ。いやいや、件の女性も美人なんですよ、ホントに(^^;。でもね。その女性は実は私とちょっと年が近い。年の離れた人を「美人」と呼んでも「事件」(?)はおきないけど、年齢の近い人に「美人だ」とかなんとか言ってると、いろいろまずいことがあるかもしれないじゃないですか(苦笑)。
ははは。以上、この話題終わり。
で、今日。1月クールの最終日を記念して、私は藤田という渾名のF先生と対局。先日伝えておいたんだよね。「今度打ちましょう」と。前に一度打ったことがあるんだけど(半年ほど前かな?)、その時は私の絶不調期。「なんでこんな不調な時期に打たなくちゃいけねーんだよ」とか思いつつぶーたれて打っていたら碁もぶーたれた。
F先生も私も。教室で人が余ってしまったりしていればその人と対戦するし、遅れてきた人がいれば多面打ちもする。そんな二人が打とうとするので、この日は生徒の方々(ってーか、私も生徒だけど)の組み合わせに苦慮する。F先生が一所懸命に組み合わせを考えているうちに、私は喫煙所で気持ちを高めつつ待ち受け(^^)。
このF先生。某強豪大学囲碁部の三将を務めたほどの人。私は彼のことを勝手に「碁会所十二段」くらいじゃなかろうかと想像してる。そんな人と一対一で打てるのは幸運だよね。
「さて、何子置きますか」とF先生。「じゃあ六子で」と言いたかった私ではあるけれど、前回のぶーたれ碁は九子で負けてる。成長を見て貰いつつ、かつF先生に必死になってもらうためには前回と同じ置き石が良かろうと。「九子で」と私。「え、ほんとですか。あはははは」とF先生。
で、嬉しかったこと。F先生、ふだんはとてもにこやかで、たとえ碁を打っているときでも話しかければいろいろ話してくれる。でも今日はなんかすっかり別人モード(^^)。私が最近身につけた「ぼやき」を発しても一切何の反応も見せてくれない(^^;。
「お〜、F先生、なんかすごく真剣に打ってくれてる!」と喜ぶ私。
碁はさすがに私が始終リードする。まあ九子局ならそれが当たり前。前回対局したときから、それなりに経験を重ねた私。九子では黒がよほどひどいことをしないと碁になるはずもないと理解している。そう、私の目標はこの碁を「碁にしないこと」。
でも。さすがにF先生。守る手を打てば瞬間に黒が大所に手を入れることを考え、自らの眼形を危うくしつつも手を緩めない。「そんなに攻めてきてはあとで全滅になりませんか?」と、むしろ私の方が不安になる。まあしかし。それだけ無理をしてきた白にくつろぐ機会を与えれば一気にこの碁は碁になってしまう。こちらもきっちりと急所に打ち続けるしかない。
そういえば。以前学生タイトルを取ったことのある人に井目風鈴だか井目風鈴中四目だかで打って貰ったときもそうだった。仮にAさんとしておくけれど、彼もまた自分の眼形を気にせずに攻めまくってきた。最後に「あれ、僕の石、眼がありませんねえ」なんてことを呟いて投了(笑)。それなりに碁を知っている人と打つ八子局以上では、そうやってオールオアナッシングの作戦で攻めなくちゃいけないのかもしれないな。
で、局面は中盤の終盤。F先生は驚くことに二分くらいの長考をしかけてこちらにプレッシャーを与えたりしつつ打ち続ける。そして「ふ〜、ここ、あなた白を生かしても悪くないんじゃないですか? これ以上戦っては黒も不安でしょう?」という妥協を求めるかのような手を打ってくる。
「九子のハンディがあるしな。そろそろ守りについても悪くないかも」と、私のビビリ癖が顔を出す。「でもここまではなかなか良い碁が打てているのに、ここで緩んで負けては何にもならないぞ」と気合いを入れて読み直す。よく読み直せば、白は「妥協」なんかを求めているんじゃないことに気付く。こちらの不安感に乗じて、一気の逆転を狙っているわけだ。
シタテにとって。部分の戦いを全局に広げられるのは怖くてしょうがない。そしてウワテはこの不安感に乗じてやってくる。「俺は不安だ。しかし俺の読みではつぶれるのは相手の石。その読みが外れているんなら、この碁は負けるべき碁なんだ。だから俺はここで妥協せず、きっちりあなたを潰しますよ」。
自分の棋力を信じて石を置いた直後、はじめてF先生がぼやいた。
うははははは。
私が白ならここで投了。しかしF先生にはまだ黒の味悪が見えるらしい。「潰された」石を置き去りに転戦してくる。
実はそこも、「終局まで打つのならそこの石も潰しますよ」と狙っていたエリア。ではあるけれど、冷静に考えれば、ここの黒石は捨ててしまって、ヨセて打てば勝利は間違いない。
私の長考。白の石にも弱いところがある。すくなくとも4回くらいは利いてくれるキカシの筋もある。捨てて打つのは簡明だけど、ここを生きれば白で生きている石がほとんどなくなる。
「勝負」。心を決めて黒を生きに行く。まあ「よしんばここの黒が潰れても、黒良しの形勢には変わりないんだけど」という保険付きの勝負ではあったけれど。
で、結局。そこの黒は白にうまく打たれて死にが確定。「やっぱ強ぇえんだなあこの人」と改めて感じ入りながらも、黒はそこを味良く先手で切り上げることに方針転換。
「あそこのキカシが鋭かったですね」。局後にF先生に言って貰った手筋。潰れた石の近辺にあった味悪を守りつつ、かつ相手のウケを強制してヨセに回る。そのヨセでもF先生が「泣きそう」と言うウケを強要。
局中、何度か気持ちよいキカシを放ち、そして潰された黒もただでは潰されなかった自信を持ち、「俺は強い。俺は強いぞ〜」と心の中で唱えつつのヨセ。
「これで終局です」。ウワテの人が言いそうなセリフまでこちらから言って、あくまで偉そうに終局(笑)。黒が潰れた分、碁にはなってしまったけれど、計算通りの勝利に満足。むしろ「この碁を碁にしてしまう」F先生の強さが心地よい。「こんなどえりゃー強い人に勝つ俺はやっぱり強い」(笑)。
最終的には二十目差程度。黒を捨てて打てば四、五十目差くらいだったかな? もうちょっと開いていたかもしれない。でもそこは自らを試す場所として定義したところだから潰されて尚満足。
「最初から最後まで全く緩みませんでしたね」「キカシには泣きそうになりましたよ」「そこのヨミキリには参りました」。そんなF先生の言葉に大喜びな私。
ウワテ相手の碁が苦手だった私も、高梨先生の指導碁や、千寿会での碁のおかげで、ようやく克服しつつあるように思います。大満足の一局でした。
本当にありがとうございました>F先生。
ずいぶん長くなっちゃったけど。今日は実はもうひとつとても嬉しいことがあった。
時間前に喫煙所で時間を潰していた私に、男性の方が声をかけてくれた。「打って貰えませんか?」と。嬉しい嬉しい嬉しい嬉しい(笑)!
この教室、女性は私より若い人が多いから、エラソーに師匠面して教えたりしやすい。でも男性は年長者が多い。そんな人に師匠面するわけにもいかないし、また、いつも若い女の子たちとヘラヘラしているようにも見える私に、徹底的な実力差を感じさせられることに気分を悪くしてしまう人もいるんじゃないかと思ってる。だからなかなか男性に向かって「打ちましょうか」の声を発することができない。
私は。本当は「男性が好き」です(笑)。いや、カミングアウトしているわけじゃなくて(笑)。
年若の女性達に指導する都合もあって(?)、「偉そうで」「生意気で」「お調子者で」「へらへらしてる」ような感じを出している部分もあります。でも本当は結構良い奴なんですよ、私(大笑)。
今日のように、男性の方に「打ちませんか」と言って貰えるのをいつもどきどきしながら待っているんです(^^)。
あ、もちろん女性が嫌いって言ってるんじゃないです(爆)。今日、F先生との対局後にも「私、また師匠にチャレンジしたいんですけど」と言ってきた女性がいた。それもまたすっごく嬉しい(^^)。
ふむ。今日は先生にも生徒にも、すごく喜ばせてもらった一日でした。いいところだねえ>ハッピー・マンデー教室(^^)。
「え、なに? 前田さん、ミタニに五子で負けたん?」。
あるウワテの言葉がずっと私のハートに突き刺さっていた(笑)。そう、しばらく前、私はミタニに五子で負けた。ちょっと部分に拘りすぎたとかなんとか、いろいろ言い訳はあるけれども負けは負け。もちろん五子は負けるべき手合じゃないと思ってる。以前かおるにも「負けるべき手合じゃないのに負けてしまうのは相手に失礼だ!」なんて強弁していただけに、余計に辛かった(^^;。
で、本年1月期の講義最終日。ミタニと五子で再戦し、ようやくリベンジを果たして過去の清算に成功した(^^)。結果は 42 目対 18 目。フザケタヤローなミタニは「ってことは 14 目差ですか?」なんて言ってたけど、もちろん 24 目差。ま、ミタニは日本語の次に算数が苦手らしいからそこは鷹揚に許しておいてやろう(笑)。
但しこの碁。42 目対 18 目という「小さな地」になったことからもおわかり頂けるように、ミタニは「それなりに」打った。途中、攻め合いの石(本当は攻め合いにするつもりなどなくアジツケに使おうと思ったんだが)のダメ詰めの方向をミタニが誤り、それでミタニを押す手ナシに導く手筋が炸裂してそこで勝負が決まった。ま、ミタニ相手にこうは言いたくないんだが。なかなか苦しい碁だった(苦笑)。
で、講義の話。
今クール最後の授業は高梨先生。授業の途中にどえりゃー美人が入ってきて「おや? 美人の多いハッピーマンデーだけど、あんな美人いたっけな?」と驚いていると、彼女は高梨先生の妹さんだった(^^;。美男美女兄妹である(^^)。
あ、それは講義の話じゃなかったな。
講義はヨセの話。例えば右図のような場合、黒はどう打つべきか。
普通に16の二にコスんでいけばいい。ごく自然な手なんだけど、打つ打たないでは地の大きさが全然変わってくる。16の二に白は17の二で受けるから、黒はさらに17の一にコスむ。白地はほとんどなくなってしまうよねえ。
尚、今日は1月期の最後ということで、全員に三月末の認定級資料が配られた。驚くべきことに現在の平均は 11.98 級。いつも言っているように、ハッピー・マンデーの認定級は辛いので、一般的な碁会所換算をすれば、どう辛く見ても9級を下回ることはなかろう。おっかしいよね〜。10級ないし15級程度までの初心者教室なのに(笑)。
私は永遠の2級に落ち着かされてしまったようで(笑)、ハッピー・マンデーの中での級位変動はなし。私に継ぐ級位は掲示板にも何度か書き込んでくれたマヤちゃん。3級認定になっていた。「ほ〜、マヤちゃん。俺と打つときは先番なんだね」と褒めて(?)あげると、さっそく先生に「先生〜、前田さんがいぢめるんです」と訴えていた(笑)。褒めているのにねえ。変だねえ。
「私五年前に碁を始めたんですけど、それから一時碁をやめていたんですよね。それがなければ今頃前田さんなんかに負けず、きっと私はマエダクンと呼んでいたのに」とおっしゃるKさんは7級。ふふ。私も次のクールを終了すればいよいよ棋歴二年。精進してまいりましょう(^^)。
そうそう、コバピは10級。今日授業の前にちょっと打ちかけたんだけど(六子だったかな?)、意味不明なところで緩んでしまって碁をひどくした。しばらくしてから盤面を作り直して「ここなんだけどさ」と、彼女の間違ったところを教えようとした。コバピは私が盤面を作り直したことに感動したらしく「すごいすごい〜」を連発。いや、俺の能力をひけらかすのが目的じゃなく、君の間違った手について話し合いたかったわけなんだが(^^;。
もちろん。ミタニはそれを聞いて「師匠は私には絶対にそんなことしてくれない」とぼやいていた(笑)。そんなミタニは9級。私と「三子で打ちたい!」なんて生意気なことを言わなければもうちょっと優しくしてやるんだがな(笑)。
残る人、卒業する人、いろいろあるでしょう。私は次のクールもハッピー・マンデーにいます。また囲碁を楽しんでまいりましょう(^^)。
ふむ。今日はやけに対局数の多い日だった。
まず最初は十三子局(井目中四目)の二面打ち。次に、、、え〜と、何子かで二面打ち。その次に九子で二面打ち。えっと、負けは一局かな。九子局をひとつ負けた。
私に勝った九子局の相手。武宮九段の本を読んで勉強している女性。まだ話をしたこともない時期に彼女が武宮九段の本を読んでいるのを発見。「ほほ〜、三連星というのはですね…」なんて話しかけた。
それからしばらくして十三子局(八子+天元ポンヌキ)で打ってみたところ、ちょっとまだ碁にならない感じだった。「もうちょっと強くなったら打ってみましょうね」と言っていたんだけど、う〜ん、強くなりましたね。ちょっと最初の出だしで躓いてしまった彼女だけど、私がそこに拘るうちに構築された大模様。後から一所懸命彼女の模様に穴を開けようと頑張ってみたんだけど、ちょっと残されてしまった。
ウワテの頑張りをちゃんと受けたんだから、もう私との九子は卒業だなぁ>件の女性。
尚、そのときの二面打ちの相手は前にも打った女子高生。先日は惨敗だったんだけど、今日は六目差だったかな。結構頑張ったんじゃないですか?>女子高生。なんか彼女。「どうせここはちゃんと受けないんだろう」と思った所でしっかり受ける。「あれ?なんでそんな受け方知ってんの?」との問いには「さっき藤田という渾名のF先生に『断点に気を付けなさい』と言われたんです」と。
人に教わって、それを応用する力を持っているのは素晴らしいね>女子高生。
対局終了後。先日の日記に登場したKさんの碁を拝見。いつも一緒に打っているお友達の方と打っていた。力的にはKさんがかなり上回っている様子で、いつも石を置かせて打っている。
「おお、Kさん、やっぱり強いですねえ」「でも黒もこの辺り頑張りましたか?」という周囲の声に黒を持つ女性曰く。「いえいえ、Kさんに教えて頂きながら打ったので」。褒められたりするとコンマ1秒で否定する癖のあるKさん。「私は教えてませんっ!」。
関西人の私は思わず突っ込んだ。「ほ〜、Kさん。私が教えていたら黒がこんなに悪くならないってことが言いたいですか? ほら、ここの死んでいる黒石。こんな石が死ぬようなことはあり得ないってことですか?」。
なんだかすっかりファンキーになってきたKさん。「いえ、そこはですね。私はダメだと言ったのに勝手にそんなところ打つから殺したんです」。あっはっは。「勝手に打つから」は良かったな>Kさん。
「Kさん、なんか私に似てきましたね。やっぱり碁が強くなるとは陰険になることに繋がるんだろうか」と私。「私もね、碁は性格が出ちゃうと思ってるんです。だから私はあまり自分を出さないようにと思いながら打っているんですよ」とはKさん。
碁は性格が出る。かつ強い人はやや陰険になる。で、前田の打ち筋はあまりに陰険だ。私はそれを反面教師にしています。Kさんはそんなことが言いたいようだった(苦笑)。なんかもっといろんな人とKさんを対戦させてみたいなあ(^^)。
今日の講義は「守りの形」。
私の弟子たちはもうミミタコだろうが、私は「石を取る碁」というのが大嫌い。とくに低級者のうちから石を狙っていっても良いことなど何もないと思ってる。初心者がする「トリカケ」など、上級者には通用するわけがないんだし。
それに、経験あるだろうけれど、石を取られていないのに大差の負けを喫したときの方が、相手が強く思えない? 強くなるにはしっかり「カタチ」について、乱暴な石の取り合いなど可能な限り避けるべきだと思ってる。
もちろん。相手がいわゆる「最強の一手」を打ってきて、相手の石を取らないと自分の石が死んでしまうなんてときは別。また、相手が「取ってください」の手を打ってくるときには、遠慮無く取れば良い。そういうときにまで石を取らないのは、すなわち負けに繋がる。
つまり。「無理なトリカケ」や、「相手が気付かなければ取れる」なんて碁を打つべきではないと思ってるということ。
で、今日の講義は、たとえば二目の頭を跳ねられてしまったときにどうやって守るかというような問題。令文先生も高梨先生も「本当は二目の頭を跳ねられる前に守って欲しいんですけどね」と言っている(笑)。
今日の講義後は。しばしば日記に登場するKさん。どうも私は「K」というイニシャルの人を相手にすると、カフカを思い出してしまって相手が偉大に見える(笑)。『城』とか『審判』とか。
ま、そんなことはともかくKさんは本当に強い人。前に私に五子で勝ち、悔しくなった私が(なぜか)六子に石を増やしてリベンジした人。今日の手合は、前回の碁を「打ち込み」とみなして七子局。
途中まで。Kさんはさすがの打ち回しで終始リードを奪う。「あはは、やっぱり七子じゃ勝負にならねーか」と思っていると、令文先生がやってきて「あはは〜。前田さん、これはすっきり負けますね〜。もうヨセですか? 少々寄せたとしても前田さんが十五目くらい負けそうですね〜」と。
私は。大石を取られてもスイッチが入るが、令文先生に笑われてもスイッチが入る(大笑)。で、そこから私は勝負手を放つ。最初の勝負手は相手の味悪な隅。「あ、Kさん、ここは生きてくださいよ〜。ここ取られるとさすがにひっくり返りそうですからね」と令文先生。
そして私の勝負手は撃沈した(笑)。
で、次の勝負手は辺の石のトリカケ。石を取るのは嫌いだと言っているのに実際はこう(爆)。まああくまでも「勝負手」として放っているわけで、凌がれれば投了だ。
と、自分勝手な言い訳で攻め合っているうちに。見事Kさんの辺の石が陥落(^^)。間もなく終局して作ってみると、見事数十目差の逆転勝ちとなった。ねえ、聞いてる?>令文先生。
通りかかった藤田という渾名のF先生に伝えて曰く。「ねぇねぇ。ぼく、頑張ったでしょう〜。大逆転なんですよ(^^)」。「頑張りましたね」という声を期待していた私はあっさり裏切られる。なんとF先生は大いに悲しんだ。「白、つぶれてたはずなんですけどね…」。
あっはっは>F先生。俺が勝ってもいーじゃんか。俺だって(先生のフリはしてるけど)生徒なんだから(^^;。勝負手を放つまでは、わりとまっとうな良い碁を打っていたと自画自賛してたんだけどなあ(苦笑)。
実は今日は。講義の前に、先日九子で惨敗した女性二人との二面打ちもした。対局前に一応伝える。「あのですね。先週は良い碁でしたね。驚きましたよ。で、今日は私の得意な意地悪な手をたくさんうちます。きっと混乱するでしょうけれど、先週の碁を思い出してしっかりと打ってください」。
ま、そんなことは伝えていても、10段階以上棋力が違って、かつとても偉そうな私の陰険な手にうまく対応することなんてできない。お二人はなすすべなく敗れ去ってしまった…。ちょっと反省はしたけれど(^^;、でもいいよね。「あ、ウワテが必死になってきたらこんな風になるのか」ということを知って貰うのもまた勉強になるんじゃないかな。え? 勝手な言い訳だ? う〜ん、私もちょっとそう思います。
女子高生と九子局で対戦した。
前にも書いたけれど、ハッピー・マンデー教室というところは女性の比率がやけに高い。それも若い女性の比率が高い。私などは基本的にここでしか碁を打っていないのでわかりにくいのだが、この「異様さ」は各所で話題になっているらしい。
えっとなぜ女性比率の高さを書いているのかと言うと、私が女性と多く対局するのは、某棋士がおっしゃるように「私が女好きだから」(だけ)じゃなく、単に女性が多いからなんですよという言い訳(笑)。
で、その九子局。最近置かせ碁で負け続けている私はちょっと考えた。「う〜ん、最近は本手だっということばかり強調して、あっさり勝たせる碁が多かったな。今日は勝ちにいってみるか」。
ま、そういう日の私と打ってしまった彼女の不幸についてはさておき(笑)、結構気合いの入った対局。「ふむ、まあ九子だし怪しい石はあたかも妖しい石のフリをして打ってみるか」という基本路線。
だけど私のその「妖しい路線」は、最初の一隅にかかっていったときの彼女の応手で無惨に破壊されることになった。
彼女。もちろんわざとやっているわけじゃないんだが、「すごくおいしそう」な罠を張り巡らせる(笑)。「前田さん、そこもう一手打てば私の大石が取れますよ?」というような手を打ってくる。私はもともとリスクヘッジ型なので、保険として取っておける大石があるのなら取りきっておきたい。
で、最初に手を付けた隅でごちゃごちゃするうちに、中央に黒の鉄壁が…
そこに藤田という渾名のF先生登場。
「えへへ。ちょっとやり過ぎちゃった」と私。F先生も強く頷きながら「そうですね、これは黒良しですよ」と女子高生に声援を送る。あまりに簡単に負け碁が見えそうになった私は、取り敢ず中央付近に石をばらまいてから隅の荒らし。女子高生は中央の石と私の隅がどう関係してくるのかがわからずにおろおろ。
「ああ、これはこの石を捨て石にしてここを狙っているんですよ」とF先生。F先生は女子高生の応援らしい。「ちょっと釘をさしておくか」と「あ〜、ひどいな、F先生! そこ、私狙ってたのに!」と拗ねたフリ。まじめなF先生は「あ、そうなんですか!」と本気で反省してくれる(笑)。
でも女子高生もF先生が自分の味方だと知り、微妙なところではすかさずF先生コール(笑)。しかしまあ。F先生は他の方の対局も見て回ってる。F先生のいない間に師匠前田の陰険手炸裂で、あえなく女子高生の敗退となった。
局後の女子高生。講師の方々に聞いていたらしい。「もうっ。あの人どういう人なんですかっ。先生ってわけでもなさそうだし。指導してくれている様子なのに何も教えてくれないしっ」。
いやいや、君が勘所で私の百倍強いF先生の助言を求めているので、私の指導は必要ないかと思っていたんだよ(^^;。
棋院職員のK先生が彼女に言ったらしい。「あの人はボランティアで教えてくれる人で…」。そこに私に互先で勝った経験を持つコバピが突っ込んだとのこと。「いや、あの人はボランティアじゃありませんよ。月謝を払っていながら教えてくれる人です」。しばしその場は笑いに包まれたという話だ(^^;。
後にコバピと話していたんだけれども。
そろそろハッピー・マンデーの中でも古株になってきた私。見回してみると、私よりウワテはいなくなった(初心者向けの教室なんだから当たり前)。でもそんな私に互先で勝ったことがあるんだよなあ>コバピ。
コバピはその日、ミタニと対局していた。コバピが負けていたが見るとミタニ側の石に味悪が目立つ。一手で勝負が逆転で決まるようなところも二箇所見える。「さ、こばぴ、勝負を決めに行こうか」と私。
一箇所は他の方の助言で潰されてしまった後、「どうするんですかっ!」というコバピに「ここをノゾこう!」と私。ノゾいた後のコンビネーションでかなり複雑な攻め合いに持ち込むことができる。
ノゾいた後。コバピは正解の箇所に手を伸ばしているように見える。私は思った。「さすがコバピ。私に互先で勝ったことがあるだけある!」。
しかし。コバピが着手したのは「筋の隣はヘボ筋」の位置(涙)。「だ〜っ、ダメだ。そこじゃない。隣だ隣っ」と慌てて隣に置かせ、なんとか攻め合いに持ち込ませた。
結局その攻め合いはミタニの勝ち。とは言っても結構面白い攻め合いで、コバピの石をハガして打ち直させた後は、講師陣寄ってたかっての検討大会になっていたのだった(^^;。
局後にコバピ曰く。「う〜ん、あの辺気にはなっていたんですけどね」。うむむ。コバピ。もう半年くらい指摘し続けているが、君の最大の欠点は「手拍子」。気になる所を読み切れとは言わない。でも「手拍子」をやめて、「気になる」ところに着手する気持ちを持って欲しいんだよな。
今日の講義は高梨先生。
先生の著書(『9路盤から学ぶ囲碁スタート―19路盤がすぐ打てる基礎マスター』にサインを貰った(^^)。ずっと前から約束していたのに、本を持って行く日に限って令文先生の担当だったりしたのだ(^^)。否、令文先生が邪魔だとか言ってるわけじゃなくて。
で、講義の内容は「形と急所」。相変わらず難しそうなタイトルだわな〜。ま、キーワードは「二目の頭」とか「切り違い一方を伸びよ」とか。これは両方とも格言にもなっているくらいに一般的な内容なんだけど、ハネちゃいけない二目の頭とか、アテを打つべき切り違いなんかもあるので面倒くさいよね。
高梨先生に聞いてみた。「読まずとも、ここは絶対アテる一手! という切り違いの形はありますか?」。先生曰く「いえ、ありませんので読んでください」(笑)。ま、当たり前か(爆)。
講義後は、同じ職場から通っている美人コンビの一人と対戦。
先日気付いたんだけど彼女。なんか教科書に載せたいような打ち回しをする(^^;。実は彼女、自分の生きている石からばかり動き出したがるのだ。テン・リトル・インディアンのように、10目の地を15目に、15目の地を20目に、と一歩一歩大きくしていく。それで相手に大場を抑えられて負けていたりする。
最初、この彼女の欠点を伝えようと、打ち掛け予定の先で対局。案の定数手目にあまりに小さい手を打ってくるので「ほらでたっ! これがあなたの欠点ですよ」と。でもまあ。感覚を掴むのは大変だろうなあ。それに、この「一歩一歩大きくしていく筋」がなんだか彼女にぴったりではあるんだよな(笑)。
で、本番。本番は九子局。
ま、私相手に九子で負けるためには、すっごく大きな間違いを繰り返さないといけないよね。で、私は基本的にあまりに大きな間違いをすればハガシて打ち直して貰う。「う〜ん、その石には意志がありませんよ」と、別に洒落を言うつもりじゃないのに出てくるおやぢギャグ。
打っているうちにふと気付くと私に勝ちのない碁形になっている…(当たり前か(笑))。それで彼女に宣言した。
「ふ。次の一手。私は騙しに行きますからね。これに騙されればまだ逆転があります。でもこうやって宣言しているんですから騙されないでくださいね」。
ちょっとおどおどしがちなかわいらしい性格の彼女。「ここですか?」と置いた手はまさに「騙されまくり」のポジションだった。「あっはっはっは」と大爆笑する私。「君、いいこだね〜」とおやぢだから何を言っても許されると思いこんでいる乱暴狼藉。「えっ、えっ?」と混乱しつつも、しっかりと置いた石を取り上げる彼女。
まあ取り上げられて、置いたはずの黒石がなくなっているんだから次も黒番なんだろう(笑)。「ここはね、こういうふうに置いてくれると白の死んでいる石が大復活して、そして黒石が逆に死んでしまうんですよ」。彼女は納得行かないながらも正解の位置に石を置いていた。
で、その勝負手が不発に終われば私にはあまりやることがない。「じゃあさくさく寄せましょう」と寄せ合い。もちろん結果は彼女の大勝。最近検討能力が低下しているらしい私はなんだか石を並べなおすことができず、整地したあとの形を指さしながら「この辺は大いに騙されそうになったね」とか「この辺りは良かったですよ」と取り敢ず検討もどき。
う〜ん、どうなんだろうか。今のところ、私がエンジン全開で臨めば九子で良い勝負になっちゃうかな? でもそれはたぶん、周りに「師匠」と呼ばれている私に対する怯えがあるからなんだろう。細かな所では好手も打つ彼女。しばらくすればもっと置き石を減らして打てるようになるはず。がんばってね。
ふむ。負け続けの日だった。
一局目。先日九子で対局した女性二人と再度九子で二面打ち。驚いたことに。お二人ともこの1週間で驚くほど強くなっていた。
失礼を顧みず書けば、お二人とも結構なご年配で、この急激な成長はこちらとして全く想像もしていなかった。成長の要点は、まず相手を分断するということを多少なりとも理解したらしいこと。また、前回打ったときには相手の攻撃を防ぐときには石をくっつけて防ごうとしていた。それで突き破られてばかりだったんだけど、今日の対局では石を離して止めることを実践していた。
う〜ん。この1週間。お二人に何があったんだろう(^^;?
二局目。前にも囲碁雑考に登場したことにある某美人との対局。しばらくブランクがあったという彼女だけど、他の人との対局を見る限りは「ブランク」は感じられない。むしろより強くなった感じがする。まず彼女に先で打って貰って、様子を見てみた。変な所で騙されなければ、私と五子でも打てそうな感じだ。
「じゃ、勝つ方が嬉しいでしょうから、六子局でやってみましょう」と対局開始。
彼女は。若干ヌルイ手も打つんだけど(それは置き碁においては当然のこと)、でも「ひどい損」を決してしない棋風。1、2目であれば「石を抜かせても形につく」なんていう高度な技をも使いこなす。
確かに私の見立てでは彼女は五子でも打てる。だからと言って最初から「絶対に負けよう」と思いつつ打っているわけじゃない。ヨセ前の段階で、まだ30目弱の差があったけれども「ふむ。ヨセで20目程度は詰められるはずだな」なんて考え始めた刹那。
ここで彼女の打った手に驚いた。ウスミが気になりつつも「間に合わないから」と放置していたところに鋭い打ち込み。きちんと読めば数子を捨てて守りを固めなくちゃいけない。だけどその数子は相手へのヨリツキの拠点ともなるところで、取られてしまっては終わり。
「この局面、ちゃんと打ち切ることなんてできないでしょう?」と、私は敢えて石を捨てずに頑張って見た。で、事実彼女は間違った手を打ちそうになったんだけど、「そうすると私の石が復活しますが…」という私の呟きで正解に着手。彼女に私の石を取られた時点で白の投了となった。
ハッピー・マンデー級で10級(「級位者の日」に行けば4、5級)は打てそうですよ>美人。
そしてその後。今度はササヤンと対局してみた。前に書いたように、ポンヌキ八子は封じ手としたので、今日は普通の八子で打ってみるつもりだった。
しかしっ。千寿先生に褒められてすっかり強気になっている(?)ササヤン(笑)。「師匠、あのひどい手を打ったら教えて貰いたいんですけど、そういう話にして六子局でお願いできないでしょうか」と。
あっはっはっは。凄いじゃないか>ササヤン。ま、「三子でお願いします」とか言われると次回から対局拒否しそうな私ではあるが(笑)、六子で打ってみたいというのは「弟子の可愛らしさ」で認めることができる。「じゃあ六子でやろう」と。
結局。アドバイスしたのは2、3度だったかな?>ササヤン。ササヤンも、ちょっと前までササヤンの属性のひとつだった「怯えすぎ」を脱却しつつある様子。途中で「えっと、投了するか、最後まで打って作ってみるか、どちらが良いですか?」という私の言葉を引き出した。ファンキーなササヤンは「え、私投了しなくちゃいけないの?」と思ったらしいが(笑)、もちろん私の言葉は「負けました」の意。
なかなか良い碁だったね>ササヤン。
尚、今日は有段者の集いで、4級という小学生の男の子と四子で打った。係のアルバイトが「前田さん、子供と打って貰えませんか」と。ちょうど良い棋力の相手がいなかった様子。「う〜ん、良いけど、小学生くらいの4級というのは、ここのレベルで言えば2級か1級くらい打つでしょ。俺はカード無し(勝敗成績を付けない)でなら打つよ」と。
で、その男の子は、思った通りかなり打つ。おまけに通路に近い所に座ったもんだからギャラリーが寄ってくる寄ってくる(笑)。みんなかわいい男の子が陰険なオヤヂにどう対抗するのかと興味津々。最大20名のギャラリーを背負って打った私。そんなギャラリーの前で、いたいけな男の子を騙すわけにも行かず、結局7目ほど足りなかった。序盤の石の方向をマスターすれば、すぐに有段者っぽいな>小学生。
そんなわけで今日の私は負け続け。でもみんな勝つべくして勝ってくれたので気持ちよい碁でした。
それにしてもなんかますます教室のレベルが上がっているように思うね(笑)。
え〜、講義が九子局だったわけじゃない。講義の方は孔令文先生の「限りなく絶対的一手」。よくある「二目の頭を跳ねられないように」(逆に言えば「二目の頭、見ずハネよ」の格言になる)なんて話。あるいは相手の定石中の手抜きをきちんと咎めようとか。
まあ。「定石の手抜き」を咎められるようになれば、それは級位者でも結構上級者。まあ級位者のうちは「長い定石」と言えば三々定石程度だろうけれど。でも「二目の頭」とかは初心者のうちからも結構マスターしておきたい。そのためには「格言」を覚えるのが良いかもしれないね。さっき出てきた「二目の頭、見ずハネよ」とか、「ポンヌキ30目、亀の甲60目」とか。ちょっと難しいものだと「上手まっすぐ、下手コスむ」」とか「ヘタの両ヅケ」とかね。
格言は、まあ碁を打っていればそのうちに覚える。本では良いものはちょっと知らないけれど、たとえば「囲碁格言集」なんてページもあるので、そういうところを見てみると良いかもしれない。実際に役立つことが多いし、もし実戦に役立てることができなくても、「ふっ、ここは千両マガリのフリ!」なんて言いつつマガリを打てば、相手の人にプレッシャーを与えられるかもしれない(笑)。
で、講義後。今日は前から約束していた人と九子局の講習会。打っているときに「ヌルイ手」を直しはしないけど、「考え方」が間違っている手はどしどし修正。結局100目対70目弱の大差で相手の方が勝利した。
うん、そうなんだよな〜。私ごときと九子局を打つうちは、「勢力の活かし方」とか「石の重複を防ぐ」とか「厳しく行く」なんてことは考えられないんだよね。「攻めながら地を作る」という、一桁級になれば当然意識することも、まだ思い浮かばないと思う。そういうときに強く意識しておくべきは「連絡と切断」。
いや、「連絡と切断の手筋」とか、そんなことを勉強しろと言っているんじゃない。とにかく相手が攻めてきたら「え〜と、私はどこかに繋がることができる石はないかしら」と周りを見渡すだけでいい。で、自分の石は繋がっていて、そしてさらに相手の石を切断するチャンスがあればしっかり相手の石を切断してみること。もちろん「ケイマにツケコシ」だとかそういう難しい(?)手筋はいらない。単純に石を伸ばして切れるときには切ってみる。それだけで九子局は勝てるようになる。
もちろん。私とではなくプロの先生と九子を打つ際にはもうちょっと違った考え方が必要かもしれない。たとえば一般的にはプロに九子局で勝てれば初段クラスだと言われる(もちろん相手の先生が「勝たせてあげましょう」とか「勉強させてあげましょう」と、5級くらいに九子で負けて「あげる」ことはあるけれども)。すると九子置かせてもらう側も「初段なり」の打ち方が望まれるわけだ。基本が「連絡と切断」であることに間違いはないんだけど、私が持つ白よりも遙かに隙がなくなるわけだから「ここはツケコシの筋で切れるはずだ」と、頭を使って勝ちに行かなくちゃいけなくなるだろう。
昨日、その九子を終えて。講師の方々が「黒は堂々とした立派な姿ですね」とおっしゃっていた。そう、二段くらいと打つ九子局は「堂々」と打てば勝てるはず。で、藤田という渾名のF先生は「白も本手ばかり打ったんですね?」と(^^)。さすがは講師。褒めるツボを知っているよなあ(笑)。昨日の私の碁は「九子局なんて不必要にびびらなければ碁はよくなる」ということを教えるための碁。そういう碁だからこそこちらは本手で応手。そこできちんとした打ち方を覚えれば、白がダマシに来ても堂々と打てるようになるんじゃないかと思ったりするわけだ。
う〜ん。今日を限りに私の大好きな「ポンヌキ八子局」をしばし封印してみようかと思う。
本日の対局は、男性陣の中で割と強い方に入るNさん。ずいぶん前に対局したことがあったんだけど、その時から「なかなかの打ち手だなぁ」と感じていた。
今日久々に組み合わせられたので「何子にしましょうか?」と。講師の方曰く。「そうですねえ、八子か九子なんですが…」。実はその言葉に耳を疑った。Nさんは、以前私と対局した時点で十分に八子で打てたはず。私ももちろん(凄く)強くなっているんだけど、未だに八〜九子ということはあり得ないはず。
「う〜ん、じゃあ私の大好きなポンヌキ八子で打ってみましょうか」と対戦。結果は。Nさんが序盤で大失敗をして、一隅をまるまる取られてしまって最初から勝負が細かくなってしまった。
隅へのカカリに黒が挟んでウケ、白が両ガカリ。黒は片方を遮って白はもう片方を打つ。そして一段落した時点で白は打たなかった方の石を下がって攻め立てていく…そういう流れで碁を打ったんだけど、Nさんは三々フリカワリから、捕らえられたように見える石が動き出すのを見たことがなかったようだ。
「なんでこんな弱石を動き出すんだろう?」と、動き出した石を壁に押しつけるように攻めているうちに、壁を取りきられてしまった(^^;。局後の検討で「ここはどうしましたか?」と問う私に「いえ、強い壁に押しつけて攻めれば良いだろうと思って…」と。そう、理論は合っているんだよな〜>Nさん。ただ、三々関連で、取られたように見える石が動き出すのはよくあること(とか言いつつ、私も滅多に動き出しのチャンスを掴めないでいるけれど)。
Nさんは結構勉強しているんだけど、その勉強を確認するウワテとの対局が不足している感じ。せっかく良い筋をしていて、そして勉強好きなのにこれはもったいない。今後機会があったら私を対局相手に指名してください(^^)。あるいは先生方に「二子くらい上の人と打ちたいです」と言っておくのも良いかもしれませんね。Nさん自身も局後に「やっぱりウワテと打たないとダメですね」なんて言っていたし。
で、その対局で思ったこと。
私の大好きなポンヌキ八子。これは(何度も書くけれど)私がラクをしようとして選択している置き石じゃあない。「厚み」という概念を多少なりとも理解すれば、このポンヌキ八子局は九子や八子、あるいは四子よりもラクに黒が勝てるはず。でもここしばらく打ってみて、このポンヌキ八子をきちんと活用できるのは、2、3級くらいより力のある人なんじゃないかと思い始めた。もちろん。基本的に「入門者から10級程度まで」のハッピー・マンデー教室に2、3級がごろごろしているわけはない。
また、二段くらいと名乗る私が2、3級とポンヌキ八子で打てるわけもない。よってポンヌキ八子は。私が2、3級を相手にできるようになるまで、すなわち、私が五段レベルになるまで封印しよう。ひと桁級になったばかりくらいの人は、やはりポンヌキ八子よりも普通の八子局の方が打ちやすいようだ。
「いや、私は石の働かせ方に自信があるのでポンヌキで打ちたい!」と、そう思う人はそのように申し出てください(^^)。少なくとも自分からポンヌキ置き碁を提案するのはしばらく封印しようと思います。
むむ〜。今日の講義も難しかったと思うぞ! 講義の内容は「打ち込み(続)と攻め」。実家(奄美大島)に帰っていた私が欠席した先週の講義も「打ち込み」だった様子。ちょっとプリントをどこかにやってしまったので図は省くけれど、問題はいずれも「次の数手をイメージしてください」という問題。それがいずれも「これを数手イメージしたら有段者とは言わないまでも1、2級でしょう!」というような問題ばかり。う〜む、ハッピー・マンデー教室よ、どこに行く(笑)。
で、講義の前。かなり前からハッピー・マンデーにいらしている女性と対局した。九子の二面打ち。いずれの方とも前からちょくちょくと打ち掛けの碁を打つことはあって、その時は先で打って貰って、打ち方をお教えしていた。で、昨日は「たまには置き石で打ちましょうか」と。
で、最初は一名の方のみいらしていたので、こちらからかなりガシガシと攻めて行った。どうも相手の壁や厚みに石をくっつける(比喩ではなく本当にくっつける)癖があってどんどん傷を大きくしていた。そこにもう一名の方がいらして、その方とも九子。
終わってみて。
最初に打ち始めた方とは九子なんだけど九十目くらい差がついてしまった…。もう一名の方とは六目差。いや、このお二人にそれほどの実力差があるわけじゃない。単に途中から二面打ちになったので、ちょっと混乱してしまいそうで、石を取りに行かなかっただけなんだ。
でも。ウワテとすれば、実力が同じくらいの人と打つ際には、どちらとも同じくらいの差になるように打つべきなんだろうなあ(涙)。碁の力ももちろん足りていないけれど、「ウワテ」としても当然にまだまだなんだなぁと痛感した。
講義後は。
現在通っている男性の中ではたぶん一番強い人と対戦。先日五子でボロ負けしたので、今日は四子。それでも大差で負けた(涙)。いやぁ、言い訳はあるんだよ。なんかわかんないけど同じ箇所でダメのヨミ間違いを二回もしちゃって、しかもそこがかなり致命的だったから…、、、と、でもそういう間違いも実力なんだよなあ(苦笑)。いいんだもんっ。四子までなら許す! しかしなかなか三子では打たせないぞ〜(強がりっ)。
いっときの絶好調から、ちょっと落ち着いた感じなので、また「手筋」なるものを勉強してみようと思っている今日この頃です(^^)。
今日も師匠はササヤンと変則八子(四子+中央ポンヌキ)。なんだか中央を厚く打つのが楽しくてしょうがないらしい師匠は、この「中央ポンヌキ」型の置き碁にはまっている様子。相手になりそうな人が見つかると「打と〜ぜ、打と〜ぜ」と強引に誘っている。
で、今日のササヤン。序盤は少々「呟き碁」モードが入っていたんだけど、それにしてもヨセの段階まで勝負は互角。と、言うか、白がヨセをヌルク打てば黒に残りそうな形勢。ふ〜ん、ササヤン、やるじゃん。
なのでヨセに力を入れる師匠。せっせせっせとヨセていき、ササヤンの間違いもあってなんとか二十目くらい得をして落ち着いてみた。ところがササヤン。しれっとした顔で打った石が、あろうことか師匠の大石(二十子弱程度)を殺す手。なんとまあ、これでまた勝負は明らかに黒良しとなってしまった。
師匠はササヤンに大石を取られてスイッチが入った。強引にササヤンの味悪のところに石を突っ込む。正確に受けられたとしてもちょっとした手にはなるところ。ササヤンはその「ちょっとした手」に怯えているうちに対応を誤り、結局二十子程度殺され返してしまった(苦笑)。「え、、、」と絶句する藤田という渾名のF先生。師匠曰く。「ふふ。ちょっと強引にフリカワっちゃいました」。っておまえ、そういうのはフリカワリとは呼ばねーだろっつーの(大笑)。
ササヤンはなんでそんなことになったのかわからず呆然。ふふ。理由を教えてあげよう>ササヤン。それは師匠の大石を取っちゃったからだよ(^^;。なんか可哀想だな〜(笑)>ササヤン。
で、その後は私の都合で特に名を秘す女性と対局。これまでどんな手合でもずーっと負けてなかったのに、この前初めて九子で負けて悔しい思いをさせられた相手。で、今日も 七子で負けた (涙)。む〜。黒白ともに取りきっていると思った隅の黒石。そこにF先生がやってきて「そこなんかやったらどうですか?」と言った。黒はそこに手を入れ、で、結局セキになっちゃったんだよね〜。私はヨセも間違えてしまい、打っている途中で「あ〜っ! 間違えた〜っ!」と、教室中に響く大声で叫んでしまったし(^^;。ごめんなさいね>驚いた人たち。
でもこうして叫んだおかげで、NHK杯で三コウ無勝負を目前にしながら意味不明にコウをツイデしまった王立誠十段の気持ちが良くわかった気がした(^^;。きっとまた私は強くなったに違いない(笑)。
と、日記には書いておこう。
「強くなったぞ」と感じている私。次なる目標は不利な局面でコウをしかけて形勢挽回をはかるという高等戦術。棋院の「有段者の集い」では二・三段打つ私だが、未だ「コウをしかける」碁を打ったことがない。
で。今日のハッピー・マンデー。またしてもあまりのレベルの高さに驚いた。授業のテーマは「生きる手筋」(詰碁)。言うまでもなく「詰碁」というのは非常に有益で、囲碁のいろんな局面で役に立つ。そういう私は1級の免状を取るまで詰碁なんてやったこともなかったが(苦笑)、やってみて「詰碁もやらずに碁を打っていた自分」が怖くなった(笑)。
それにしても。それにしても今日の詰碁は、一応「10級程度まで」(棋院の「級位者の日」なら5級換算程度)の教室で取り上げるにはレベルが高すぎないだろうか(^^;?
たとえば右図。
黒先生きの問題。私としては「10級」程度の人には 18 の二と答えて欲しい。その答えは間違っているんだけど、でもこういう問題に 10 級の人が正解を出すとちょっと困ってしまう(笑)。
正解は実は 18 の一。18の二に置いた場合、白は 17 の一と受けずに、18 の二にコウを仕掛ける手筋がある。黒は無条件で生きられるところをコウにしたわけで、詰碁的には大失敗。しかし実戦でこの図になり、あっさりとコウに受けられる人は絶対に 10 級なんかじゃないと思う。
他にも今日は曲がり四目(まがり「しもく」と読むのが一般的)だの五目中手などの説明もあった。五目中手や曲がり四目を実戦で打つならば、それもやはり 10 級なんかじゃないと思うけどね。
問題を作成した方曰く。「う〜ん、でもコウとかがわからないと碁は強くならないんですよね」と。うむ。そりゃまあ確かにそうだ。私も未だにウワテからコウを仕掛けられれば謝りまくることが多い(苦笑)。だから確かにコウを知ることは大事なことなんだけど、、、それにしても、、、ねえ?
尚、今日の対局は、女性の中では一番強いんじゃないかと思えるKモトさんとの対局。実は以前、私がまだ弱かったころに五子で対局して負けたことがある。このKモトさんは、いつも一緒にいる仲間の方には二子とか四子とかの置き石で指導している立場の人。
「私前に五子で負けましたね〜」と言う私に「いえいえ」とKモトさん。「え!? いえいえって、私負けたじゃないですか?」と問えば「あのときはたまたまです。前田さん、調子が悪かったんでしょう?」と。そう、このKモトさん。強いのに「あなたは強い」というと必死の勢いで否定する人。藤田という渾名のF先生など、彼女に「あなた本当に強いですよ」と言ったときに「F先生は誰にでもそう言うでしょ」と冷たくあしらわれてショックを受けていた(大笑)。
そんなこんなのやり取りがあった後。結局は六子で対局。以前五子で負けているのになぜ六子かという話は当然だけど、でも当時に比べて私は格段に強くなっているはず。
で、このKモトさん。やっぱり筋がいい。ちょっと脅そうかと思って無理気味に打ち込んだところをしれっと鉄柱で構えるところなど、まるで白江八段の置き碁講座を見ているかのようだった(笑)。
結局勝負は 25 目対 21 目という僅差で私の勝ち。私の大好きな互いの地がとても小さい碁になった。こういう碁を打つには相手の方の協力も必要。私の評価で言えば素晴らしい碁を打っていました>Kモトさん。頑張れば私と四子くらいで打てそうに思うんだけどなあ。
尚、今日も「有段者の集い」でも一局(そのせいで授業にはちょっと遅刻した)。相手の方は二段で私の黒番。私の星・小目に対して、両目外しを打ってくる人だった(ちなみにこの人は常に勝ち星先行でわりに強そうな人だった)。結果は 52 目対 32 目で私の勝ち。ちょっと細かいところに拘りを見せる人で、その隙に私が彼の地を消しまくって大差になった。
この勝負。最後は半コウになったんだけど、圧勝している私は「ツイデください」とダメを打つという生意気なことをやった。ちょっと反省して、後で孔令文先生に「ちょっと生意気でしたかね〜」と言うと、彼曰く「いやいや、そんなこともないでしょう」と。「ボクなんか若い頃は『まだ打つんですか?』とか言ったことありますよ」と(大笑)。はは。まあ半コウを継がせるくらい、カワイイ物だということですね(^^)。
う〜ん、今回の授業も難しいぞ! まだ1月期は5回目の授業。レベル高いんじゃないの(笑)>ハッピー・マンデー。
例えば右図。今日最後の問題だったんだけど、これだけ見て解けたらもうかなりの上級者だよね。この問題を解くためには「ホウリコミ」という筋、オイオトシという筋、隅の特殊性などなどの知識が必要。
答えはまず17の一にホウリコミ、相手が抜いたところで14の二にさらにアテる。で、白が継いだところで19の三に下がる。
これ、完全に頭だけで読めれば初段くらい力あるんじゃないの? 「やってみよう」と思っただけで大したもの。
まあもちろん。こんな問題をやる前に類題をやったから、その類題と同じようなところに手がありそうだと思っていれば解けるんだけどさ。でもこういう手の存在を知って、気持ち良さを感じれば強くなりそうだよね〜。
で、今日の講師は令文先生。「前田さん、調子どうですか」と。「いや〜、ノリノリですよ(笑)。ちょっとかわす打ち方を覚えて、ツッコミが甘くなったり地に甘くなったりするんですけどね〜」。「ふむむ。なんか前田さんにそういうこと言われると、どっかで潰してやらなくちゃと思っちゃいますよ〜」と(笑)。
ふ。期待通りのレスポンスだぜ(笑)>令文先生。
で、講義後の対局は、変則八子局の二面打ち。変則八子というのは、四子+天元のポンヌキ。思うに、この天元ポンヌキの意味がわかって、そのポンヌキを活かして碁が打てるようになればかなり強いと思うんだよね。単純な八子局だと隅や辺の守りにばかり意識が行っちゃうかと思って、この置き石を選択してみた。
結局は。二人とも(ひとりは何度か日記に登場したササヤン、もう一人は私とは初対局)中央の「絶対の厚み」(=ポンヌキ)を活用することができず負けてしまった。
二面八子だと手順を覚えられない私。局後に「こういう置き碁ではこんな風に打つんです〜」と簡単に検討してみた。なんかヒントになれば嬉しいんだけどな。
ちなみにササヤンの名誉の為に言っておくと、さすがにササヤンは完璧な勝ち碁だった。序盤で、左上星に白が付けてきたときに、変に引いてしまってポンヌキを許してひどいことにはなった。それに生きていた隅で手を抜いてセキに持ち込まれてしまった。それなのに三十目差で終局したのはたいしたもの。隅には十目程度地があったわけだから、そこさえ生きておけば後はどうにでもなったんだけどね。
もう一人は現状では私とは九子+αくらいの手合かな。「ひどい間違い」というのはなかったんだけど、まだ経験も浅いので知識量の差が出てしまった。でもその段階で「ひどい間違い」がないというのは大したもんですよ。実戦を重ねればぐんぐん強くなるパターンです。
尚。令文先生が序盤のこの対局を見て曰く。「あれ〜、なんかふざけたこと打ってるなあ。中央のポンヌキって何ですか?」と。我々曰く「いや、これ八子の置き碁でして…」。令文先生は目を輝かせた。
「あのですね。八子の置き碁だと右図のように天元周りに置いて、あとは真似碁をすれば99%勝てるんです。この真似碁を粉砕する方法は、多くのプロが検討してようやく見つけたんですが、前田さんには打てないでしょうからね(笑)」。
あはは。そりゃこんな形での真似碁封じが俺に打てるとは思わないさ(^^;。これで対局しなくちゃいけなくなったら「ほ〜、そんな真似碁で良いんですか? 志し低くないですか?」とプレッシャーをかけるくらいしかあるまい(笑)。
え〜っと。まあむかつくことは後回しにするか、、、ってわけにも行かないか。
ついにミタニに負けた。これまで九子、七子、逆コミ百目のいずれでも、何度打っても負けたことなかったんだけどな〜(苦笑)。
ついに負けた今日は九子。ま、本当は。九子という手合差じゃないとは思ってはいたんだけどな(笑)>ミタニ。
ま。ムカツク話題はさらっと行こう(苦笑)。
で、今日は主にはS本さんという女性と対局。S本さんは、以前に日記で触れた「おじいさんと碁が打ちたくて」碁を始めた美人と一緒に通っている人。なんか美人二人組で最初話しかけるまでに結構緊張したんだよな(笑)。でもほら。「師匠」という役得(?)があるので、今は仲良しなんだけどね〜。
と、いう話はともかく。S本さんとは、以前かおるが打ったことがあった。「手が素直で、すごく勉強熱心なんです〜。きっと彼女強くなりますよ」と言っていた。
「ん〜、じゃあ最初は先番で打ってみる?」と 5、60 手並べてみた。な〜んか凄く大場が好きみたいで、ぽんぽんと石を並べていく。なんだか 25 手目くらいまでの石の形を見るとどっちがウワテなんだかわかんない感じ。そこでつい「マジ」モードにスイッチが入って彼女の手抜きを咎めてやっつけた(爆)。
で、思った。この大場好きは、きっと九子なんかだと実を結んで、良い碁が打てるに違いない! なんだか「最近不調なんです〜」というようなことも言っていたから、「師匠」と呼ばれる奴相手に、たとえ九子局でも勝つのは自信になるんじゃないかな、と。
「じゃ、九子にしましょ〜」と石を並べて貰って対局開始。で、最初の五十手くらいまでで、私の読みの鋭さを感じた。なんかきちんきちんと打つべき所に石を置き、もう白は戦意喪失モード。
藤田という渾名のF先生も通りすがりに盤面を見て「ああ、白は青息吐息モードだな」と思ってたらしい。まったくその通りで、その時点で打ち続けていたのは「あまり早く投了すると、本当に勝ったかどうかわからなくて喜び半減だろうな」と思ったから。
もう白は取り敢ず相手の石の隙間にパラパラと石を置いていくしかない。
で、そんなことをするうちに中盤の終盤。なんとか狙えそうな黒石があったので、ちょっと薄い隅にモタレながら攻めてみた。
う〜ん。
白からのモタレ攻めを喰らって黒が右往左往してしまった。モタレられている側を受けなくちゃいけないときに別の弱石を補強し、白から狙ってる石を補強しなくちゃいけないときにモタレられている側を打つ。
結局。そこでの攻め合いで彼女は死んでいる黒石にさらに手を入れ、モタレられたグループも、狙われたグループも、双方ともに取られてしまった…
終局して作ってみると二十目程度の差。つまりは白が最後に攻めていったところ、片一方をあっさり捨てていれば黒の勝ち碁だったってことなんだよな〜。そういう碁を打てた以上、勝って欲しかったんだけど…
「良い碁でしたよ。でも隅の攻め合いで、詰碁をやったことがないから死に石にさらに手を入れたでしょ? そこは勉強しておくべきだね」と。「あとね。自分の弱い石を補強するのはわりとできてる感じ。でも相手の弱石に対して攻めるという視点が欠落しているかもしれない」。
ちょっとだけ検討してみたんだけど、こちらの言うことにも適格に、かつ素直に反応してた。ちょっと詰碁をやるだけで飛躍的に強くなると思いますよ>S本さん。
尚、今日も有段者の集いで一局。相手は初段の男性。やけにあちこち打つ人で、こっちが真っ直ぐ伸びていくだけで絡み攻めになる展開だった(笑)。
「石は取るもんじゃない!」といつも指導している私だけれど、今日は仕方なく数十目の石を取りきり。盤の半分を打ち終えたところで勝負は終わってた。でも相手の人も「残り半分、みんな地にすれば勝つかな?」と思ったのか勝負続行。その半分の中でさらに二十子を打ち上げて、半ば強引に検討モードに移行した(笑)。
序盤で、こちらがどんどん放り込んでシボリにシボって石を殺されたところにやけに感心してた(笑)。でもそうやってシボりまくられるってことはたぶん初段じゃないんだよな…
あ、いや。私もユパさんと対局するとしぼりまくられることあるな、そう言えば。あ! U先生に指導していただいた時も、ゲタに取るべきところを直に当てて絞られたっけ。
う〜ん。私もまだまだヨワヨワなのかもしれない(^^;。
「高梨先生の授業、わかりやすいですよね〜。私、好きです」。と、妙齢の女性が言ってました。ご報告まで(笑)>高梨先生。
今日の授業のタイトルは「手筋以前(ノビ・サガリ・ナラビ)」。わりと難しい内容だったと思うけどね〜。
例えば右図。よくある三々とのフリカワリの図。次の黒の一手は?という問題なんだけど、三々定石を覚えたばかりだと黒はつい二目の頭をはねてしまう。
でも実は。ここで黒がハネるのはハマリコース一直線。黒にハネられたら白は下がる(18の二)。それで白が悪くなることはない。黒がどはまりコース一直線に進むなら黒の三子はあえなく頓死。こういう定石が生じるのは序盤に違いないから、50手くらいで投了になってしまうコースだ。
私は、ここでハネてはいけないということを知って、ようやくカカってから三々に入るのを「フリカワリ」と呼ぶ理由がわかったような気がした。やっぱり普通に三々に入るよりも、ちょっとくらいは得しないとわざわざカカってから三々に入る意味がないもんね。
ちなみに日本棋院の級位者の日では、3級くらいの人でもここでハネてきたりする。まあ級位者の日の基準が甘いわけなんだけど、きちんと咎められたことがないんだろうね。
あるいは上の図みたいなのはどう? やはり黒番で次の一手。一応正解は白に付ける手だとのこと。下辺を守りつつ、「白も薄くないですか?」と主張するわけ。でもこっちは「大ゲイマ」とは言え、一応守っているんだよね〜。そこをさらに守るのはちょっと悔しくないかな(笑)。「先生、気合いで三々にフリカワル手はないんですか?」と質問してみた。私ならそう打ちそうだから、その手が良いか悪いかを尋ねるつもりで。
高梨先生曰く。「もちろんありますよ」。「でもこの教室の皆さんは普通に受けていて良いと思いますよ〜」。
そっか。取り敢ず三々入りで気合いを見せておく手はあるんだな(^^)。
尚、今日は有段者の集いで一局、講義後に一局。
有段者の集いでの碁は面白かったなあ。相手の方は二段。打っているうちにこちら(黒番)は大模様の碁になった。相手が入り込んできたけれど、ダメを繋がせて、完全な黒ペース。
大雑把な目算で「ふ〜む。四十目くらい勝ってるか」、と。
相手の方はなぜか投了せずに最後まで打ち切って、いざ作るときになって相手の方が呟いた。「コミは出ないかしらね」。「何ゆっとんじゃ〜?」と思ったものの、二段が言うんだから、こちらが見損じで死に石があるのかもしれない。「むむ?」と思い盤面を見るも見損じはないらしい。結局作って三十数目黒の勝ち。最後は繋げと言われたところを全部繋いで行ったのでちょっと差が縮まった。でも相手の方。「あら、意外に負けて他のね」と。
う〜ん。ものの本によれば、初段くらいで二十目差くらいの碁は投了しなくちゃいけないって書いてあったぞ〜っ! 確かに序盤・中盤よりはヨセで力を発揮するタイプの人みたいだったけれど、それにしても、ねえ。
講義の後の対局は新進気鋭の男子。ちょっと前まで一局打つのに三時間もかかってたプロなみの人だ(笑)。
「何子置けば良いんですか?」と聞いてくるので「勝った方が気持ちよいよね?」と。「ええ、それはまあ…」というので四子局。すっごく騙して打てば四子でも勝負になりそうだけど、先日のミタニとの碁を反省して今日の私の課題は「本手のみ」(笑)。結局大差で負けた。いや〜、強くなったもんだね〜>新進気鋭の男子。
三箇所、すごく気になる手があったのでそこだけ指摘して終了。検討しようかと思ったんだけど、最後の方でちょっと時間がかかって、急いでるみたいだったから。
え? 今さらはもう検討できないよ。盤を離れるところっと忘れてしまうくらいの実力しかないみたいなんだよね〜、まだ(^^;。
もっと早く打てるようになったら今度は検討付きで。
今日の講師は高梨先生。メインテーマは「弱点」。相手の石に弱点があるときには「キリ」を入れましょうね、と。久しぶりに「俺は最初の三ヶ月、キリを打ったことがなかったんだよなあ」と思い出した。
で、メインテーマの後、ちょっと定石の話になった。
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これ、よくあるツケヒキ定石。「二立三析」の説明でもよく用いられる定石。
この定石の話の中で、「せんせ〜、黒の一番左上の石(14の三)をコスム手もありますよねえ。その場合の意図はなんですか?」と尋ねてみた。高梨先生は「え、これですか? あれですか?」となかなか私の指摘する石に気付いてくれない。あまりに迷っている様子だったので「もしかしてコスム手というのは嘘手だったのかもしれない…」と不安に思い始めたとき、ようやく高梨先生が「ああっ、これですね」と言ってくれた。
授業後、「先生ひどいなあ。俺、嘘手言っちゃって恥じかいたのかと思っちゃったよ」と。すると高梨先生曰く。「ああ、すみませんね〜。結構授業はいっぱいいっぱいでやってるんで焦っちゃうんですよ」と(笑)。
そなのか〜。もう焦っているようには見えないけどね〜>高梨先生。初回の授業の時には緊張感アリアリだったけど(^^;。
授業後はミタニと対局。なんか生意気に「不調だ」とか言っているので、どういう種類の不調なのか見てやろうかと思って。棋譜も掲載しておきました。ま、白の方がインチキ打ってるけどさ〜。それはご愛敬ということで(爆)。
結局ミタニは「石の形」なんて生意気なことを意識するようになって、相手の悪形を放置しながら自分の石を補強するというツボにはまっているんじゃないかな。このタイプの不調は誰もが経験するものなので問題なし。負けて負けて負けまくれ(笑)>ミタニ。あと何度も言うが、こういう次期にはシタテ相手の置き碁を打ってもお互いに得るところはないはずなので、可能な限り避けるように。
遅刻してしまった(^^;。オフィスを光回線化したんだけど、その工事に手間取ってハッピー・マンデーに遅れてしまった。
で、講義は途中から。今日の先生は孔令文先生。
休憩時間に話してた。「俺さ〜、結構強くなった気がするよ〜」。令文先生曰く。「帰ったら奥さんに言っておかなくっちゃ」。そう、実は令文先生の奥様とも密かなライバルなのだった(笑)。
で、今日の私は九子局。藤田という渾名のF先生。「前田さん、じゃあHさんと九子でお願いします」。生意気な私曰く。「ふ〜ん。九子ってことは結構打つ人なのかな?」。
言ってから自分がむちゃくちゃ生意気なこと言ってるのに気付いた(笑)。まるで「九子で相手になるのかよ〜」と言っているみたい。
本意はそうじゃない。四子とか五子とか、あるいは互先モードなら余裕を持って指導碁モードで打つことができる。でも九子となると「碁にする」ためにはちょっと力を入れて打たなくちゃいけない。相手の手抜きなんかはどうしても咎めたくなる。
で、一局目。しばらく打ち始めたところで、白は黒を裂きまくって、大きく一隅+石の接点でいろいろと黒を取り込んでしまった。棋歴四ヶ月の人と打つ碁じゃなかったなあ(^^;。「これ、なんかやられちゃいましたからやり直しましょう」と、簡単にその碁の検討をして打ち直し。
う〜ん、彼女。初心者のうちにありがちなんだけど、石をくっつけてくる癖がある。くっつけてきては切られて囲ったツモリのところをぼろぼろに荒らされる。
「攻める石(相手の弱い石)にツケちゃいけませんよ」なんてことを何度も話した。
あと星への両ガカリ。彼女が聞いてきた。「三々守るのが大きいですか?」。う〜ん、まあ大きい。でも九子局で両ガカリされるってことは、既に黒の石は両方ともハサマれている。「石数が多いうちは相手の石を分断することを意識した方が良いですよ」と。
結局その碁。私の得意な「秘技・相手の石ハガシ」を何度か出して、結局彼女の三十八目勝ち。九十八対六十だった。
そういえば。途中で「ボウシにケイマ」なんて話をしたとき。こちらとしては「ふ〜ん、ボウシにはケイマが良いんですか」というレスポンスを期待していたんだけど、「なんでボウシと言うんですか」と言われてちょっとぱにくった(笑)。三十八のおっちゃん(私)が、「これね、相手の石の上にちょこんと乗っかっているボウシみたいでしょ〜」なんていう説明をするのも恥ずかしく思えのだ(笑)。一番の妙手でした(笑)>相手の方。
今日のフリー対局は遅刻した。教室に着くと既にみんな相手が決まっている様子。
ふ〜ん、と教室を見渡すと、なんと千寿会メンバーがいる。「むむ?」と思い見てみるとハッピー・マンデー教室の生徒と九子・七子の二面打ち。
後刻彼に聞いてみた。「あの〜、千寿会で一番弱い人ってどのくらいの棋力でしたっけ?」。彼はあっさり言い放った。「そんなん、心配せんでも前田さんが一番弱いですよ」。
ふ。わかってら、そんなこと(苦笑)。
で、まあ私は待つことしばし。遅刻してきてくれた女性がいたので、彼女と六子で対局。彼女もそろそろ棋歴1年くらいなのかなあ?
で、その彼女の打ち回し。強気と弱気がちょっと中途半端にミックスされてしまっていた。厳しくこちらの手を咎めるかと思うと、私が咎められた石をアガくとあっさりその咎めた石を諦める。つまりは自分の石の強いところで、どんどんモチコミを打ってしまう感じ。う〜ん、もったいない。咎めるなら咎めるで、もうちょっと首尾一貫した打ち方をすれば、よしその咎めが効果を発揮しなくても何かアジが残りそうなもんなんだけどな。
まあしかし。ウワテと打つときに「不安」を感じるのはいたしかたないところではあるけどね。前にも書いたけど、死ぬ権利は黒石にしかないようにも思ってしまいがち。
そうそう、あと大石を攻められたときに、「中で生きる」ことを目指しすぎるのも彼女の弱点かな。「生きるための手」というのは、本当に「最後の手段」であることを認識しておくべき。石なんて他のグループと連絡すれば生きちゃうんだから、まずは連絡して生きることを考えたいね。
で、その後。ひさ〜しぶりの対局となる男性と打った。「え〜と、五子ならあなたが勝つでしょう。三子から五子の間で好きな数置いてください」と私。彼は「じゃあ六子にします」と石を並べ始める。ふ。あのさ。順接の接続詞の使い方が間違ってるんですけど(笑)。
結局彼が並べかけた六個の石をハガして五子にて対局。いや、六子で惨敗するのが嫌なわけじゃなく、五子でちゃんと勝てる方がいいんじゃないのと思ったからさ。
で、この五子局。私の読み通り、やはりこの五子局は彼の勝ち碁だった。だったんだけど、彼もまた変な所で弱気を出して、結局二十目弱私の勝ち。
「あのですね。ここ、私の3つのグループのいずれもが弱かったこと、気付いてましたよね?」との問いに「ええ」と。でも自分の石の弱さが気になってしょうがなかったとのこと。
う〜ん、そうなんだよなあ。相手の石の弱さに寄りかかってついでに自分の石も生きるという発想ができるようになるにはちょっと時間がかかる。相手の石が弱くても、自分の石に穴があると攻めたりできないんじゃないかと思ってしまう。でもね〜、自分の弱石がひとつで、近くに相手の弱石が2つあれば、弱石1つの方が圧倒的に強い。そういうところでヒヨって生きに行ってはいけません。
彼は普段職場などで九子で打つことが多いとのこと。ふむ。彼と九子なら結構強い。身近にそんな人がいるのはいいですね。で、九子の碁にありがちな「石が辺や隅にいっぱいあるからとにかく囲いにいこう」という悪癖には染まっていない様子でした。もう私レベルとなら四子で十分な棋力。
でもまあ。実際に勝たないことには「あなたは私とは四子です」と言われても信じられないだろうから、今度打つ機会があれば六子か七子で打つことを約束した。そこできちんと私に勝ちきって「うん、俺もウワテに勝てるんだな」と知って貰うのは良いことだしね。
帰り道。件の千寿会子と話をしながら帰った。
「相手に石を置かせて打つ碁の場合、負けに不思議の負けはないんですよ。最初から負けて当然なんですから」。
ふむ。当たり前のことなんだけど、なんか心に響いた(^^)。ハッピー・マンデーの人たちとたくさん打って、いっぱい負けたいと思います(^^)。
あ、ミタニには負けるつもりないけどね。言わずもがなか(大笑)。
あけおめ〜っ、って、こんな略語が大嫌いだ(笑)。
ともかく。ハッピー・マンデー教室の新年が始まりました。なんかハッピー・マンデーは祝日が好きなんだよね。「ハッピーマンデー」で合ってるからかな…。でも祝日から通い始める人なんてのは少なくて(しかも三連休だし)、今日新たに教室に来てくれた方は5名。もちろん継続組の方はたくさんいらっしゃるんだけれども。来週あたりから人が増えてくるんじゃないのかな〜?
で、今日の講義は高梨先生。「キリ」から生じる石の取り方の話。
講義の中で「みなさんはこのくらいまで盤面が進めばだいたい勝ってるか負けているかわかりますか?」と。即ち「目算」せよということ。でもハッピー・マンデーのクラスで目算を求めるのはコクじゃないかな(苦笑)。まだ自分が悪いときの打ち方とかいう技法はマスターしてないと思うし。もちろん、目算するようになれば、そういう技法が身に付いてくるということもあるんだけれども。ちなみに私が目算するようになったのは、偉そうに(弱い)初段を名のり始めた頃。と、言いつつ、余裕がないときには目算せずに碁を打っています(笑)。
で、講義後の対局。私の相手は「ピンポン」出演時の ARATA に似たR君(中学生男子)。前に打ちかけたことはあるんだけどちゃんと打ったことはなかった。藤田というあだ名のF先生の指示で六子。
R君。実はおじいさんも碁打ちで、おじいさん、おばあさんと一緒に教室に通ってる。いいよね、そんなのって。おじいさんはかなり強い方。なんか私には遠慮する癖がついちゃって、今三子だか四子だかの手合になっちゃってるけれど、本当の実力で言えば別に互いで打ってもおかしくない。
で、R君との対局だけれども、白14-3、黒10-4、白17-6と両ガカッタところで、黒14-5。
う〜ん、こんな打ち方あるかな。ちょっと疑問。もともとこのR君は星へのカカリにボウシするのが趣味。模様碁風の打ち方と言えばそうなんだけれども…
結局右上は両ガカリの私の石を両方生かし、かつ中央の封鎖も半端。私は中央を荒らすアジを見てヨソに展開した。私的には両ガカリを両方大きく生きた時点で勝負アリ。
私が苦手だからというのもあるんだけど、ウワテ相手に中央志向で打つのはほとんど無理と言っても良いくらい難しい。ウワテのアラシにうまく応じる能力を持っているわけがないしね。
棋風というのはあってしかるべきだけれど、ウワテと打って碁にならない以上、もうちょっとバランスを見直すべきじゃないかな?>R君。
ウワテと碁にできない段階での中央志向というのは、石の連絡系もおろそかな感じになってしまうことが多いと思う。「雰囲気」で封鎖するんだけど、ハザマがあったり両ノゾキがあったりで、結局突き破られてしまう。中央に突き破られるだけじゃなく、辺や隅の死活にも弱いカタチになることが多い。「しっかり確保」する碁をちょっと打ってみても良いと思うなあ。中央で打つのはそれからのお楽しみでいいと思うよ。
で、このR君と打っている最中に、ミタニがやってきた。自分の碁を打ち終えたので打とうと。「じゃあそこに座れ」と座らせると、彼女の置き石は六子。ふ。未だ何子置いても私に勝ったことのないミタニ。まあ新年だし「ちょっと進歩しました」のフリで六子にするのは良いけどな。
え〜と、結局どうだったんだっけ?>結果。49対6? 昨年、せっかく詰めた私との差が全く実感できない大差になってしまった(笑)。
ま、私はしばらくミタニに負けるつもりはない(なるべく相手に勝たせてやろうと思いながら打つ相手もいるんだけどな(笑))。かつ、今日はちょっと睡眠不足で頭が痛く、細かい部分でネチネチと攻める陰険な碁(私の大得意技だ)になってた。ウワテに陰険にこられると、シタテの碁はたいていぼろぼろになる。なんか餌を蒔いて、その餌を食わせているうちに他の石を殺したり、え〜と、まあシタテと打つ碁じゃなかったかもしれないな(爆)。
対局終了後。「おじいさんと碁を打ちたいから始めました」という美人と、「あと1年半で初段になれますかね〜」なんて話。
実は彼女、結構筋が良さそうなんだよね。「どうしても免状が欲しいんです」と。
ふふ。初段の実力を身につけるのはそんな難しくないと思う>美人。ただ、「実力で獲得した免状!」ということになれば「棋力認定大会」ということになるのかな。この大会で初段の免状を取るのはちょっと厳しいかもしれない。
で、私は提案しておいた。
あのさ、令文先生がね。「僕に九子で勝ったら初段を認めます」と言っているから、「私の初段を認定してください!」と言いながら令文先生に打って貰えば良いんじゃないのかな、と。
幸い(?)この美人、英語が得意だそうで。令文先生は英語が大の苦手。危なそうなところ、あるいは怪しげな手を打つときにはベラベラと英語でぼやいてみるのは効果的かもしれない(笑)。
と、そんなわけで。今クールもよろしくお願いいたします>皆様。私は生意気にも千寿会にも入会しました。そこでは私がダントツのシタテ。きっと諸先輩方が「やさしく」ご指導くださるはず。そこで頂いた指導をフィードバックしていきたいと思っています。